ネガティブ思考をやめるための科学的な方法!

今回はタイトルにある通り。

「ネガティブ思考をやめたい」ということに関して、面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

結論から先に伝えておくと。

ネガティブ思考を止めるためには、「視野を広げる」と良いことが分かっています。

ネガティブの原因

視野を広げるということの具体的な例やネガティブ思考の本質などをこれから解説していくと。

これは中国科学院で行われた研究がもとになっていて。

この中国科学院が出した論文の中で行われた研究では、タクシードライバーを集め、2つのグループに分けます。

1つ目は「安全運転が多いドライバー」を集めたグループ。

2つ目は「交通事故が多いドライバー」を集めたグループ。

事前に被験者として集めたタクシードライバーの運転履歴を参考にして、交通事故の有無から「安全運転の人かそうじゃない人か」を見極め2つのグループに分けていきました。

その後、それぞれのグループにある3種類の写真を見てもらいます。

その3種類の写真というのが、

  1. ポジティブな印象の写真
  2. ネガティブな印象の写真
  3. ニュートラルな印象の写真

これらの種類の写真を見てもらい、グループごとの写真に対して、反応スピードを確認していきました。

一応説明しておくと、ポジティブな印象の写真というのは、人が喜んでいたり、喜んでいる人々が映っている写真で。

ネガティブな印象の写真は、泣く子供や悲しんでいる人々たちが移された写真でした。

ニュートラルな写真は、街の風景や景色などが映っている写真。

それぞれ「ポジティブ」「ネガティブ」「ニュートラル」な印象を与えるものを「事故が多いドライバー」「安全運転のドライバー」に見せていったのが、この研究なわけですが、面白いことが判明しました。

それは交通事故が多いドライバーほど、ネガティブな写真への反応速度が速く、強い印象を持つことが分かったんですね。

交通事故が多いドライバーがネガティブな写真に強く反応する理由とは

もう少し紐解いていくと、ネガティブン思考をやめたい、という人に解決のヒントが見えてくるので解説を進めていくと。

ネガティブな人だからといって交通事故が多いわけではありません。

交通事故が多いドライバーはネガティブな印象を与える写真に強く反応した、というのが正しい順序。

なぜこうした現象となったのか、ですが、この理由は「ネガティブバイアス」というものが関係しているとされています。

ネガティブバイアスというのは、ネガティブなものに意識が向き、そこに強く影響される、というもの。

例えば、運転手が交差点で泣いている子供を見た時、「迷子かな?」と一瞬考えますが、ほとんどがすぐに運転に集中して目の前に注意します。

ただ一方でネガティブバイアスが働くと、泣く子供に集中がいき、目の前の運転に集中力が向かなくなるため、危険を冒すケースが増えてしまうわけです。

ネガティブバイアスにハマると「1つのことに意識が集中してしまう」ということから、視野が狭くなり、危険な目に陥ってしまう。

これが交通事故が多いドライバーに共通していたことであり、悲観的な写真に強く反応した理由だったんですね。

ネガティブ思考を治すためには

ここまでネガティブバイアスに関して紐解いていくと、悲観的な思考をやめたい、という悩みに対して、冒頭で伝えた「視野を広げる」という意味が見えてくると思います。

先ほど伝えた通りで、ネガティブバイアスというものの一番のまずいところは「1つのことに意識が集中してしまう」ということでした。

つまり「イヤなことがあれば、ずっと嫌なことに縛られ続けてしまっている状態」こそが悪いのであり、だからこそ「視野を広げる」ことが重要なんですね。

イヤなことがあれば「悲しい気持ちになる」「悲観的な思考にある」というのは悪いことではありません。

当然家族やペットが亡くなったり、友達から悪口を言われたら誰しもが嫌な気分になる。

一度そんな嫌なことを経験すれば、友達がヒソヒソ話をしているときは、必ず「自分の悪口を言っているに違いない」と考えることは必至です。

でも、そんなときは「過剰に反応しているネガティブバイアス」に陥っている状態で、「自分の悪口を言っているに違いない」という1つの思考に考えが狭まってしまっているわけです。

友達は普通に昨日見たテレビの話をしているだけかもしれないし、明日遊びに行く場所の話をしているかもしれない。

こうして「視野を広げる」ことによって、ネガティブバイアスを緩和することが出来るので、ネガティブ思考をやめることにつながるわけです。

なので、ネガティブ思考をやめたいのであれば、なるべく視野を広げ、「1つの悲観的なことにとらわれない」ことを意識してみるといいと思います。

まとめ

最後にまとめておくと。

ネガティブ思考とは、ネガティブバイアスに陥っている可能性が高く、ネガティブバイアスに陥ると、悲観的な「1つのこと」しか意識できず、視野が狭くなる。

そのため、視野を広げ、いろいろな方向から物事を考えていくことで、ネガティブバイアスを解き、ネガティブ思考から脱却することにつながる。

まとめるとこんな感じですね。

で、結構ネガティブを治す方法とかやめる方法って、結構いろいろ研究されていて。

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上記記事でも解説していますが、記憶力を高めるといいという研究も出ていたりします。

また成功者とか歴史的な偉人の中にネガティブな人って多くいたりするので、ネガティブ思考そのものがダメってこともないことが分かっています。

大切なのは、今回の中国科学院の研究にもある通りで、「引きずらない」ということであり「切り替え」なんですよね。

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それでは。