何でも気軽に検索出来るインターネット。
情報収集するにはこの上ないサービスですが、最近ネットで情報収集することに、限界を感じはじめました。
ネットで情報収集をする上で大切な事。
そして、正しい情報をきちんとキャッチする方法がわかったのでシェアしたいと思います。
情報収集のレベルが上がれば孤独になって行く
当然ですが、レベルが上がって行くと、孤独感が増します。
少年サッカーをしている子供であれば、地域のコーチに教われば、分からない事はすぐに教えてくれるでしょう。
中学生になったとしても、クラブチームのコーチや、トッププレイヤーの動画を見るなりして、それなりに研究出来るでしょう。
しかし、レベルが上がって行き、トッププロになったその時、誰かに教えを請う事が出来なくなり、その先は自分自身で全て考える必要が出て来ます。
レベルが上がれば上がるほど、どんどん孤独になって行き、誰にも教えてもらう事が出来なくなってしまう事を意味します。
例えばせどりなんかでも、Amazonマーケットプレイスの開設方法や、モノレートの見方など、初歩的な物であれば、検索すればいとも簡単に情報収集する事が出来ます。
しかし、レベルが上がって行き、更なる向上を目指して行く時に、検索して出てくる事は徐々に少なくなって行く訳です。
現に今、「教わる事が出来ない」という現状に直面して来ました。
まがいなりに、紆余曲折有りながらも、2年以上、このネットでのビジネスに取り組んできました。
その過程で、日々研究して、安定して稼げる様になって来た僕ですが、2年も立って行くと、ネット上に書かれている情報のそのほとんどは「既に知っている」情報でしか無くなっていました。
現状維持は退化。
これは肝に銘じているので、今でも、情報収集の為に、数万円する教材などを買ってみてみたりしますが、数万円の値段にも関わらず、既に知っている情報である事がほとんどです。
2年に渡る経験から、知っている事、出来る事が増え、金銭的、時間的に独立して行く反面、求めるレベルが高くなり、求めている情報の、ほとんどを探す事が出来ない状態です。
テキストサイズを大きくする方法なんかは、<font>タグで囲めば良い。
そんな初歩的な情報収集は、すぐさま見つけ出せる訳です。
ワードプレスでグローバルメニューを付けたいときは、メニューを作成し、テーマ編集でcssをちょこんと付け加えればそれで完了です。
そんな事を情報収集するには、ネットで調べれば1分とかからず、見つけ出せますが、今僕が求めている情報と言うのは、
- CTAのクリック率向上
- ドメイン直下にLPを設置する(テーマをブログ毎に切り替えつつ)
- MULTIPLE THEMESの細かい設定方法
などなど。。
これらはオウンドメディアを運営する上で大切な物ですが、ここまでコアな内容だと、調べて出てくる情報がほとんどなく、ネットで検索してもGoogleの検索結果も1000件を下回る検索結果である事も多々あります。
そうなると、自分自身で実践検証するしか無くなり、リサーチだけでかなりの時間を消費します。
(ここまで詳しい人がほとんど居らず、知らない情報のため、ネットに記事を上げる事も出来ないので)
通常であれば、5分あれば出来る事も、コアな部分を細部までこだわる為、情報収集を1時間リサーチしていたなんて事はザラ。
このレベルまでの情報をキャッチしようとすると、ネットには情報が全くなく、ある意味孤独になってしまう。
インターネットといえど、先にいるのは人間。人に教わるのが一番真実味がある。
だからこそ、最近強く思うのが、「教われる人がいる事のありがたみ」を凄く感じます。
冒頭に告げた通り、レベルが上がって行くと、孤独になって行きます。
これは肉体的に孤独になると言う事じゃ無く、知識レベル、情報レベルが上がって行くので、上のレベルの情報を仕入れづらくなる事を意味します。
全ての情報がGoogleに集まっているといっても、ネットは人間が作業して作り上げたもの。
限界があります。
情報をリサーチ出来ないのであれば、自分で検証するしかない。
検証したり、試したりする事は、果てしなく時間のかかる行為。
一方で、誰か先人の人に、聞く事が出来れば、一瞬で答えが帰って来ます。
答えてくれる人が居るって、「すげぇ羨ましいなぁ」と感じます。
MULTIPLE THEMESは海外のプラグインで、日本で使っている人がほとんど居ない。
つまり、ネットでも使い方を解説しているページは無く、日本で導入している人も1%も居ない。
CTAのクリック率向上も、サイトのテーマやジャンルがあるので、ネットでの参考記事はあるが、テーマ別には自分でテストしてみないと始まらない。
ドメイン直下にLPを設置する事も、固定ページでのテンプレートを変更設定は死ぬほどネット検索でグーグルで出て来ますが、独自のテーマを使いながら、指定の固定ページのみに、適用しつつドメイン直下に設定したいので、設定方法のほとんどネットには記述がない。
僕が知りたい情報は、聞いてもほとんど知っている人が居ない為、
(少なくてもネット上には転がっていない)
聞ける人が居ない訳です。
これは結構悲しい出来事です。
渋々、自分で試しています。
ネットでの情報収集することへの結論
ドメイン直下はなんとかクリアしました。
CTAは自分で日々検証して測定しています。
MULTIPLE THEMESも和訳して使い方を覚えました。
(すげぇ時間が掛かりましたが、ここまで凝る人はほぼ居ないので、良いインプットになりましたね。)
地道に英語のプラグインや英語からの情報をネットで収集して感じたのは、やっぱり人に聞くことが一番の真実味を持つということ。
インターネットといえど、向こう側にいてサイトやブログを作っているのは、人間です。
ネットといえば、誰とも接すること無く答えを聞くことができるので、悩みが深いテーマだったり、友人にも言えないこと(ハゲとか、デブとか、ニキビとかね)を聞けたりします。
それがインターネットの良いところ。
じゃあ、病気をしたときに、処方箋をくれるのはどこですか。
そう考えたときに、インターネットは受け身の存在なので、「大体こんな病気なのかな?」と推測することしか出来ない。
最終的に病院に通い、先生に病気を見てもらうことでしか、原因は判明しないことになります。
これがインターネットの世界でも全く同じだと。
ネットでの情報収集での限界値を見たときに、感じた結論です。
インターネットっていう便利な仮想空間を存分に利用するには全く問題ない。
けれど最終的には「人間に行き着く」そう感じましたね。
これまでの流れとして、「人間→機械」と進化して来た。
人間が楽を出来るように、移動手段としてクルマを開発した。
より早く移動出来るように、新幹線、飛行機といった機械が出来た。
また、ヒトが洗濯しなくて済むように、洗濯機が生まれた。
簡単にヒトが掃除出来るように、掃除機が生まれた。
今まではヒト→機械といったように、ヒトの変わりに機械を求めたわけです。
じゃあ、機械→?
となったときにやはり、回り回って機械→ヒトに戻るんだなと。
インターネットや機械といったの存在は、人間が作り出したもの。
やはり人間に直帰する。
ネットでの情報収集も全く同じでした。
教えてくれたり、聞ける人が居るのであれば、絶対に教えを請った方が良いですね。
圧倒的に早い時間で問題はクリアになります。
突き詰めたレベルに行くとほとんど情報がありませんから。
終わりに
以前はGoogleやYahoo!なんかのネットで、調べても出てこないことは無いと思っていました。
浅はかは情報であれば、収集するのには困らないし、ネットで検索したらほとんど出てくる。
だけど、インターネットも人間が作り上げた世界。
人間が不完全であることを考えれば、インターネットも不完全である。
だからこそ、ネットで出来る情報収集には限度があります。
ネットでの情報を全てが嘘ってわけでもないし、役に立つ情報も転がっていますが、極論「ヒトに聞くことに勝る情報収集は無いな」と感じましたね。