今日はタイトルにある通り。
疲れにくくストレスにも強くなるための良い習慣を身につける方法が見つかったよって話を知ったのでそれをシェア。
その方法っていうのが、大きな枠組みで言えば「瞑想」
これは最後に応用方法も伝えておきますが、大切なのは「小さなことから決めたことをこなしていく」っていうのが大切で、その1つの習慣こそが「瞑想」ってだけの話です。
だから、瞑想って選択肢だけじゃなく「朝運動する」でも良いし、「寝る前に本を読む」ってことでも有効。
根拠
まずそもそも。
疲れにくい体ってどんなことを言うのか。
ここの定義をはっきりさせておくと、「疲れ」って言うのは脳が信号を発して「自分は疲れている」って言うのを体感する順序だと仮説を立てたのが、アメリカはテキサスにあるA&M大学で。
ニワトリが先か、たまごが先かじゃないけれど。
体が疲れているから疲労度を感じるのではなく、脳が疲れていると信号を出すから、体が疲れていると察知するのではないか。
そう仮説を立てて、ある研究をしました。
その研究っていうのが、約5500人ほどの被験者にある調査を行います。
その調査っていうのが、いろいろな質問をしていくことで、疲れにくさと脳の前頭葉部分に位置する「セルフコントロール能力」との関係を調査するというもの。
セルフコントロール能力っていうのは、いわゆる「自制心」を意味していて。
この自制心がある人と疲れとの相関性を確かめたわけですが、結果としては「自制心が強い人ほど、疲れづらい傾向にある」ということがこの研究から明らかになります。
だから、疲れづらい体にするためには、自制心を鍛える方が効果的だという風に言えるわけです。
理由
なぜ、自制心が強い人ほど疲れづらい傾向にあるのか。
これは別の実験なんかで明らかになっていて。
アスリートを対象にした実験なんかでは、肉体的疲労よりも精神的疲労が先に訪れるということがわかっているそうで。
つまりは、冒頭で伝えた通り、体が疲れ限界なのではなく、脳が「限界だと感じる」ため、本来はまだ肉体的に頑張れたとしても、「なんかだるい」「もうやめよう」という風に勘違いし、疲れを発症させているということ。
だから、肉体的疲労よりも、疲れを感じるのは「精神的な部分」に由来しているのが大きいと言えるわけです。
そのため、A&M大学の研究からもある通り、自制心を高め、セルフコントール能力を高めることによって、精神的な疲労を取り払ってあげた方が、より疲れない体を作ることができるということ。
また、A&M大学の研究では、自制心が強いと、空腹やストレスにも強く、誘惑に負けづらいという特徴も見られているそうで。
精神的に余裕があるため、よりアクティブに物事に取り組んでいけることがわかっています。
応用方法
疲れない体は、肉体的な疲労感よりも、精神的な疲労感の方が大きな割合を占める。
だからこそ、自制心を養いセルフコントロール力を高めることで、精神的な疲労感を感じづらくし、疲れない体にしていくことが大切。
そう伝えたわけですが、どうすれば自制心が鍛えられるのか。
ここが次なるポイントとしてあるわけですが、それが冒頭に伝えた「瞑想」です。
要するに、「決めたことやる」ということが、この応用方法にあたり、瞑想も「気が散って辞めたくなることを抑え、集中する」ということを含むため効果的であることから、「小さい決め事をこなす」ことでも同様のことが期待できるかと思います。
それこそ「朝軽く運動をする」ということを習慣化しても良いと思いますし。
夜中の10時から30分だけは読書するという習慣でも良いと思います。
大切なのは、小さくても良いので「決めたことを守る」という習慣を作ること。
こうすることによって、誘惑を感じたり欲求に目移りした際も、「自制する」ことによってセルフコントロール力を高められるため、疲れづらい体を作っていくことができるわけです。
効果
僕はその中で「瞑想」を選択し習慣化しました。
結構いろんな書籍や情報、また論文なんかを見てみると、瞑想の効果はすごく高くて。
これはやらないと損だなと思ったので、瞑想を取り入れ始めました。
現在取り入れ始めて1ヶ月ぐらいしか経っていませんが、1日15分毎日行なっています。
これは瞑想のおかげかはわかりませんが、体感としてはかなり疲れづらくなったと感じてますね。
(もちろんこれだけじゃなく、朝の運動なんかも取り入れているため、瞑想だけの効果とは言い難いですが。)
僕は個人的に「自制心を鍛える」ために瞑想をしているわけであって、その効果だけを確かめるために行っているわけじゃないので、論文なんかで見られる数字化するテストを受けたわけではありません。
そのため、「確実かどうか」を客観的数字で表すことはできませんし、強制的にオススメするわけではないですが、結構僕的には効果があるなと感じてます。
というのも、瞑想自体「息を吸う」という至極当たり前のことに全神経を集中させます。
すると外のクルマの音だったり、昨日の友人との会話だったり。
いろいろなことが頭を駆け巡ってきて、「集中できない状態」になってしまう。
それを自分で制御して、より「呼吸に集中」するようにする。
これはまさしく「セルフコントロール力」を高める行為であり、自制心を鍛えるプロセスなんじゃないかなと感じてます。
実際にやってみると、呼吸に集中するということがいかに難しいかわかりますし、「別のこと」を考え出してしまった時に、「呼吸に集中し直す」ということがどれだけトレーニングになっているかはやってみればわかります。
その結果からか、自制心が鍛えられ、以前より疲れない体になったというのなら、全然信じられない話ではありません。
まあ、僕の場合、何度も言うように運動や筋トレなんかもしているので、瞑想だけで自制心を鍛えているわけじゃありませんが、やっていて楽しいのとそのプロセスが「同じ」と言うだけでも効果を期待していいんじゃないかなと思います。
ただ先ほども伝えた通り。
瞑想だけが方法ではなく。
「決めたことを守る」と言うことだけでも自制心を養っていくことができますし、それを習慣化させていくことが重要なので、自分がやりやすいことを決めて、それを続けていくのが良いと思いますね。