新しいことを始めるのにベストな時間帯ってあるの?科学の答えがコチラ。

今回はタイトルにある通り。

「新しいことを始めるのに最適な時間帯」ということに関して面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

まず先に結論から伝えておくと、新しいことにチャレンジする際に最適な時間帯というのは存在しています。

この「最適な時間帯が存在する」というのは、新しく始める=習慣として定着するということを意味しているのであれば、存在していて、この習慣化ということに関しては「朝起きてすぐ」に始めることによって、習慣として定着しやすいということが分かっています。

なので、新しく始める習い事や資格勉強、またはチャレンジしたいことなどは、なるべく「朝」に持ってくるといい、というのが科学の答えになります。

新しいことを始めるのに最適なのは朝

ではなぜ「新しく始めることの最適な時間帯は朝だ」と言えるのか。

その根拠から解説していくと。

これはとなるのは、2017年にニースソフィアアンティポリス大学が行った研究がもとになっていて。

この論文では、被験者である学生を48人に集め、「ストレッチを習慣化させる」ということを共通の目的としてある実験が行われました。

  1. 朝に15分のストレッチをする
  2. 夜に15分のストレッチをする

両者ともに「ストレッチを習慣化させる」という目的は変わらないのですが、ニースソフィアアンティポリス大学では2つのグループに分けて、習慣化する「速度の違い」を観察していきました。

違いは明確で「朝にするか、夜にするか」で、これらを被験者に継続的に実行させて、「どれぐらいで習慣化するのか」というのを測定していったんですね。

その結果わかったのは、「朝に15分のストレッチをしたグループ」のほうが、夜にストレッチをしたグループに比べ、習慣として定着した日数が短く、およそ1.5倍ほどの違いが生まれることが分かりました。

具体的には「朝にストレッチをしたグループ」というのは、平均して「105日」習慣として定着するのに時間がかかった一方で、「夜にストレッチをしたグループ」というのは、平均して「154日」ほどかかったことが分かっています。

つまり、「何か新しいことを始めて定着させ、習得する」ということを考えた時に、「夜」にチャレンジするよりも、「朝にチャレンジ」したほうが、効率的かつ習慣として定着しやすい、ということが言えるわけですね。

なぜ夜よりも朝の時間帯の方が定着しやすいのか

ではなぜ夜よりも朝の方が、習慣として定着しやすく、身に付きやすいのか。

これは「コルチゾール」が関係しているとされています。

一応コルチゾールという名前を知らない人のために説明をしておくと。

コルチゾールというのはストレスホルモンの一種だとされていて、交感神経を刺激する作用があるとされています。

交感神経の逆は副交感神経で、リラックス状態にあるときに副交感神経が優位だと表現されたりします。

つまり交感神経を刺激するということは、「興奮状態」にあるということであるため、一般的にコルチゾールは忌み嫌われていたりします。

そんな効果のあるコルチゾールですが、当然意味があるから分泌されている成分であり、実際に生きていくために必要だから分泌されているわけです。

具体的には「寝起き」にコルチゾールの量は多量に分泌されていることが分かっていて、まさにそれこそが今回の「夜よりも朝にチャレンジした方が良い」ということにつながってくるので解説していくと。

寝ているときというのは当然副交感神経が優位でリラックス状態です。

そこから目を覚まし体を起こすために、コルチゾールを分泌させます。

これによって目を覚まし、徐々に昔でいう戦闘モード、今でいう仕事モードにシフトしていきます。

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上記のドイツでも研究を紹介した記事でも詳しく「睡眠」に関して解説していますが、僕らは古来から「危険と遭遇したときにコルチゾールを分泌させ、ストレスを感じさせることで状況に最適化してきた」という歴史を持っています。

この人体にプログラミングされた構造があるからこそ、危険を回避したり、狩りをしたりできたわけですね。

その上で先ほども伝えた通り、コルチゾールが分泌した際は「状況に最適化する」という特性を兼ね備えているため、集中力が高まり、身に付きやすい状態になります。

そのため、夜に新しいことを始めるよりも、朝に新しいことを始めたほうが、身に付きやすい、ということが言えるわけですね。

さらにスキル習得を加速させる方法

そして最後に「朝に新しいことをチャレンジするといい」と合わせて知っておいた方が良いことを解説して終わろうと思いますが。

まず1つ目に「習慣として定着する日数」に関して。

上記の研究では「朝か夜か」以外には特別なテクニックは使っていないため、「105日」という日数がかかっていましたが、習慣として定着させる日数を早める方法として「頻度を上げる」というものがあります。

具体的には「週4日以上」行うと、習慣として定着しやすくなる、ということが分かっているので、チャレンジする際は「週4日以上、朝やる」ということを合わせて覚えておくと便利かと思います。

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また上記のロンドン大学の研究も面白くって。

「およそ習慣として定着するには平均して60日前後かかる」という風な研究報告をしています。

つまり習慣として「どれぐらい頑張ればいいのか?」というと、「週に4日以上を2か月ほど行う」ことで、かなりの割合で習慣として一生モノのスキルを身に着けることが出来る、ということが言えるわけです。

これは知っておいて損はないので、覚えておきましょう。

また「めんどくさい」と感じてしまうポイントに関しては、「イフゼンルール」というテクニックがかなり強力だということが分かっています。

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イフゼンルールに関しては上記記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にどうぞ。

まとめ

少し長くなったので、最後にまとめておくと。

新しいことを始めるのにベストな時間帯は「朝」

朝に始める場合と、夜に始める場合とを比較した結果、1.5倍ほど開きがあり、約49日も朝に新しいことを始めた人たちのほうが早く習慣として定着した。

その理由はコルチゾールが影響していると考えられていて、コルチゾールが多量に分泌される朝にチャレンジをすることにより、状況に最適化し順応するように体が適応する。

そのため、夜にやるよりも朝にチャレンジしたほうが、習慣として定着したと考えられる。

まとめるとこんな感じですね。

ぜひ参考にどうぞ。

 

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ブラック企業の会社員として、12時間以上働きながら始めた副業が、開始2ヶ月で23万円稼ぎだしサラリーマンの給料を超える。さらに4ヶ月目には月収30万円、その後も月収63万円と減ることはなく、サラリーマン時の約4倍の収入を得る。

これまでの経緯やノウハウを電子書籍化した結果、大手電子書籍掲載サイトにて、新着ランキングトップ10位入りの常連と化し、最高位2位を受賞。更に2017年4月にはAmazonに電子書籍を出版し、アマゾンランキング1位を2部門で受賞。見事2冠を達成し大きな反響を得る。

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