流されやすい人vs頑固で自分以外信じない人。得をするのはどっち?

今回はタイトルにある通り。

「頑固で誰のアドバイスにも耳を貸さない人」に関して面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

良くいますよね、こういう人。

他人の言うことは全く信じず、耳を貸さず。

自分だけを信じて、自分だけが正しいと思っている人。

こういう人が痛い目を見ることは往々にしてありますが、今回はそれに合わせて「他人に流され自分がない人」というのは、どちらのほうが得をしやすいのか。

それも合わせて解説していこうと思います。

一応先に結論から伝えておくと、「頑固」VS「流されやすい人」のどちらにおいても得をすることはなく。

一番得をするのは「調和する人」だということが分かっています。

調和する人が一番得をする

ではさっそく。

流されやすい人や頑固で誰のいうことも聞かない人は損をしやすく、調和してバランスをとる人が一番得をする、というその根拠から解説していくと。

これは2013年にマサチューセッツ工科大学が行った研究がもとになっていて。

この論文では、投資パフォーマンスについて研究されたことが報告されています。

研究チームはオンライントレーディングのプラットフォームを使っているユーザーを対象にして研究を行い、160万人のユーザーを対象にして研究が行われました。

この160万人のユーザーのユーロと米ドルとの取引履歴を確認し、「どんなタイプの人が投資にて利益を上げているのか?」ということを調べていきました。

このオンラインプラットフォームは、ユーザーとのコミュニケーションもとれるもので、金融取引では「過去の損益」を調べることが出来、ユーザーのコミュニケーション履歴によて「どういった人物像なのか」が推測が可能です。

その上で、約1000万件の取引データと、160万人のユーザーのアクティビティを調べ、「買っている人に共通すること」を調べていきました。

その結果わかったのは、まず1つ目に「3つに共通するパターン」というものが存在し、ユーザーは主に3つの性格に分類されることが判明します。

3つの性格分類タイプ

その3つというのが、

  1. アイソレーションチェンバー
  2. エコーチェンバー
  3. スイートチェンバー

この3つでした。

アイソレーションチェンバーというのがいわゆる「自分以外は信じない」という人。

この投資オンラインプラットフォームでは、ユーザーをフォローせず更新もせず、自分の思いついたアイデアだけで取引をしているユーザーでした。

エコーチェンバーというのは、いわゆる「他人に流されるタイプ」の人で、交流が多く、他人の意見を多分に取り入れ、取引するタイプのユーザーでした。

そして3つ目のスイートチェンバーは、相手や他人の意見も取り入れつつ、自分の考えや自分の決めたルールも取引に組み込むタイプで、中和やバランスが取れているタイプがこのスイートチェンバーでした。

投資家はこの3つのタイプに分類されることが判明したわけですが、言い換えると

  1. 「他人に流されやすい人」
  2. 「頑固で自分以外信じない人」
  3. 「他人の意見と自分の意見をうまく取り入れる人」

このようにエコーチェンバーやスイートチェンバーを表現できるわけです。

そして一番面白いのは、それぞれのタイプの取引履歴を参照した結果判明したのは、スイートチェンバー=人の意見と自分の意見をうまく取り入れる人が一番高い利益を手元に残していることが判明しました。

しかもそれは「他人に流されやすい人」や「頑固で自分以外信じない人」よりもはるかに高く約30%も上回る収益率を獲得していることが判明しました。

つまり、このマサチューセッツ工科大学の研究により明らかになったのは、「他人に流されやすい人」も「頑固で他人を全く信用しない人」もどちらにおいても、損をしやすく得をしない、ということ。

一番得をし損をしづらいのは「他人の意見もうまく取り入れながら、自分の考えも組み込んでいく」というバランスが取れた調和型である、ということなんですね。

まとめ

少し長くなったので、最後にまとめておくと。

マサチューセッツ工科大学が行った研究により、投資家において3つのタイプに分類されることが分かっており、それは言い換えると

  1. 「他人に流されやすい人」
  2. 「頑固で自分以外信じない人」
  3. 「他人の意見と自分の意見をうまく取り入れる人」

このように表現できる。

その上で、性格ごとに取引履歴を参照し損益を確認していったところ、「谷のんの意見と自分の意見をうまく取り入れる人」が一番得をしており、その数値は損益率で約30%ほども高いことが分かっている。

このことから、「他人に流されやすい人」もあまりいいとは言えず、一方の「頑固で自分以外信じない」という人も決していいとは言えない。

ベストなのは、相手の意見を聞き入れ、うまく取り入れつつも、自分の意見も反映させていく。

これがベストな決断だ、ということが言えそうです。

よく聞く悩みとして「自分の意見がない」ということや、一方その真逆として「相手のいうことは素直に信じれない」というあまのじゃくな両方の性格の人がいます。

「どっちがマシか?」という議論が起こったり、「初心者はとにかく素直に言うことを聞け」というアドバイスがあったり。

色々な意見があったりしますが、結論としては「相手の意見を聞き入れ、うまく取り入れつつも、自分の意見も反映させていく」のが一番の得策なようです。

ぜひ参考にどうぞ。