副業からネットビジネスをはじめて2ヶ月目で大体サラリーマンの月給分ぐらい稼げて、その後、通常の会社員の給料に比べ3〜4倍ほどにふくれあがった副業報酬。
(途中で独立したので、一概に副業とは言えませんが。)
好きなことをして生きていければ、それだけで十分だとぼくは思っているので、今はそれほど収入自体気にしていませんが、順調に上がって来ています。
そんな今見返しても一番大変だった時期は「0から1」を作る一番最初でした。
これは色んな場所で、色んな方が言われていますが、0円の報酬から1万円の報酬を作るのが、大変でした。(次に10万から30万円だったかなと。)
どんなことでもそうですが、レベル別にステージが用意されています。
この0から月1万円を副業で稼ぐことの難しさに比べれば、はじめさえ稼げてしまえば後は全然楽だったように感じます。
また、現段階でとりあえず月1万円でも稼ぎたい。という要望も多いので、その経験から「0から月1万円」稼ぐ為の方法を1分で考えてみました。
まず一番最初に決めなければ行けない「単価」設定
そもそも月1万円稼ぐことにフォーカスしたときに、一番大切になってくることは「単価」です。
仮に1円のものを売らなければいけないのなら、月1万円稼ぐ為には1万個売らなければ行けません。
ネットの副業って数あれど、基本的に全て「売る」ことで成り立っています。
アフィリエイトなら、広告主の商品を売ることだし。
ドロップシッピングなら、実物を売ることだし。
youtubeなら、動画を売る(ユーザーに視聴する時間をもらう)ことです。
「【保存版】これを見れば全て分かる!ネットビジネスの全種類と稼ぎやすいネットビジネス相関図!」でも語っています。
これはネットの副業に限らず、どの経済活動でも同じで、サービスや形態によって見えづらくなっているだけで「物を売ること」で全ての経済活動が成り立っています。
1万円の物と1円の物を売るのは、同じ難易度
そう考えたときに、月1万円稼ぐ為に、1円のものを売るのと、1万円の価格のものを売るのと、どちらがカンタンか?
そう聞かれれば間違いなく1万円のものを売る方が、時間的にも労力的にもカンタンです。
1円のものを売る方が、売るのみを考えたらカンタン。
そんな意見もあると思いますが、実は1円のものを売ることと、1万円のものを売ること自体、実はそこまで大差はありません。
どちらもお客さんから、お金を支払うという「アクション」をしてもらった結果なので、実はハードル的に大差がないんですよね。
その証拠に、Amazonの格安商品をアフィリエイトとしてバナーに貼ったからって、バンバン売れて行くかって言えば、これまでアフィリエイトをしたことがある人なら「それはあり得ない」と言うと思います。
ネット副業というネットの世界では「向こう側にいる人にアクションしてもらうこと」というのは、1円だろうが、1万円だろうが、大差ないというのがぼくの経験則から言えることでした。
同じ労力と考えるのであれば、間違いなく単価が高い方が、月1万円稼ぐのにはカンタンです。
1円であれば、1万人に売らなければいけませんし、なおかつもっと大変なのは「1万人も集客しアクションさせる」ことが実は一番大変。
「初心者にアフィリエイトをおすすめ出来ない理由2選。」でも集客の大変さ、時間のコストなどを十二分に語っています。
しかし、単価が1万円であれば、1人にアクションしてもらえばそれで大丈夫ですし、極論「集客は1人」で十分になるということ。
どちらがカンタンかは明確だと思います。
つまり、副業で月1万円稼ぐ為には、まず「高単価」に売るものを設定することが第一条件だと思います。
いかに効率的に月1万円稼げるのか。
次に考えなくちゃ行けないのは、1万円のものを売るのに、どれくらい時間が掛かるのか。
仮に1日8時間毎日行動して、作業して、やっとこさ月に1個売れる状態では、果てしなく低い時給になってしまいます。
また、結果が出るのが半年後1年後といったように、時間が掛かりすぎるのも論外です。
それであれば、もはや副業とは言えず、ボランティア活動といった方が正しい定義の様な気すらしてくる。
「モッピー,げん玉等、ポイントサイトは本当に稼げるのか。試した結果は?」まさしくこの記事に書いた結果になりかねない。
だから、「どれぐらい時間をかけて、何をすれば効率的になるのか。」
ここを副業として考えなくては行けないと思うんです。
その為に必要になってくるのは、「構造化を分解する」ということで、より明覚に見える様になります。
副業の全構造「準備、実践、改善」
全ての副業を構造化すると、実は3つの行程しかないことに気付きます。
それは
- 準備
- 実践
- 改善
この3つです。
準備とは、アフィリエイトで言えば、ブログの立ち上げ、記事の作成、ASP登録など。
アフィリエイトをする為に必要なことを準備することが、1準備です。
参考記事:「ASPとは?ASPって何?意味や登録方法など徹底解説!」
実践とは、実際にマネタイズに繋がる部分です。ブログアフィリエイトなんかで言えば、記事の作成が「実践」に繋がると誤解している人がいますが、記事を作成しただけではアクセスがくるだけで、マネタイズには繋がりません。(アドセンスは単価が低いので、対象外ですし)
そうなると、実践ではなく、厳密にはアクセスを呼び込むという準備にあたります。
ここで言う実践にあたるパートは「クロージング記事」に当たり、実際にアフィリエイトリンクを貼ることこそが、実践です。
そしてクロージング率、アクセス率、クロージング記事への誘導率、こういったことを好転させる為に、改善を繰り返すのが最後のパートです。
今回は最もメジャーなネットビジネスであるアフィリエイトで例えましたが、これはどんなネットビジネスでも同じことが言えますし、さらに言えば、どんなビジネスでもこの3つのパートから成り立っています。
ボクが初心者ならアフィリエイトはやらない
副業で月1万円稼ぐときに、準備にひたすら時間が掛かるネットビジネスは、副業として効率的と言えるか。
そう考えると、準備にひたすら時間が掛かり、次の報酬が発生する為の実践パートになかなか移行出来ないネットビジネスは「月1万円稼ぐ副業に向いていない」ということが分かります。
先ほども言ったように、めちゃくちゃ作業をした結果、月に1万円しか稼げないの出れば、それは副業じゃなくボランティア活動?と思ってしまうぐらいの費用対効果ですから。
ここで月1万円稼ぐ為の手段としてアフィリエイトの選択肢をぼくなら消します。
アフィリエイトとは、先ほど言ったように記事を作成する「準備段階」に最も時間を費やします。
Googleに上位表示されるまで、準備活動をし続けなければならず、質の悪い記事であれば、一生涯上位に上がってくることはありません。
今から新規ドメインを取って、良質な記事を投稿したとしても、早くて6ヶ月以上の時間をかけて上位に表示されることになります。
これらの理由で「副業で始めるブログ運営の全て|稼げるの?仕組みは?簡単なの?」の記事にも書きましたが、95%以上が5000円も稼げないというデータが出ている訳です。
もちろんアフィリエイトも稼げるネットビジネスだと思いますが、長期的なビジョンを持って、末永く作り上げて行くなら、アフィリエイトでも良いかもしれません。
また、作り上げたサイトやアフィリエイトブログなどでは、継続的に収益をもたらしてくれるので、半年1年と作り上げる根気があるなら、アフィリエイトも選択肢のうちに入ってくるでしょう。
しかし、ここでは副業で月1万円稼ぐことを目標としているので、ぼくならアフィリエイトという選択肢は考えません。
「初心者にアフィリエイトをおすすめ出来ない理由2選。」でも語っていますね。
それよりも、準備をすぐに終えられ「実践パート」にすぐ行けるネットビジネスを選択した方が利口だと思うからです。
参考記事:「ネットビジネスで副業7選。初心者が一番稼ぎやすいのはこれだ!」
準備がほとんどなく、すぐさま実践(マネタイズ)に繋がるネット副業とは?
副業で月1万円稼ぐのなら何をするか。
ぼくなら「1万円の差益が出るものを1ヶ月あるすき間時間に見つけ、転売する」
これが結論です。
そして実際に、よくせどりや国内転売が一番稼ぎやすいといわれる理由もここにあります。
参考記事:「【結論】副業で一番即金性が高い副業ってコレなんだと結論が出た」
アフィリエイトを例にとって「準備期間」つまりお金に繋がるまでの期間が長いと説明しましたが、転売の場合準備はアカウント登録のみとなります。
ヤフオクならヤフオク会員。Amazonならマーケットプレイス会員。
参考記事:「【図解付き】2ステップで簡単!ヤフオクへの登録方法を分かりやすく解説。」
参考記事:「超初心者の為のアマゾンマーケットプレイスの登録方法とメリット、デメリットを徹底解説!」
これに登録してしまえば、後は出品するだけなので、すぐさま実践することが出来ます。
実践、つまりお金の報酬が発生するパートです。
国内転売、せどりの場合、準備段階の期間は早くて数時間。
大抵1日もあれば終わってしまうでしょう。
一方でアフィリエイトの場合は、初心者の方がこのスタート地点に立つまでに、ドメイン取得やワードプレス設置などで、大体3〜5日かかってしまう方も多い。
またアクセスを呼び込むための記事作成や、seo効果が出てくるまでの期間を考えると、やっぱり6ヶ月ほどかかる。
それに比べて、アカウント作成から即座にスタートラインに立て、アクセスも集中している場所で売れる転売では、やっぱり稼ぎやすさの速度が違うんだと思います。
1ヶ月で2個売れれば1万円稼げる
また、高単価で1万円の差額を取れる商品を見つけてしまえば、たった1品の売買で1万円稼ぐことが可能です。2個なら5000円でも良い訳ですが。
ヤフオクやアマゾンでは、数千万人のユーザーがいて、その中で「今すぐに買いたい」という層が集まっているので、1万円以上で売れるものを見つけるのは、アフィリエイトの6ヶ月という期間と比べれば、そこまで大変なことではありません。
もちろん「仕入れ」という面では、スキルや知識が最低限必要にはなりますが、それを記載している教材なんかもあるので、それで勉強すれば良い話です。
つまり他のビジネスに比べ、準備から実践まで圧倒的に早く、覚えることも少ないから、ネットビジネスの中で一番稼ぎやすいのは、せどり、転売といわれるんですね。
ぼくもこの転売からネット副業をはじめましたが、これに間違いはないと思います。
参考記事:「転売で稼ぐ方法の全てを今ココに。」
実際に1万円稼いだ
「1個売るだけで1万円以上の利益」
そんな風に言われても、あまり実感が湧かない事と思います。
まあ、ボク自身は転売で稼いだ事があったので、イメージする事が出来ましたが、これから転売とかを始める方にとって、あまりイメージの湧かない事だと思います。
そこで面白い記事を紹介しておきます。
「PS4をゲオに買ったのになぜだか手元には11000円増えてた件。」
こちらの記事で紹介しましたが、ボクはps4が欲しくなったので、とある日ゲオに買いに行きました。
これは転売とかせどり目的ではなく、普通にps4が欲しくて買いに行ったのですが、この普通に行なった買い物で、11000円ほど、稼ぐ事が出来ていました。
このps4は17971円税込みでゲオで買えたのですが、実はアマゾンでの最安値はコンディションが中古の「32999円でした」
アマゾンで出品すると手数料がかかるのですが、それを計算しても、32999円-17971円-3821円なので、このPS4一個で11858円の利益が出た結果となりました。
ボクは転売目的で買ったのではないので、売る事はありませんが、ゲーム機1個転売するだけで、1万円の利益が出てしまった。
ということが言えると思います。
この事からも、「副業で月1万円稼ぐ方法を1分で考えてみた」ということで考えたプロセスが間違ってなかったことが証明出来たんだと思います。
副業で月1万円稼ぐ為には、高単価であり、すぐに報酬が発生するモデルを選ぶ。
この2つが大切なことだと思いますね。
終わりに
「0から月1万円」稼ぐ為の方法を1分で考える、という命題でこの記事を書きましたが、記事を書くってことに関しては30分かかってしまいました。
でも考察した「0から月1万円」稼ぐ為の方法の内容自体は30秒ぐらいで考えたものなので、大目に見て頂ければと。
今振り返っても、0から1万円稼ぐフェーズが一番難しく、この1万円という最初の壁を乗り越えてしまえば、実態を持ったリアルとして「今やっていること」を感じられるので、その後はわりかしスムーズに稼ぐことが出来ました。
そう考えると、単なる1万円という存在だけに過ぎず、5万、10万円になる種を秘めているんだと思います。
「せどりから始めメルマガアフィリエイトに移行する流れが最強!」でも来ましたが、実際に、ボクはせどりから初めて、せどりで培ったノウハウをメルマガやブログなどで伝えるアフィリエイトをして、第2、第3の収入の柱を作って来ました。
おそらく、この「ネットビジネスの始める順番」が正しかったから、スムーズに収入を伸ばして行けたんだと思います。
それもこれも全ては0から1万円から始まりまました。
冒頭に伝えた通り、0から1を作り出すのが一番大変。
でもその先は、ネットの良さである「レバレッジ」が聞いてくるので、ドンドン楽になって行きます。
その為に、初心者の方はまず「0から1」をどれだけ早くクリアする事が出来るか。
ここにスポットを当てて取り組んで行くと、スムーズにレベルアップして行けるんじゃないかなと思います。
ぜひこれからネット副業をはじめる初心者の方のタメになればと思います。
それでは。