私の人生はなんて幸せだったんだろう。この本を読んで思った

 

ボクが書いた書籍のなかで「僕の辞書から就職が消えた日」という書籍があります。

おかげさまで、600件以上の感想を頂き、感動のコメントを数多くもらいました。

 

ボクはその全てに目を通して、全て読ませてもらっているのですが、Sさんという方から「この本を読んだ時、なんて自分は恵まれている幸せな環境にいるんだろう」という感想を頂きました。

 

ボクのブラック企業での劣悪な人間関係。

睡眠時間を極限まで削り酷使する身体。

そうして働く上で、荒んでいった目。

 

そんな日々から、抜け出したくって、もがいた結果、ボクに会社で雇われる意味が全く無くなった。

そんなストーリーでした。

 

ボクは何も特別ではないし、エラソぶるつもりも全くなくって、日本の片隅に「少しでももがいている人がいる」

そんなことを伝えたかったから、この書籍を書いたのでした。

 

でもこの本が、Sさんのように「私の人生が幸せな状況ということを気づかされた」

という風に見直してもらっただけで、書いた意味があったんだと思えました。

 

凄い嬉しいメッセージだったので、Sさんからもらったコメントの全文を紹介したいと思います。

 

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■「僕の辞書から就職が消えた日」を見た感想

 

まず最初に感じたのは、「自分はなんて恵まれた環境にいるのだろうか」ということでした。

私は別段お金持ちだとか身分が高いだとか、そういったことはありませんが、両親兄弟共に仲がよく、やりたいことは何でもやらせてもらい、過去も現在も決して不自由のない生活をしてきました。

そして「幸せを見失っていました。」

 

おかしいですよね。お金にも仕事にも人間関係にも不自由していないのに、よく「幸せとは何だろう」と考えていました。そして、この本を読んで気づきました。

「すでに自分は幸せなんだ」

 

心地よい生活空間が日常であり、刺激のない生活をしていたからなのか、逆に生きる目的を見失っていました。

そして今考えるとなんと贅沢な悩みなのかと、自分に苛立ちすら覚えます。

 

この本を読み一番感じたことは、人生における苦難を知っている人と私では、人生の厚さが全然違うということです。

私なんかよりも数100倍、人生についてよく知っているだろうと思います。様々な困難を乗り越えてきたからこその今であり、温室育ちの私とは比べ物にならないのは当然といえば当然でしょう。

 

薄っぺらい人生の中で幸せについて考えていれば、薄っぺらい答えしか返ってくるはずがない。

自分にとっての幸せを知るためには、もっと濃厚な人生を送らないといけない。

そう考えるようになりました。

 

しかし、もし自分がちゃんこまさんと同じような境遇だったとしたら、きっと耐えることができなかったでしょう。

途中で人生をリタイアしたかもしれません。

本当に感服しました。

 

私は私なりに、もっと様々なことに挑戦していく中で、どんどん人生に厚みを作っていきたいと思います。

貴重な体験談をありがとうございました。

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嬉しいメッセージありがとうございます。

 

「ある日、突然家族が崩壊した」

こちらの記事に、ボクが2ヶ月目で会社を辞めれた秘密。そして書籍のダウンロードに関して書いているので、興味があれば覗いてみてください。