満員電車で乗客が敵意むき出しな理由が科学的に判明したっぽい。

これは結構面白いっすね。

っていうのも、「俺のこと嫌いかも」だとか、「なんだこいつ!?」って敵意がある表情ってあるじゃないですか。

または「こいつ俺のことにムカついてるな」とか。

あのケンケンとした満員電車。

これに対して、「睡眠不足だと人の表情を正しく認識できない」って研究が出たんですね。

要するに、満員電車のサラリーマンって基本寝不足じゃないですか。

だから、皆が皆催眠状態にかかっている状態のように、「こいつらはみんな敵だ」って思い込んで、あんな殺伐した状況が満員電車の中にはびこっている可能性があるわけですね。

もちろんストレスだとか、そう行った影響もありますが、睡眠不足から「相手の表情を読み取れない」って面白い論文を知ったのでそれをシェアしておこうと思います。

根拠

この根拠は、カリフォルに大学の研究が元になっていて。

カリフォルに大学では16人の男女に対して、「友好的な表情」と「敵意むき出しの表情」の写真を見せていくという実験を行いました。

なんだろう。

多分、パソコンの色彩なんかであるあの感じに近いのかな。

カーソルを緑から青に徐々に持っていくみたいな。

そんな感じで、友好的な表情を見せていきながら、徐々に敵意むき出しの表情の写真に変えていくっていうやり方をしていて。

きちんと相手の表情を確認できるか?って実験を行ったんですね。

んで。

この表情の読み取りを行うにあたって、事前に2つのグループに分けていて。

1つのグループは、ぐっすりと睡眠をとったグループ。

2つ目のグループは、24時間ぶっ通しで徹夜してもらったグループ。

この2つのグループに分けて、表情を読み取ってもらう実験を行ったわけですが、ぐっすりと睡眠をとったグループは、写真の表情から「どんな感情を抱いているのか」を読み取ることができたのに対し。

24時間ぶっ通してのグループは、ほぼ全てで「間違った表情の読み取り」をしてしまい、友好的な表情をしている写真に対しても「こいつは敵意を持っている」と間違えてしまったんですね。

つまり、睡眠不足になってしまうと、相手の表情をきちんと読み取ることができず、敵意がないのに「敵意がある」と勘違いしてしまい、険悪な人間関係を作り上げてしまうということが、この実験によってわかったことでした。

理由

さらにこのカリフォルニア大学では、MRIなどの脳内をスキャンして、脳の状態も調べています。

その結果わかったのは、寝不足で24時間徹夜した人たちの脳は、「島皮質と前帯状皮質」という部分の働きが鈍くなっていることが、脳をスキャンして行った結果わかりました。

この島皮質と前帯状皮質は、人間の感情を読む能力を司っているのではないかとされている部位で、この2つの部位があるからこそ、人の細かな表情から相手の感情を読み取ることができるとされている部位なわけです。

この2つの部位が、寝不足によって働きが鈍くなった結果、「友好的な表情」でさえも、自分に敵意があると勘違いを引き起こしてしまい、「敵意をむき出してくるならこちらも」というように、険悪なムードになってしまうことが考えられると。

効果

つまりこれがどういうシーンによって引き起こるかって考えてみると。

満員電車なんかがその典型ですよね。

僕も一昔前までは、満員電車に乗って毎日通勤していたのでわかりますが、皆が敵意むき出しで朝から険悪なムードがずっと漂ってる。

新しく乗ってくる人に対しては「これ以上乗れねぇよ」って思う反面、すでに乗っている人に対しても「もっと奥詰めろよ」なんて思うし。

しまいには目的地へ降りる人に対しても、「ぎゅうぎゅう詰めなんだから早く降りろよ」なんて思ってしまう。

今思い返すと狂っていたと思います。

ただ振り返ると、この「嫌悪感」というのは、周りが与えているものではなく、自分自身が「寝不足」だったために、中には居た「友好的な人」でさえも、イライラの対象になってしまい、「敵意がある人」とみなしてしまったんじゃないかなと振り返ると思います。

そして、その寝不足である人がぎゅうぎゅうに集まったのが、満員電車。

ですから、皆が皆に敵意をむき出しな状態なわけですから、それは殺伐として雰囲気にならざるを得ません。

んで。

人間関係ってよく「鏡」と言われます。

自分が笑顔なら、相手にもそれが伝わるし、伝染して笑顔になる。

営業職出身なら、当たり前に言われることですね。

それの真逆が、満員電車には起こっていて。

「あいつが押してきたから、俺も押し返す。それが当たり前。」

そんな風に、嫌な雰囲気というか、嫌悪的な雰囲気が伝染していく。

自分に対して相手が嫌そうな顔をすれば、こっちだって嫌な顔になります。

そして満員電車に乗っている人、皆が嫌な顔をしているのなら、自分だって嫌な顔になる。

だって皆寝不足なんだから。

これがあの殺伐とした満員電車という文化を作り上げた1つの要素なんじゃないかなと思いましたね。

もちろんストレスだとか、物理的な狭さだとか。

色々な要素があるかとは思いますが、間違いなく「寝不足」による影響も多くあるでしょう。

明日からきちんと寝て、満員電車に乗り通勤すれば、「満員電車の中でもハッピーな人」に出会えるかもしれません。

というか、そういう人を見極められるかもしれません。

絶対その人は昨日からいた人ですからね。

最後まで読んでくれたあなたに。

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ブラック企業の会社員として、12時間以上働きながら始めた副業が、開始2ヶ月で23万円稼ぎだしサラリーマンの給料を超える。さらに4ヶ月目には月収30万円、その後も月収63万円と減ることはなく、サラリーマン時の約4倍の収入を得る。

これまでの経緯やノウハウを電子書籍化した結果、大手電子書籍掲載サイトにて、新着ランキングトップ10位入りの常連と化し、最高位2位を受賞。更に2017年4月にはAmazonに電子書籍を出版し、アマゾンランキング1位を2部門で受賞。見事2冠を達成し大きな反響を得る。

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