悩みは他人事のように考えろ!2倍も問題解決力が上がるイフ思考とは。

今回はタイトルにある通り。

「悩みに対する問題解決法」に関して、面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

まず結論から伝えると。

金銭の問題や友人などの人間関係、また隣人とのトラブルや恋人とのいざこざなど。

いかなる悩みを抱えたとしても、他人事のようにとらえる「イフ思考」という考え方をすることによって、問題解決をしやすくなる割合が2倍にも高まることが分かっています。

なので、「お金のことで悩んでいる」や「人間関係でもつれている」といった悩みを抱えている際は、イフ思考を取り入れて考えてみると、悩みが解決されるかもしれません。

2倍もいい解決策を出した悩みの解決法=イフ思考

まずはそのイフ思考における根拠から解説していくと。

これはウォータール―大学が行った研究がもとになっていて。

大学生を被験者として集めたこの研究では2つのグループに分かれてもらいます。

その2つのグループには事前に「今抱えている悩みを思い出してください」として、身の回りで起こっているトラブルを想像してもらいました。

学生たちが思い浮かべた悩みというのは、種類が豊富で。

  • 金銭トラブル
  • 友人との関係
  • 隣人とのいざこざ
  • 学業におけるテストへの不安

などなど、多様にもわたっていました。

こうしたトラブルや不安などの悩みを思い浮かべてもらった後、片っ方のグループには「自分ごとのように悩みやトラブルに関する解決法」を考えてもらいました。

ただもう一方には、同様の悩みを「友人があなたに相談してきたらどう回答しますか?」というように、質問の形式を変えて問いただしました。

要するに

  1. 悩みを自分事のようにして考えたグループ
  2. 悩みを他人事のようにして考えたグループ

このいづれかに分けて、問題解決に対するアイデアや考えの違いを検証していったのが、このウォータール大学の研究だった、ということですね。

そして2つのグループの被験者が出した答えを、第3者に見てもらい採点してもらったわけですが、その結果わかったのは、「2,悩みを他人事のようにして考えたグループ」のほうが、2倍も得点が高いことが判明しました。

要するに、自分が抱えた悩みやトラブルだったとしても、それを「他人のことのように考えた」グループのほうが、良い解決法を出しやすい、ということが判明したんですね。

そしてこの「他人事のように考える」という思考法こそが「イフ思考」というものになります。

なぜイフ思考のほうが問題解決に優れているのか

ではなぜ、上記のウォータール大学の研究にある通り「自分事より他人事」で悩みを考えたほうが、いいアイデアが出やすかったのか。

多くの人が想像がつくかと思いますが、やはり「自分事」のように物事を考えてしまうと、どうしても「主観的」に物事を考えてしまいます。

そしてこの主観的であることの一番の問題点は「バイアス」にかかってしまいがちだということ。

よくあるDVなんかはその典型例ですね。

友人から「DV癖のある彼氏だ」という相談を受ければ、「絶対に別れたほうがいい」とアドバイスをする。

でも当の本人は好きが故に、なかなか別れることが出来ない。

この違いが生まれるのも「好きだから離れたくない=主観的」という立場と、「別れても痛みはない=客観的」という立場の違いから来ます。

ただ、どうしたって判断として正しいのは「客観的に判断した別れる」という選択。

つまり何が言いたいのかというと、判断において比較的正しい選択ができるのは「客観的視点」を持てたケースが多い、ということ。

冷静になって考えると迷わないが、冷静になって考えられないから迷う。

これが主観的と客観的の大きな違いです。

そして先ほど挙げた「他人事のように考える」という行為は、バイアスがかかりやすい主観的な視点を、イフ思考で考えることにより「客観的」に物事を判断することが出来るようになったため、得点が高かったわけです。

つまり、イフ思考を行うことによって、主観的から客観的に物事がみられるようになったため、悩みやトラブルに対して冷静かつ正しい判断を行えた、ということが言えるわけですね。

イフ思考をするためには

では最後に。

どうやったらイフ思考をすることが出来るのか。

これはウォータール大学の研究にもある通りで、「悩みを友人から相談されたらどう返答するか?」

こう考えるだけでも、十分に応用可能です。

例えば、先ほどの例で「DVの彼氏」が悩みだった場合。

「親友のゆきちゃんの彼氏がDVをする人で、ゆきちゃんから相談された私はなんて答える?」

そうやって自分に問いかけるだけでも、十分イフ思考につながり、客観的に悩みを考えることが出来ます。

また、「借金」に対する悩みだった場合でも同様で。

「親友のゆうたが借金に悩んでいると、僕に相談してきたら、僕はなんてアドバイスをする?」

そう考えるのもイフ思考。

要するに、自分事の悩みであっても「他人事」のように考えることが重要になってくるわけですね。

またこれは「友人からの相談」である必要はなくって、「理想の上司」や「歴史の偉人」に置き換えても十分効果はあるとされています。

例えば、今ものすごいチャレンジをしていて不安だった時。

「坂本龍馬だったら、どう考えるだろうか」

そうやって施行するのも、れっきとしたイフ思考。

怒りっぽくって、イライラが頂点に達したのであれば、「ガンジーならどう考えるだろうか?」と思考するのも、イフ思考。

友人の代わりに考えるだけがイフ思考ではなく、「歴史の偉人」として考えてみるのもいいし、理想の上司や母親の立場で物事を考えていくのも、立派なイフ思考です。

この使い分けは悩みの種類なんかによっても変わってくるので、使い分けていってみてください。

まとめ

最後にまとめておくと。

悩みは自分事のように考えるより、「他人事」のように考えたほうが、良い解決策やアイデアが2倍も浮かぶ。

それはバイアスのかかりやすい主観的な視点から、冷静に判断できる客観的視点を持つことが出来るため。

この「客観的視点を持つ考え」をイフ思考をすることによって持つことができるので、悩みや不安、トラブルは他人事のように考えたほうがいい。

そしてこのイフ思考は「他人事=友人」であってもよければ、「他人事=偉人、先輩、上司」など様々な立場の人で置き換えても効果があり、応用が可能。

まとめるとこんな感じですね。

ぜひ参考にどうぞ。