誰でもできる!つまらない単純作業を科学的に生かす方法とは。

今回はタイトルにある通り。

「単純作業」に関して面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

アルバイトや新人社員の時、誰しもがぶち当たる「単純作業」。

「こんな仕事誰だってできるのに、なぜ自分が?」

「何のためにこんなことやってるんだろう?」

「これが将来何の役に立つのか」

そう思って単純作業を行っている人が大半だと思います。

ただ。

この一見すると何の意味もなさそうな単純作業ですが、実は「創造性が高まる」ということが科学的に判明しています。

当然ずっと単純作業が続けば、それは脳の飽きを示し、効果は薄れますが効果的に取り入れれば、スキルアップやアイデア出しなどに使えるので、単純作業はうまく活用すると自分のためになる有意義な時間になるんですね。

今回はそんな「単純作業」に関して解説していこうと思います。

単純作業は創造性を高める

ではさっそく。

「単純作業は創造性を高める」というその根拠から解説していくと。

これはカリフォルニア大学が行った研究がもとになっていて。

この論文では124人の男女を集め、4つのグループに分かれてもらいました。

  1. 暗算などで頭を使うグループ
  2. 紙束を数えるグループ
  3. 12分間の休憩をするグループ
  4. 特に何もしないグループ

それぞれ4つのグループに分かれ、各々のタスクをこなしていってもらいます。

その上で、全員に「創造性テスト」を行い、参加者全員のクリエイティビティを測定していきました。

その結果面白いことが判明したんですね。

実は4つのグループの中で、一番創造性テストの結果が高かったのは「紙束を数える」と単純作業をこなしていた2番のグループが一番創造性が高く、その他のグループはさして変わらないことが判明しました。

つまり単純作業をするとアイデアやクリエイティブ性を高める結果につながるということが、カリフォルニア大学の研究により判明したということ。

なぜ単純作業は創造性を高めるのか

では次に。

なぜ単純作業を行ったグループだけ創造性テストの点数が高かったのか。

これに関しては、「マインドワンダリング」が関係しているとされています。

マインドワンダリングというのは、言い換えると「拡散思考」のような状態を意味していて。

これは「心ここにあらず」な状態で、様々なことを頭の中で考えて一つのことに集中できていない状態を指します。

単純作業を永遠と繰り返している人は、どこか心当たりがあるんじゃないですかね。

一見するとこの「一つのことに集中できていない」というのは、ダメなような気がしますが、そうではありません。

思考が拡散している状態は、脳の前頭前野が優位になり、集中力や創造性を高めることが知られています。

また、同じ作業を淡々と繰り返すことがリラックス状態へとつながり、拡散思考の発生率を高めた、ということが関係しています。

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このラドバウド大学の研究でもある通り、拡散思考は創造性を高めることでも知られています。

つまり、単純作業は拡散思考をつくりやすい状態で、この拡散思考によってリラックスし、前頭前野が優位になり想像力が高まった、ということが考えられているわけですね。

創造性が上がるとは、人生の難易度をグッと下げてくれる

その上で、「創造性が上がって何の役に立つのか」と思っている人がいるかもしれませんが、創造性やクリエイティブ性が上がることとは、人生の難易度が下がることを意味します。

僕も一時期「アイデアや創造性なんて一部のアーティストや発明家が必要とする、一般人には必要のない力」だと思っていた時期がありますが、全くそんなことはありません。

人は一日数千以上の「決断」をしているといわれています。

今日着ていく服、今日お昼に食べるもの、今日駅から帰る道、夜ご飯の食べる時間。

こうした日々は「決断」によって培われています。

普段意識はしていませんが、ほぼ毎日のように決断を繰り返しているわけです。

さらに言えば、人生のおいての決断は「問題」によって引き起こり、決断するうえでの選択は「アイデアや発想」からきています。

つまるところ「問題解決力」が発想やアイデアによって決められ、頭で考えた発想やアイデアをもとにして決断しているというわけです。

「人生における問題」と置き換えれば、誰にだって必要な能力だと思えるし、事実だれしもに必要な能力が「アイデアや発想」というものなんですね。

僕自身会社を辞め、パソコン1台で自由に生活できるようになりましたが、それは「会社員のまま人生縛られて終わりたくない」という問題から「会社を辞めて自分で稼ごう」という発想がなければ、会社を辞めた今の生活を決断できたかわかりません。

それぐらい人生の大きな部分を占めるし「会社を辞めたらどうなる?」という発想や「会社を辞めても一人で稼げるようになれば生きていけるんじゃないか?」というアイデアがなければ、いまだに奴隷のような会社員を送っていたでしょう。

こうした経験からですかね。

「ゼッタイに普通の一般人であっても発想や創造性が必要だ」と考えるようになったのは。

それはだれしもに「問題や悩み」というものは起こるわけで、その問題や悩みというものを解決してくれるヒントになるのが「発想力」なわけですから。

まとめ

少し長くなったので、最後にまとめておくと。

単純作業は創造性やクリエイティブ性を高めることが分かっている。

これはカリフォルニア大学が証明した研究がその根拠となっていて、

  1. 暗算
  2. 単純作業
  3. 休憩
  4. 何もしない

これらのタスクを行ってもらい創造性のテストを行った際に、単純作業を行っていたグループが一番創造性テストの成績が高かったことが由来している。

それは、単純思考によって引き起こされる拡散思考やマインドワンダリングが関係していると考えられていて。

拡散思考やマインドワンダリングが引き起こると、リラックスとなるうえ、前頭前野が優位に働くため、集中力と創造性を高めることにつながる。

このことにより、単純作業を行っていたグループの被験者の創造性テストの結果が良かったことが推測されている。

また想像力やアイデアというのは、人生を生きていくうえで必須な能力であり、それは「人生における決断のヒント」を与えているのが想像力だからである

まとめるとこんな感じですね。

ぜひ参考にどうぞ。