子供がスマホを使う時間はどれぐらいがベスト?

今回はタイトルにある通り。

「子供がスマホを使う時間はどれぐらいがベストなのか」ということに関して面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

先に結論から伝えておくと、「7時間以上」スマホを触る時間が増えると、脳が縮むという結論が出ているので、7時間以上スマホを触ったり眺めるような状態だと少し危険かもしれません。

また一応今回紹介する研究では子供を対象にした研究ですが、これは「大人」にも言えることだったりするので、「人間は7時間以上スマホを扱わない方が良い」と考えたほうが、メリットが多いような気がします。

今回はそんな「スマホをこれ以上使ってはいけない時間」について解説していこうと思います。

7時間以上スマホを見るな

ではさっそく。

子供は7時間以上スマホを扱っていると、脳が縮むという根拠から解説していくと。

これはアメリカ国立衛生研究所が2016年に発表した論文が元になっていて。

9~10歳の96人の人たちを対象にしてこの研究は行われました。

この論文では、ABCD研究というものが行われ、「脳に影響を与えるもの」というものを片っ端から調査していきました。

脳に影響を与えるとしているものの例として

  • 運動
  • 食事
  • 睡眠

これらが代表的に上げられますが、当然これらの影響を調べていくと同時に、

  • 若い時によくアルコールを飲んでいた
  • スポーツでけがをしてしまった

こういった脳にとっての悪影響を与えるケースなども調査され、「脳に悪影響を与えるものや行為は何か」ということを調べていきました。

その結果わかったのは、冒頭でも伝えた通り「スマホ」による脳の影響は大きく、7時間以上スマホを扱っている被験者は脳の「大脳皮質」が委縮していることが判明しました。

大脳皮質が委縮すると起こる恐ろしい結末

では「脳の大脳皮質」とは一体何か。

その影響を解説していくと。

ほとんどの人は「脳にダメージが及ぶ」と考えると、やばいことは想像できると思います。

人が死ぬケースとして「心臓が止まる」だとか「脳が活動しなくなる」だとかがよくあったりしますが、「脳死」という判定があるぐらい、「脳への影響」は計り知れないわけです。

そして大脳皮質というのは、脳の約3分の2の割合を占めている部位だとされています。

つまり大脳皮質に影響があるということは、脳の3分の2の箇所に影響をもたらす、ということ。

これだけでどれぐらいやばいことなのかは理解してもらえたと思います。

その上で大脳皮質というのは「実行機能」と呼ばれる活動を司っているとされています。

実行機能というのは、

  • 自己コントロール
  • 決断
  • 思考

こうしたことを司っている機能だとされていて。

よくあるスマホ依存の人は「自制心がない」「我慢ができない」というケースが報告されますが、それは大脳皮質が委縮した結果、実行機能が低下したことで自己コントロール力が下がったことが由来するわけです。

その他にも「物事をほんの少しの時間しか考えられない」という集中力の低下が及んだり、はたまた物事を決められないといった決断力の低下などが、この実行機能には報告されていたりもします。

ですから、スマホを7時間以上使っていると、かなり脳にとって危ない状況を招いてしまう原因になりかねないということが言えるわけですね。

その他の脳への影響

さらにさらに。

このアメリカ国立衛生研究所の報告では、スマホを7時間以上扱っている被験者は「結晶性知能の低下」も確認されています。

結晶性知能というのは簡単に言えば「過去から学習する」ということの知能を示していて。

これらが影響するケースとして

  • 専門知識
  • 失敗から学ぶ経験
  • 言葉のボキャブラリー

上記の要素が挙げられています。

この中の意外な部分として「言葉のボキャブラリー」は結構大きな影響があって。

ボキャブラリーの多さとメンタルの強さには相関があるという研究もあったりします。

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詳しくは上記記事なんかでも解説していますが、要するに「今自分は何をどう感じているのか」ということを表現したり、認識したりするのは言葉のボキャブラリーが由来しています。

そして「今自分がどういう状況なのか」というのを詳しく認識できれば出来るほど、精神的な疲労度は低下していくとされています。

つまり「言葉のボキャブラリー」がないと、不安だったり苦しんだときに「今自分がどういう状況にあるのか」が具体的に認識できないため、精神的な疲労度は高くなるわけです。

これによってメンタルが悪化して、精神的に病んでしまったり、うつ傾向を招いてしまうということにつながってくることが懸念されています。

要するにスマホを長時間触り続ける、見続けるというのは、脳の大脳皮質以外にも大きな影響を与え、実生活においてはかなり悪影響がある、ということが考えられるわけです。

まとめ

少し長くなったので最後にまとめておくと。

スマホは7時間以上なるべく扱わないようにするのが良い。

なぜなら大脳皮質という脳の3分の2を占める部分が委縮してしまい、脳機能が低下するため。

特に実行機能という「決断、思考、自己コントロール」などを司る部分に影響がある。

9~10歳の子供はもちろんのこと、その影響は大人にも及ぶと考えられるので、なるべくスマホを触る時間を短くするのがベスト。

まとめるとこんな感じですね。

あとちょっと面白い試みの研究を紹介しておくと。

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UCLAが行った研究で「デジタル断食」を行った結果、人間関係などのトラブルが減ったという報告があったりするので、「一定期間パソコンやスマホは見ない」というデジタル断食も一つの手かもしれません。

ぜひ参考にどうぞ。

 

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ブラック企業の会社員として、12時間以上働きながら始めた副業が、開始2ヶ月で23万円稼ぎだしサラリーマンの給料を超える。さらに4ヶ月目には月収30万円、その後も月収63万円と減ることはなく、サラリーマン時の約4倍の収入を得る。

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現在は独立しオウンドメディア運営、情報ビジネス、webマーケティング関連など様々な事業を展開。節税の為に法人化するか現在検討中。

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