30歳までの人は、頭を使う仕事を午後に入れた方がいい説。

今回はタイトルにある通り。

「19〜30歳」前後の若い人は、頭を使う仕事を午後に入れた方が、脳機能の働きが高いので効率的に仕事ができるよーっていう研究を知ったので、それをシェアしておこうと思います。

タイトルで結論を言ってしまったわけですが、反対に60〜82歳の年配の人は全くの逆で。

午前の方が、脳機能の活動が高いので、頭を使う仕事やタスクは午前に入れた方がいいっていう、そんな研究です。

根拠

まずこの根拠となるのが、2014年にトロント大学が研究した論文が元になっていて。

(※参考文献

この論文では、被験者を32人集め、そのうちの半分が19歳から30歳までの人たちで、そのうちの半分が60歳から82歳までの高齢者の方たちを集めました。

そのあと32人の被験者を、「若年層」と「年配層」に分けて、午前と午後の2回に分けて、脳機能を図るテスト行ってもらい、MRIにおいて脳の状態を観察していきました。

具体的な脳機能を図るテスト内容としては、短時間で多くの物事を覚えてもらう記憶力テストや、集中力がどれくらい続くのかといったもの、あとは反射神経に関するテストなど、様々なテストをおこいました。

その結果わかったことは、19歳から30歳までのいわゆる若年層は、午前よりも午後の方が脳機能が発達していて、テスト結果が良かったのに対して。

年配層である60歳から82歳の方達は、午後よりも午前の方がスコアが高かったことが判明しました。

ちなみに注意コントロール能力に関して、午後の年配層は若年層に比べ5,4%だったのに対して、午前は41,4%と約8倍ほどの差があったので、年配の方は「午前」に頭を使うタスクや仕事をやった方がいいということが判明したことになります。

つまり、若年層(19〜30歳)前後の人は、午後に頭を使う仕事を行い、逆年配層(60〜82歳)前後は、午前に頭を使う仕事をやった方が、脳機能がより活動しているため、作業効率がいいってことが、この研究より明らかになったということなんですね。

応用方法

んで。

ここからが一番重要なわけですが、この論文をどうやって「日常生活に応用していくのか」を解説していくと。

おそらく「スケジュール管理」だったり、「タスク管理」に応用が可能な分野かと思います。

ですから、自分の年齢に応じて「午後に仕事を入れるのか、午前に入れるのか」を取り入れていくのがシンプルな方法。

僕の場合で言えば、トロント大学の被験者と比べると、どちらかといえば「若年層」に近い年齢なので、当然「午後に頭を使う仕事」を入れると、効率が上がることが期待できる。

【予定の立て方】タスクは早めに終わらせるvs遅めに終わらせるに結論が出た話。

さらには、この記事でも伝えている通り、めんどくさい仕事だったりは、早めに終わらせた方が、ストレスフルに生きられることも判明しています。

なので、午前というのはなるべく「単純作業で頭を使わない、マストな仕事」を入れるのがいいんだと感じますね。

(後回しにしてしまう性格なので、なかなか達成できないという方は、この記事を参考にしてみてください。「後回しにしてしまう性格の心理と今すぐタスクを終わらせるための克服法!」)

そして、一番脳が機能している午後。

この午後に、クリエイティビティが求められることを入れていくのがベストなのかと。

習慣化をデザインし直してみた!1日の仕事スケジュールモデル公開とそのコツとは。

ここら辺の記事でも、今一度習慣を見直してみましたが、やっぱりこのモデルで問題ないかなと実感してます。

んで。

きちんと「邪魔」が入った時にもスケジュールが達成できるように偶然性プランニングも取り入れているので、ある程度融通が効く感じにはなっています。

偶然性プランニングについて:「邪魔が入っても目標達成できる!ロンドン式1日のスケジュールの科学的な立て方!

そんな感じで、午前に業務的な内容を終わらせて、午後に頭を使うクリエイティビティな仕事を入れることによって、一番いいパフォーマンスが発揮できるんじゃないかなと思ってデザインしている途中。

さらにプラスアルファで、午後からの活力ややる気を高めるためにと、記憶力を上げるためにも「記憶力を約2倍も高める昼寝のススメ。」この記事に書いた通り、昼寝も入れてデザインしています。

ってなように、いろいろな視点から「午前と午後」のスケジュールやタスク管理をしていくと、一番いいパフォーマンスが発揮できるんじゃないかなと思いますので、とりあえず「午後に頭を使う仕事」と覚えておくと、シンプルに応用が可能なんじゃないかなと思いますね。

まだ具体的なスケジュール管理やタスク管理ができていないという人は「売上げ130億ドル企業の超優秀なCEOの驚きの時間の使い方がやべぇ。

この記事なんかは参考になると思いますので是非。

まとめ

最後にまとめておくと。

若年層は午後に頭を使う仕事を入れた方が、脳機能がより活発になっているのでいい。

年配層は午前に頭を使う仕事を入れた方が、脳機能がより活発になっているのでいい。

これらを自分の近い年齢に応じて、「スケジュール管理」をして応用していく。

まとめるとこんな感じですね。

ぜひ参考にどうぞ。

最後まで読んでくれたあなたに。

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ブラック企業の会社員として、12時間以上働きながら始めた副業が、開始2ヶ月で23万円稼ぎだしサラリーマンの給料を超える。さらに4ヶ月目には月収30万円、その後も月収63万円と減ることはなく、サラリーマン時の約4倍の収入を得る。

これまでの経緯やノウハウを電子書籍化した結果、大手電子書籍掲載サイトにて、新着ランキングトップ10位入りの常連と化し、最高位2位を受賞。更に2017年4月にはAmazonに電子書籍を出版し、アマゾンランキング1位を2部門で受賞。見事2冠を達成し大きな反響を得る。

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