ジム通いを習慣化する5つのおすすめテクニック集とは。

今回はタイトルにある通り。

ジム通いは元より、運動に関して面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

僕は何度もこのブログにおいて「運動すること」の重要性を伝えていますので、「今さら」っていう感じがしないこともないですが。

やっぱりという感じで運動する人の方が頭がいい、ということが研究によってまた1つ証明されていますので、それを紹介しておこうと思います。

結論から言えば、ジムに通っている人の方が頭がいいことが判明しています。

ジムに通っている学生の方が頭がいいという研究内容

まずは根拠から。

これはミシガン大学が2018年に行った研究が元になっていて。

この論文では、4843人の大学生を対象に、ある調査を行っていきました。

その調査というのが、「定期的にジム通いをしているかどうか」でグループ分けをしていき、

  1. 定期的にジムに通っている
  2. ジムに通っていない

この2つにグループを分けて、過去のGPAというスコアを調べていきました。

GPAというのは、日本で言うところの「センター試験」。

つまりはセンター試験のスコアが「ジムに行っている」「ジムに行っていない」という人の違いでは、どう変わってくるのか?

ということを調べたのが、今回の研究だということ。

そこでわかったのは、「ジムに通っている」とした人の方が通っていない人たちに比べ、GPAのスコアが0.13pも高いことが判明しました。

大学院進級レベルの効果

0.13pってどれぐらいの変化?

ってことですが、これに関しては大学生から「大学院への進学」であったり、「1個上の学年への進級」というぐらい大きな差だそうで。

そこに学業の取り組みや勉強の時間というのは加味されておらず。

「運動による違い」が0.13pという数字による違いなので、かなり大きい差と言えるでしょう。

しかも研究はミシガン大学ということで、アメリカの大学です。

アメリカの大学とは、単位を取るのも難しく進級するのに一苦労という話をよく聞きますし。

大学院に入れるのはごくわずか、ということも聞くので、それができるぐらいの差というのは想像に難しくないと思います。

またこの研究では単位取得に関しても調べていて。

ジムに通っていないとしたグループは、必要な単位を取得できた割合は60%だったのに対して。

定期的にジムに通っているとしたグループは、必要な単位を取得できた割合は75%だったこともわかっています。

運動するだけでこれですから、その効果っていうのはやっぱり侮れないですね。

なぜジムに通っている学生の方がスコアが高いのか

ではなぜ。

定期的にジムに通っている大学生の方が、GPAのスコアがよかった=勉強もできていたのか。

これに関して研究者は、2つの理由を挙げています。

それが「運動による脳機能の向上」と「誠実性」

この2つです。

まず最初の「運動による脳機能の向上」ですが、下記記事で書いている通り。

朝に20分だけ運動すると得られる効果がエゲツない件について。
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運動することによって

  • BDNF
  • ドーパミン
  • ノルアドレナリン
  • セロトニン

こういった脳内ホルモンが出ることがわかっています。

おおよそ聞いたことがある言葉だと思いますが、特にBDNFなんかは脳由来神経栄養因子と呼ばれ、脳の栄養素となる物質が分泌されます。

これらの成分が運動をすることによって分泌されるため、頭がよくなりGPAのスコアも高くなったことが考えられる訳です。

次の「誠実性」に関してですが、これは鶏が先か卵が先かという話ではないですが。

ジムに通うこととは、習慣化し、真面目にコツコツと物事を育むことにつながります。

誠実性があったからジムに通えたのか。

それともジムに通うことによって誠実性が育まれたのか。

どちらが先かは明確ではないですが、こういった誠実性によってGPAのスコアが高かったことが考えられています。

つまり「運動による脳機能の向上」と「誠実性」

この2つの理由によって、頭がよくなったということが考えられる訳です。

5つの応用テクニック集

そして最後に。

応用方法について解説しておくと。

やっぱり研究にある通り「ジムに通う」というポイントを抑えていくのがベストかと思います。

ジムに通うことによって、周囲の環境を作り出すことができるので、「運動する」ということが習慣化しやすいから。

となると問題になるのは「ジムに行けば問題なくできるけど、いく前に億劫になる」というケース。

イフゼンルール

そんな方の場合は、イフゼンルールがおすすめ。

新しいことを習慣化するのに超絶オススメの簡単テクニック!
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この記事でも書いていますが、イフゼンルールは習慣化を作るのにかなり強力なテクニックです。

イフゼンルールとは「〇〇なら〇〇をする」というルールを仕組み化する方法のことですが、たとえば。

「プロテインを飲んだらジムに向かう」であったり。

(運動前にプロテインを飲むとより効果的という意見もあったりするため、なおよし)

「仕事帰りにジムに行く」ということでもいい。

要するにジムに行く前に、ジムに行くためのルーティンワークを作り上げる、ということで。

それをすることによって「ジムに行く前の億劫な状態」を回避することにつながります。

これが1つ目の応用方法。

記録する

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あとはこの記事でも書いていますが「記録する」というテクニックも習慣化するのにおすすめのテクニックです。

具体的には、カレンダーにジムに通った際、「丸をつける」という風に記録するのでもいいですし。

定期的に体重を記録して行ってもいい。

このようにして、記録することが習慣化のテクニックにつながることがわかっています。

パートナーを見つける

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またこの記事でもある通り。

「パートナーを作る」というのも有効な手段ですね。

ですから、「友人同士で通う」という協力関係を作るのもおすすめですね。

そうすることによって、誘惑に打ち勝ちやすくなることがわかっているので、ジムに通いたい友人を誘うのも1つの手。

また物理的に「ジムに通えない」という人もいると思います。

軽い運動にする

そういう人におすすめなのは、下記記事で書いている「散歩」

ぶっちゃけ朝活でやることってこれだけで十分だよね。
まあいろんなブログやサイトなんかで、「朝活のオススメ」みたいなので、色々紹介していますが、今回はタイトルにもある通り、朝活ってこれだで十分だよねってものが見つかってるのでそれをシェアしておこうと思います。それが運動。もうこれは鉄板で効果的だ...

これはもかなりおすすめです。

ミシガン大学の研究では、基本的に「ジムに通っているか否か」の調査だったため、運動の強度や密度に関しては特に調査していません。

ということは、ジムに通うということよりも、重要なのは「運動の習慣化が根付いているかどうか」がポイントになってくる。

とするなら、別にジムに無理やり通う必要はなく。

散歩やランニングといった、どこでもできる運動でも全く問題ありません。

時間飢饉のチェック

そして「時間的な制約」が多いのであれば、おすすめは「朝」やること。

その上で「強度の少ない運動」として有効なのが、散歩だったりするので、朝起きてから散歩をするのがいいかと思いますね。

ただ本当に時間が足りていないのかは、過去記事で書いた「時間飢饉」という概念に該当しているケースがあるので、一度チェックしてみるといいと思います。

僕も朝に散歩をする、という運動を取り入れてから、1日のスタートがやっぱり全然違います。

そこからもう朝起きたらとりあえず散歩をする、というのが日課になっていますが、もう毎日やっているほどその効果はやばい。

僕の友人たちには全員にお勧めするほど「散歩」は元より「朝活」はやばいですね。

ぜひ、まずは一度からでいいのでやってみて欲しいなと思いますね。

実際にやってみた結果

んで。

僕自身、上記の心理テクニックを活用して、運動を習慣化させられるかどうかっていうのを実践してみました。

その上で、心理テクニックの効果はどうだったのか、など実体験を伝えていこうと思います。

ベース

まずそもそものベースにあったのは、僕自身ジム通いは以前から習慣としてありました。

なので、運動の習慣はある程度あったんですよね。

ただ、それ以上に「自宅でトレーニングする」ということを習慣化しようとしていたんですが、個人的にこっちの方が難しい。

「ジムに行く」というのは、ジムに行けさえすれば周りでやっている人がいるので、自然とモチベーションにつながる。

よく聞く話ですが、ジム通いって「ジムに行くまで」が一番しんどい感じがします。

ただその一方で自宅でのトレーニングってやろうと思っても、周りがやっているわけじゃないので、かなりモチベーションを上げるのが難しかったと思います。

ただ、そんな中でも平日週5日間、毎日トレーニングを続けるという習慣が、今は根付いているので、かなり運動の習慣化には成功しているんじゃないかなと思います。

イフゼンルール

そのうえで、まず大きく役に立ったのは、上記でも伝えましたが「イフゼンルール」

心理学の中では、習慣化にとって最も効果の高いとされる心理学がイフゼンルールですが、これはやってみてかなり効果の高い方法だなって感じています。

やっていること自体、シンプルで簡単なものなんですが、何度も何度も繰り返していくと、本当に「やらなくちゃ」という感じになってくる。

この前あったのは、僕はトレーニングをしてからシャワーを浴びる、というのがルーティン化しています。

ただ、少し寝坊してしまって「トレーニングを割愛してシャワーを浴びよう」って思ったんですよね。

でも、トレーニングしないことが気持ち悪くって、「やらない方が楽」なのにもかかわらず、トレーニングを始めていました。

まさに、「朝起きたらトレーニングをする」というイフゼンルールが根付いているからで、習慣化の力を感じたときでしたね。

軽い運動にする

また、上記で伝えた「軽い運動にする」ということでしたが、そもそも僕はジム通いをしていたので、強度としては結構強い方のトレーニングをしていました。

ただ。

「軽い運動にする」というのは、結構役に立っていて。

というのも、「朝から自宅でトレーニングをする」ということを習慣化したかった僕。

だけど、朝というのはめっぽう弱く、何度も「もうちょっと寝よう」と挫折してきました。

そこで「トレーニングではなく、散歩から始めよう」ということで、まずは散歩を習慣化した。

そこから徐々に強度を上げていくことで、朝から自宅でトレーニングする習慣とすることができました。

なので、初めから厳しいようなタスクを課さずに、徐々に強度を上げていく、というのはシンプルですが効果の高かったものだと思います。

まとめ

最後にまとめておくと。

ミシガン大学の研究により、ジムに定期的に通っている人の方が、学業の成績がいいことがわかった。

その理由は「運動による脳機能の向上」と「誠実性」が関係していると考えられる。

だからこそ、いかに「運動」を習慣的にやるのかがポイントになる。

お勧めの習慣化のテクニックとしては

  • イフゼンルール
  • 記録
  • パートナー

この辺りのテクニックがおすすめで。

ジムに物理的に通えないのであれば、時間飢饉と向き合い時間を捻出するか、「朝活」として散歩やランニングなどの軽い運動を取り入れるといい。

まとめるとこんな感じですね。

ぜひ参考にどうぞ。