覚えた英単語を忘れないようにする勉強方法を知ったよって話。

今回はタイトルにもある通り。

覚えた英単語を忘れないようにして、ずっと記憶して置く勉強方法を知ったのでそれをシェアしておこうと思います。

その方法っていうのが「運動しながら勉強する」という方法。

これはアクティブラーニングを呼ばれる勉強の1種で、勉強したことを覚えて置く際に最も効果的とされている勉強方法の1つです。

根拠

アクティブラーニングにおいての記憶の定着率なんかは、いろんなところで論文が出ていて。

かなり多くのところで科学的に正しいとされています。

その中でも1つの例を出して置くと、女性を対処にした実験で。

その被験者に対してエアロバイクを漕いでもらいながら、単語を聞いてもらうという実験を行いました。

要するに、なにもない状態での記憶力と、運動しながらの状態での記憶とでは「どっちが記憶に定着するの?忘れないようにインプットできるの?」ってことを調べた研究です。

その結果わかったのは、エアロバイクを漕ぎながら単語を学習したグループの方が、のちに行ったテストの正答率が高かったことがわかりました。

つまり、運動しながら学習した方が、より脳が活性化された状態で記憶するため、定着率も高いっていうことがこの実験からわかったということです。

一方で、エアロバイクでの運動をやめた後学習しても効果がないことがわかったり、ハードなトレーニングをしている最中ではあまり学習の効果が見られなかったということも同時にわかっています。

ですから、英語の単語を勉強するときや本を読むときは必ず体を動かしながら勉強した方が、効率的に勉強できるということが言えるわけです。

応用方法

僕はこの事実を知ってから、座っているだけの勉強法はなるべくやめて、体を軽めに動かしながら勉強する方法にシフトするようにしました。

それこそ上記で挙げた実験の状態にように、自転車を漕ぎながら、勉強したり、部屋の中をウロウロしながら本を読むようにしたり。

座って勉強するのではなく、手、足、口といった体の一部分どこかしらを動かすようにして勉強するようにしています。

実際に僕は英語のシュチュエーションスピーキングをしてくれる音声を聞きながら、自転車を漕いで勉強するようになってから、結構記憶への定着率は高くなった気がします。

またこのアクティブラーニングの1つである「体を動かしながら勉強する」という方法は、英語を覚えるときだけに使えるものじゃなく。

「記憶しておきたいこと」

すべてに応用が利きます。

英語だけに限らず、Kindle書籍なんかは「Kindle本をオーディオブック化する方法!iphoneの画面オフでもOK!」この記事に書いた方法を使い、音声読み上げをして運動しながら聞くようにしています。

こうすることで、英単語という「音声読み上げ」が割と充実していること以外にも、動きながらの学習を応用することができるので、結構便利で活用しています。

効果

んで。

肝心な勉強法の効果なんですが、僕の個人的な見解ではやっぱり物覚えはよくなると思います。

その1つの根拠としては、動きながらの学習したインプットの方がテストの正答率は高いことが挙げられて。

というのも、英単語の勉強にも応用が効く「想起」のテクニックを理由するため、こまめにテストを用意しています。

(メモ帳なんかで代用して問題を作るなど)

そのテストを答えるときに、座りながら学習した問題と、動きながら学習した内容とでは、出てくる解答スピードが結構違って。

動きながら学習した方は「すらっと」回答が出てくるのに対して、動かずインプットした内容は結構出てこないことも多くあります。

そう考えると、体を動かして自転車を漕ぎながら、勉強した内容の方が記憶への定着も高く忘れづらくなるのは言えるのかなという感じで。

僕個人としてはかなり利用している勉強法です。

後。

忘れてしまった時に思い出すテクニックとしてカテゴリークラスターリコールというテクニックがあるわけですが(今度詳しく伝えようと思います)、このカテゴリークラスターリコールというテクニックにも運動していた方が応用が効くように思いますね。

このCCRというテクニックを簡単に説明して置くと「状況やシーンをヒントに思い出すテクニック」のことをいうわけですが、部屋の中にこもり、勉強していると「状況やシーン」に代わり映えがないため、なかなか思い出すことができない。

一方で自転車を漕ぎながらとか、散歩をしながら勉強すると、CCRを使う際に「この問題は確かあの公園の前を走りながら聞いた内容だったな」だとか。

「あの河原を自転車で漕いでる時に、聞いた内容だったぞ」だとか。

シーンによって思い出せるヒントを、外部刺激によって得られるため、CCRに応用することもできる印象が強いですね。

実際にこのCCRというテクニックを知ったのも、自転車を漕ぎながら勉強していた内容だったので、瞬時に出てきますし忘れづらくもなっています。

そして同時に「川沿を走っていた時」というようにシーンとセットにして覚えられています。

この2つの意味でも結構「動きながら勉強する」というのは効果が高いものだと感じますし、思い出しやすさも向上するかと思いますので、英単語ならびに「学習したことをなるべく忘れたくない」という方はぜひ活用してみてください。