寝つきが悪い、気分が落ち込んでいる人は○○が効果的だと判明。

今回はタイトルにある通り。

寝つきが悪いという不眠症の人や、気分が落ち込んでいる、うつ傾向がある人に対して面白い対処法を知ったので、それをシェアしておこうと思います。

先に結論から伝えておくと、「太陽の光を浴びる」ということによって、抑うつ傾向の低下や寝つきがよくなり不眠症の改善などがみられることが分かっています。

なので、メンタルが落ちている人やなかなか夜眠れないという人は、なるべく外に出て太陽を浴びるようにしましょう。

もっと言えば「どれぐらい太陽を浴びればいいのか」という基準についても詳しく解説していくので、ぜひ最後までのぞいてみてください。

太陽を浴びれば浴びるほど僕らは幸せを感じる

ではさっそく。

太陽を浴びることによって不眠症の改善や抑うつ傾向の減少などの効果がある、というその根拠から解説していくと。

これはイギリスのバイオバンクが行った研究がもとになっていて。

この研究では約40万人以上の人を対象に、観察研究が行われました。

もともと「太陽が僕ら人間にとって大きな影響を与える」ということは知られていた話で、多くの人が何となくは感づいていることだと思います。

ただ。

このバイオバンクが面白いのは「太陽の光を浴びれば浴びるほど効果があるのか?」というその上限に関して調べたことでした。

まず40万人の被験者を対象に、外に出て太陽を浴びる平均時間を算出していきます。

その後により多く太陽を浴びている被験者とそうじゃない被験者に対して、様々なチェックを行っていきました。

すると面白いことが判明して。

まず僕ら人間が平均して太陽に浴びている時間は2.5時間だったのに対して、約1時間ほど増えることによって、平均的な人よりも幸福度が高くなっていることが判明しています。

この幸福度の増加は1時間長く陽の光を浴びることによって、1.5倍ほど高まることが明らかになっています。

また、本来の目的であった「日の光は浴びれば浴びるほど効果があるのか」という部分に関しては、効果の程度に変わりはあるものの時間に対しての上限はなく、陽の光を浴びれば浴びるほど幸福度が高まっていくことが分かっています。

つまり、1時間で1.5倍の幸福度を感じるので、2時間3時間と多く太陽からの陽の光を浴びることで、どんどんと幸福度を高めることにつながっていく、ということが言えるわけですね。

陽の光は不眠症のや抑うつ症状の改善にも効果的

さらに、日の光を平均時間よりも多く浴びた被験者は、不眠症の改善がみられ、眠れる割合も高くなっていることも判明しています。

さらに、抑うつ症状の軽減も確認されていて、抗うつ薬の摂取も陽の光を浴びることによって低下したことが明らかになっています。

つまり、太陽から陽の光を長く浴びることによって、よく眠れるようになり、抑うつ症状の低下や幸福度の増加によって、精神的にも良好な状態となる、ということが言えるわけですね。

多くの人が「太陽を浴びる時も気持ちがいい」という風に思っているでしょうし、何らかの効果があることは分かっていたわけですが、具体的に知っていた人は少ないでしょう。

これだけ多くの効果が「日光浴」には存在していて、しかも「長い時間浴びれば浴びるほど効果がある」のが太陽から発せられる陽の光の効果なんですね。

なぜ太陽がここまで様々な効果をもたらしてくれるのか

では次に。

なぜここまで僕ら人間にとって太陽からの光が、ここまでの効果をもたらすのか。

これに関しては様々な原因が考えられていますが、まず初めに「不眠症」に関しては、「体内時計の調節」が考えられています。

よく言われる話ですが、僕ら人間は日の光を浴びることによって、体の中の時間を調節しています。

明るい=日の光を浴びている状態というのは活動的になるタイミングで、暗い状態というのは活動が休まる時間です。

この体内時計を「光」によって調節するため、太陽を良く浴びることが不眠症の改善につながるわけです。

最近よく不眠症や寝つきが悪いという人が増えているのは「夜中なのにスマホなどを見ている」などが挙げられていますが、これも体内時計が原因だったりします。

本来「暗い」状態であるはずの夜なのに、スマホなどから発せられる強い光を見ることで、体内時計がズレていきます。

この体内時計のズレによって寝つきの悪さや不眠症などが引き起こされるため、太陽を浴びて体内時計を調節するということは、かなり重要なルーティンとなってくるわけです。

そして次の精神面に関してですが、太陽の光を浴びることによって脳にある気分中枢に働き替えるのではないかとされています。

この気分中枢とは、僕ら人間のメンタルや精神面に大きく働きかけていることが分かっているため、太陽からの光を浴びると気持ちよく感じたり、抑うつ傾向が低下されるわけです。

このほかにもビタミンDの生成など多くの影響があるとされていますが、いづれも太陽を浴びることが僕ら人間には欠かせないものであり、「日の光を浴びれる時間を確保する」ということが、大きな影響を与えてくれるというわけですね。

まとめ

少し長くなったので最後にまとめておくと。

太陽を浴びることによって、

  1. 不眠症
  2. メンタルの改善(抑うつ傾向、抗うつ薬の低下)
  3. 幸福度の増加

これらの効果が確認されている。

その理由は、

  1. 不眠症=体内時計の調節
  2. 精神面=気分中枢への働きかけ

それぞれの理由が示唆されている。

また、太陽の光は浴びれば浴びるほど効果があるということが、今回イギリスの研究により判明しているため、なるべく太陽に当たる時間を確保するのが望ましい。

目安として「平均2.5時間」ほどが太陽を浴びる時間で、1時間伸びるだけで1.5倍の幸福度の向上が確認されているため、「1時間余分に日の光に当たる」ということを意識するのが良い。

当然それ以上に時間を伸ばしても問題はないため、あくまで目安である。

まとめるとこんな感じですね。

僕的には「朝の散歩」を入れ込むのがかなりオススメですね。

ぶっちゃけ朝活でやることってこれだけで十分だよね。
まあいろんなブログやサイトなんかで、「朝活のオススメ」みたいなので、色々紹介していますが、今回はタイトルにもある通り、朝活ってこれだで十分だよねってものが見つかってるのでそれをシェアしておこうと思います。それが運動。もうこれは鉄板で効果的だ...

朝から運動することの効果と余分に日照時間を確保できるので一石二鳥。

ぜひ参考にどうぞ。