働きすぎな人に共通する2つの特徴とは。

今回はタイトルにある通り。

「働きすぎな人の特徴」に関して面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

先に結論から伝えておくと、働きすぎな人にはある特徴があって。

それは

  • 知的労働であること
  • 不安感を抱きやすい性格であること

この2つの特徴を持つ人が、過重労働や働きすぎな原因となっているケースがあることが分かっています。

またもっと言うと、働きすぎる際のデメリットも当然存在していて、働きすぎると人体に大きな影響を与えます。

今回はそんな「働きすぎな人」に関して解説していこうと思います。

働きすぎている人に共通する性格

ではさっそく。

働きすぎている人の特徴として挙げた

  • 知的労働であること
  • 不安感を抱きやすい性格であること

この2つの根拠から解説していくと。

これはイギリスのキャスビジネススクールが500人のビジネスマンを対象にして行った研究がもとになっていて。

この研究ではビジネスパーソンに向けて様々な質問を行い、アンケートしていくことで「働きすぎている人の特徴や性格、業種」などを調べていきました。

研究自体はアンケートのみなので、有名大学などの研究に比べると信ぴょう性は下がるとされていますが、500人当母数自体は十分なサンプル数なため、参考になる結果の1つではあります。

そこで判明したのは、「働きすぎな性格や業種」には2つの共通点が存在することに気づきました。

その2つというのが、冒頭に伝えた

  • 知的労働であること
  • 不安感を抱きやすい性格であること

ということでした。

不安感を抱きやすい人、性格というのは意味が分かると思いますが、知的労働というのは、いわゆる「形がない」ものを作ることに従事している人、または進捗状況が形として見えない人を意味しています。

例えばクッキーを作る人であれば「今日はクッキーを100個作って売った」という風に成果物が「形」として見えます。

ただ一方で知的労働は「クッキーの新商品開発者」などのように、毎回毎回新しいクッキー(形)が作れるわけじゃなく、「独創的なクッキーはなんだろう」「まだ世の中にないクッキーはないか」というように形がないものが成果物になる傾向にあります。

この知的労働の人と不安感が強い人ほど、働きすぎな傾向にあることが、このキャスビジネススクールの500人を対象にした研究で明らかになった、ということでした。

なぜ知的労働と不安感の2つが働きすぎを引き起こすのか

では次に。

  • 知的労働であること
  • 不安感を抱きやすい性格であること

なぜこの2つの特徴、性格を兼ね備えた人は働きすぎてしまう傾向にあるのか。

これは先ほども伝えた通り知的労働者は「形がない」成果物を生み出すのが仕事であるため、進捗状況が見えない傾向にあります。

進捗状況が見えないからこそ、余計に不安を感じ、「もっと頑張らないと」という風に働きすぎを加速させるわけです。

要するに、知的労働と不安感とはセットである傾向が強く、「進捗状況」という形ないものによってより不安を感じやすい、ということなんですね。

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これって上記記事でも紹介していますが、僕らのやる気やモチベーションというのは「成長」によって生まれることが分かっています。

進捗状況というのはいわゆる前に進んでいる「成長」を促してくれることにつながる。

前に進んでいるということが分かるからこそ、「もう少し」と頑張ることが出来る。

ただ知的労働のように、形がなく進捗状況が見えないケースの場合、「どれぐらい進んでいるのか=成長できているのか」が分からないため、モチベーションややる気にもつながらない。

その一方で前に進んでいる感覚がないため、不安感だけは増していき、より体を酷使するようになる。

だからこそ、

  • 知的労働であること
  • 不安感を抱きやすい性格であること

この2つの特徴や性格、業種の人は働きすぎな傾向にあるわけですね。

またもう1つ付け加えて置くと、働きすぎると僕らの体に大きな影響を与えます。

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上記記事で詳しく解説していますが、メルボルン大学などの研究では認知機能の低下、脳機能の低下、ひいては寿命などにも影響するということが報告されているので、かなりの悪影響が考えられていますので、ぜひ注意してください。

まとめ

少し長くなったので最後にまとめておくと。

働きすぎな人に共通する2つの性格

  • 知的労働であること
  • 不安感を抱きやすい性格であること

知的労働者は成果物が形ではないことから、不安を感じやすく、不安感を抱くことによって、より労働時間でその不安を埋めようとする傾向にある。

労働時間が長くなれば、脳機能や認知機能、寿命などにも影響を与えるため、目安としては「週50時間」を超えないように調節したい。

まとめるとこんな感じですね。

なので、2つの性格や特徴に当てはまっているなと感じていたり、知的労働者の人は、成果物として「形が見える化」することをお勧めしますね。

僕自身も結構知的労働が多いタイプですが、なるべく進捗状況を見えるように「数値化」して「前に進んでいる」ということを見えるようにしています。

この見える化をやってから、結構精神的には余裕が生まれましたね。

ただ、時間がたつと「見える化」を忘れてしまっていたりするので、そこらへんはこの記事を見て都度思い出してください。

ぜひ参考にどうぞ。

最後まで読んでくれたあなたに。

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経歴: 実家で営んでいる美容院が経営悪化により倒産し、父親が自己破産。大学生だった当時、学費が払えず大学を中退し、家族4人どん底生活へ。中退した後、あえなく就職し、工場勤務や営業など様々な労働地獄の波に呑まれる。

ブラック企業の会社員として、12時間以上働きながら始めた副業が、開始2ヶ月で23万円稼ぎだしサラリーマンの給料を超える。さらに4ヶ月目には月収30万円、その後も月収63万円と減ることはなく、サラリーマン時の約4倍の収入を得る。

これまでの経緯やノウハウを電子書籍化した結果、大手電子書籍掲載サイトにて、新着ランキングトップ10位入りの常連と化し、最高位2位を受賞。更に2017年4月にはAmazonに電子書籍を出版し、アマゾンランキング1位を2部門で受賞。見事2冠を達成し大きな反響を得る。

現在は独立しオウンドメディア運営、情報ビジネス、webマーケティング関連など様々な事業を展開。節税の為に法人化するか現在検討中。

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