流されやすい性格を改善したい人に一度読んでほしい記事。

今回はタイトルにある通り。

「流されやすい性格」に関して面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

まず先に結論から行ってしまうと、そもそもの話、おおよそ30%の人が流されやすい性格であることが分かっています。

なので、あなただけではなく、人間は「流されやすい人が一定の割合いる」ということを念頭に置いておいてもらいながら、。「流されやすい」という性格が嫌ならば、合わせてその改善方法も解説していこうと思います。

心理学者ソロモンアッシュ教授の同調実験

まずは冒頭に伝えた「約30%の人は流されやすい性格の持ち主」ということですが、これは心理学者のソロモンアッシュ教授が行った「同調実験」が有名で、この研究がもとになっています。

この同町実験というのは、1グループ5人ほどで行われた研究ですが、1人だけ本当の被験者として参加してもらい、後の4人ほどは「仕組まれた人」でした。

簡単に言えば「どっきり」で、1人の被験者以外は口裏を合わせられている人たちだということですね。

この1グループの人たちに、それぞれ長さの違うヒモを見せて、「どれが一番長いヒモですか?」ということを質問していきました。

ちなみに言うと、このソロモン教授の行った同調実験において用いられたヒモは、だれが見てもパッとわかるほど分かりやすい長さの違いがありました。

ただ先ほども伝えた通りで、5人のうち4人が口裏を合わせられた人たちなので、一番短いヒモを指さし「これが一番短い」と4人が全員答えました。

これによって「少数派」となった1人の被験者が「どういった回答をするのか?」ということを調べていったのが、この同調実験だ、ということですね。

そして結果は冒頭でも伝えた通りで、見て瞬時に判断できるはずのヒモの長さなのにもかかわらず、およそ30%の人が周りに流され、一番短いヒモを「一番長い」と回答したのでした。

要するに、周りの人皆が言っているのだから、そっちのほうが正しいと判断し、およそ3割の人が周りに流されやすい傾向にあった、ということがこの同調実験によって判明した、ということなんですね。

なぜ周りに流されてしまうのか

では一体なぜ、明らかに長さが違うヒモを自らで判断できずに、流されて間違った回答をしてしまったのか。

これは様々な理由が考えられ、どれも正しい答えとなることが想像できますが、ひとつ面白い研究を紹介しておくと。

海鳥を保護する目的で行われた募金に関する研究で。

海鳥のために募金を募る際、3つのグループに分けてその募金額を調べていきました。

  • 2000匹
  • 20000匹
  • 200000匹

海鳥が助かる数をそれぞれ10倍した値を提示し、「あなたが募金してくれると、2千or2万or20万の鳥が助かる」という風に示し、募金を募っていきました。

当然ながら普通に考えると「20万の鳥が助かった方がいい」と考え、20万羽助かる募金に一番集まることが想像できますが、結果は全く違いました。

  • 2000匹=80ドル
  • 20000匹=78ドル
  • 200000匹=88ドル

このように募金額にほとんど変わりはなく、助かる鳥の数と募金額とに相関関係は見られませんでした。

要するにこの研究からわかることというのは、「人は中身で判断はせず、印象によって物事を決めている」ということなんですね。

話を戻してソロモンアッシュ教授の「同調実験」を振り返ると。

人は中身で判断せず、印象によって物事を決めているため、「周りの人が皆行っている」という印象によって「ヒモの長さ」を自分で見極めることなく判断してしまいました。

その結果およそ3割が周りに流される結果となり、明らかに自分で判断すれば間違えることがなかった質問にも間違えて回答してしまう、という結論に至ったことが考えられるわけです。

つまり周りに流されやすい正確な人というのは、「印象によって物事を判断する人」に多い傾向にあり、中身や論理的な数値、データでは判断していない可能性が高い、ということなんですね。

流されない性格になるためには

少し手厳しいことを言いましたが、「印象によって物事を判断する人」に多い傾向にあり、中身や論理的な数値、データでは判断していない可能性が高い、ということは裏を返すと改善方法がみてきました。

結論から言うと、印象やインパクトなどで判断はせずに、数値やデータ、論理的な根拠などから判断することによって、流されやすい性格というのは改善することが出来る、ということが見えてくるわけです。

数値やデータで考えるというのは、上記の同調実験において当てはめてみると、「それぞれのひもを横並びにしてみる」ことで図ることが出来そうですし、1つ1つのヒモの長さを実際に測定すれば一目瞭然です。

(実際の研究では改善がメインではなく、同町効果を測定するために行われたものなので、あくまで例の話ですが)

そうすれば、周りの全員が何を言おうが、「自分の意見が正しい」と自信を持つことが出来、流される心配がなくなります。

また論理的に考えるということというのは、言い分が前と後とで正しいかどうかをチェックすると論理的に矛盾がないかが、判定できます。

裏を返すと、人は論理や理屈では動かないため、印象やインパクトを与えて説明すると行動してくれるということなので、セールスなんかでは真逆の方法をとった方がよさそうですね。

そして僕的に流されやすい性格を改善するうえでオススメなのは、「統計」を学ぶことが一番お勧めですね。

それこそ数学なんかはよく「論理的思考力」を学ぶための学問っていわれますし、数値やデータなどは確率統計の知識があれば、良し悪しが判断つきます。

僕ら人間が迷うのは、世の中が「白か黒か」という50%の世界じゃなく、グレーや青など、多種の選択の中で多様な可能性があるから。

ただ事前に「Aという道を進むと70%成功する可能性があって、30%失敗する可能性がある。」という風に数値化できていれば、白か黒かで判断できなくても怖くはなくなる。

そのうえで「もし仮に30%の可能性である失敗をしてしまったときの対処はどうするか」を決めておけばリスクヘッジにもつながる。

確率統計を学んでおけば、数値やデータ、あるいは論理的思考力といった流されないためのスキルを学ぶことにもつながるので、優柔不断な性格も改善することにつながります。

特におすすめなの本として伝えておくと「統計学こそ最強の学問である」という本はかなりおすすめで、数学を知らない人や理系出身者じゃない人でも読みやすい内容、かつ理解できる面白い本なので、かなりおすすめですね。

まとめ

ちょっと長くなってしまったので、最後にまとめておくと。

流されやすい性格を改善するための方法は「数字やデータなどから論理的に物事を考え、判断すること」

そもそも約3割の人は流されやすい性格であり、同調実験にある通り「周りの意見に流されてしまう」という同調効果が確認されている。

その理由は多々あるのが、一つに「内容や中身で判断せず、外見や外見、印象やインパクトなどで判断してしまう」ということが原因として考えられる。

そのため、なるべく外見や印象などで判断せずに、数字やデータから論理的に考え判断することによって、流されやすい性格を改善するための方法につながる。

オススメの改善方法としては「確率統計」を学ぶことで、論理的思考力を養うこと。

まとめるとこんな感じですね。

ぜひ参考にどうぞ。