Q.学生時代はアルバイトor学業どちらをすべきか。A.アルバイトした方が将来のためになる。

今回はタイトルにあるとおり。

「アルバイト」に関して、面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

まずよくある議論で「学生時代はアルバイトをすべきかどうか?」ってな議論がよくあると思います。

学校によっては「アルバイト禁止」という学校もあるし、「学生の本文は勉強であって、アルバイトをしてはいけない」という風に言われることもあります。

これに関して、まず結論を言ってしまえば「アルバイトした方が将来のためになります」。

つまり、若い時から進んでアルバイトをした方が、将来につながるということが、科学的に言われています。

学生時代にアルバイトをするとメンタルが強くなる

まずは根拠から。

これはハーバード大学が行った研究が元になっていて。

この論文では、456人の男性を対象にして研究が行われ、14〜47歳の年齢の人を対象に調査が行われました。

この研究では、14〜47歳の人たちを33年間追跡調査していき、その人の「半生」を観察していきます。

観察していく中で、学生の人たちは当然社会に出ていくわけですし。

社会人となり、仕事をしていく人は、当然階級が上がっていくこともあります。

大まかには、

  1. 地位
  2. 家庭環境
  3. メンタルヘルス

この3つなどを経過観察していき、これらと相関関係にある物事を調べていきました。

被験者のサンプル数も、結構多いですし。

なんといっても「33年間の追跡調査」って考えると、ヤバイ年数です。

なので、この点から言っても信憑性が高く、信頼性のおける論文であることは間違いない。

話を戻して。

この33年間追跡してわかったことの1つとして、若い時にアルバイト経験がある人ほど「メンタルヘルス」が高い傾向にあることが判明しました。

つまりメンタルヘルスとアルバイトとには、相関性があり、若い時からバイトに勤しむことによってメンタルを鍛え上げることができる、ということ。

それは詰まるところ、将来の地位や階級にも影響していきますし。

年収や収入にもつながってくるところ。

だから、若い時や学生時代というのは「アルバイト」に勤しむ方が、科学的には正しいということが言えるわけですね。

なぜアルバイトをするとメンタルが強くなるのか

ではなぜ。

若い時にアルバイトをしていた人の方が、メンタルが強くあれるのか。

これに関しては、「複雑な人間関係」によって育まれるコミュニケーション能力が影響しているとされています。

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この記事の中で紹介しているミネソタ大学の論文でもありますが、子供には「家事」などをさせることによって、コミュニケーション能力が育まれるため、

  1. 成人後のキャリア
  2. 学歴
  3. 人間関係

この3つに影響してくる。という風に論文では言われており、そのミネソタ大学の論文を紹介しました。

あとは。

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この記事の中でも紹介していますが、実は知育玩具や早期教育と言った特殊な教育方法を実践するより。

「早めに保育園などに通わせて、人間関係を育ませた方がIQにもつながる」という論文などが出ていることを紹介しています。

IQなどは生まれつきに決まる割合が多く。

親などが教育して育まれるものではないと。

それ以外に親ができることと言えば、「人間関係を構築する環境」を用意することであり。

この人間関係こそが、IQにもつながってくることが示唆されています。

  1. キャリア
  2. 学歴
  3. IQ

こういった事柄にも人間関係は大きく影響してくるということ。

それはコミュニケーション能力が、社会に出た時に求められる大きな要因であるためです。

これは今回紹介したハーバード大学の論文でも同じであり。

アルバイトをすることによって、複雑な人間関係を学びえることによって、「メンタル」にも影響するため、「メンタルヘルスが強い」ということに結びついたことが考えられるわけです。

効率の良いアルバイトの探し方

となると大切になってくるのが、「どう応用していくのか?」ということですが。

シンプルにこの論文をそのまま応用することも当然考えられます。

学生の頃に、アルバイトに明け暮れる。というのも1つの選択肢でしょう。

またウォーレンバフェットなんかは、小さい頃から新聞配達をしたり、コーラを配達したりと、幼少期から商売をしていたことも紹介されています。

ですから、学生のみならず、「小さい頃から働く」ということをしておくと、将来のメンタルに好影響を与えられることが考えられます。

あとは「どんなアルバイトをするか?」ということを考えてみると。

アルバイトをすることによって、複雑な人間関係を学べるため、コミュニケーション能力につながるため、メンタルにも好影響を与える、ということでした。

なので、工場で働く、というよりも、「飲食店」で働く方が、上司+お客さんという、より複雑な人間関係を学べるので、メンタル強化にはいい影響がありそう。

こう考えてみると「より対人関係が多いアルバイト」と考えてみると、得られるものが多いことが想像できますね。

よく言われることですが、「若い時の仕事は、給料がいくらかではなく、そこで得られるものは何かで、決めなさい」

そんな風に言われますが、正しくですね。

まとめ

最後にまとめておくと。

「アルバイト」をすることで、メンタルが強くなる。

それはハーバード大学456人を対象に33年間追跡調査を行ったことにより、メンタルとアルバイトとの相関性が見られたため、判明した。

アルバイトをすることにより、メンタルが強くなる理由は、「複雑なコミュニケーション能力」を若い時から育むことで、メンタルに影響するため、好影響をもたらす。

そのほかにも、人間関係を学ぶこととは

  1. キャリア
  2. 学歴
  3. IQ

こういった部分にも影響をもたらすので、幼少期を含め、なるべく若い年代の間は「複雑な人間関係を学べる環境」に身を置くのが、将来のためになる。

だから、アルバイトを決める際にも、コミュニケーションがなるべく必要とされる職場を選ぶとよりいい。

まとめるとこんな感じですね。

ぜひ参考にどうぞ。