昼寝が人生にもたらす驚きの影響とは?時間は何分がベスト?

今回はタイトルにある通り。

「昼寝」に関して、面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

まず先に結論から伝えておくと、昼寝をすることによって、体内の炎症が緩和され、

  • 記憶力
  • 空間把握能力
  • 認知力
  • 言語能力

これらにいい影響を与えることが分かっています。

また昼寝をする時間に関しては、おおよそ1~30分程度がいいとされていて。

すべての物事に言えますが、昼寝のし過ぎはあまりよくないとされています。

なので、1~30分程度の昼寝を行うことで、きれいにリセットされるので、頭や認知機能、記憶力などを上げたい人はぜひ昼寝を取り入れていくことをおすすめします。

昼寝が人体に与える影響とは

結論から伝えた「昼寝が最強」というものの根拠から先に伝えておくと。

これはペンシルベニア大学などの研究チームが行った実験がもとになっていて。

この論文では、60歳以上の被験者を2214人集めて行われました。

なぜ60歳以上の高齢者を被験者として集めたのかというと、若い年齢層の人たちに比べると体が炎症している割合が高いため、集められました。

このうちの1534人は習慣的に昼寝が行われている方たちで、一方の680人の人たちは昼寝をしていない人たちでした。

この両者のグループに分けて、MMSEなどをはじめとした認知テストや健康テストなど、様々なテストを行っていきました。

要するに、「昼寝をしている人としていない人の違いは何か?」ということを、比較して調べていったということですね。

その結果わかったのは、昼寝をしている人のほうが、脳などの炎症レベルが低く、脳機能も健康であることが判明しました。

具体的に言うと、認知パフォーマンスが昼寝をしているグループのほうがいい、ということがまず判明していて。

その次に、記憶力が良く、場所認識能力がたけていることもわかっています。

記憶力はそのままの意味ですが、場所認識能力というのは言い換えると「空間把握能力」のことで、タクシー運転手などが発達している脳の部位とされています。

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この記事なんかでも、タクシー歴の長い人ほど空間把握能力を司る脳の部位が活性化されていることが判明したことについて解説していますが、同じような能力が「昼寝」によって確認されたということ。

その他にも、言語能力なども向上していることが判明しています。

つまり何が言えるのかというと、昼寝というのは、人生において、かなりいい影響を与える可能性が高い、ということがこのペンシルベニア大学の教授チームによる研究によって判明した、ということなんですね。

なぜ昼寝が脳にいい影響を与えるのか

では続いて。

なぜ昼寝が脳にいい影響を与えるのか。

これは先ほどからも伝えいている通りで、炎症レベルを昼寝によって抑えられた、ということが一つは考えられています。

要するにダメージを負った体が、睡眠をすることによって回復されて行くため、昼寝をしていなかった人たちに比べて健康状態にある、ということですね。

さらに言うと、別の研究なんかでも、昼寝に対して同様のことを伝えていて。

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上記の記事では、リヨン大学の研究を紹介しているわけですが、簡単にかいつまんで解説すると。

スワヒリ語という難しい言語を2つのグループに覚えてもらい、片方は「昼寝をしなかったグループ」に分け、片方は「昼寝をしたグループ」に分けて同様に勉強してもらい、その後テストしていきました。

その結果もやはり「昼寝をしたグループ」のほうが、記憶力が高くテスト結果もよかったことが分かっていて。

リヨン大学も同様に「昼寝の効果」に対して言及しています。

さらにさらに。

子どもの学力は「昼寝」に比例するって話。
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上記の記事でカリフォルニア大学の論文を紹介していますが、こちらの論文でも「昼寝をする子供のほうが学力が高い」ということが明らかになっています。

これらのことを踏まえても、様々な方面で昼寝の効果とそのいい影響に対して証明されているわけですね。

そして、リヨン大学もカリフォルニア大学も「若者」に対しての研究でしたが、今回のペンシルベニア大学の研究では「高齢者」に対してもいい影響が確認されたので、「どんな年代においてもいい影響」が確認されたわけです。

どれぐらいの時間昼寝をするのが効果的なのか

では最後に。

昼寝をすることで炎症が改善されるため、認知機能や脳機能が高まるということは分かったが、どれぐらい睡眠をとればいいのか。

ここに対して解説していくと。

ペンシルベニア大学の論文においても、1~20分程度の昼寝で記憶力の向上、30分以下の睡眠で認知機能やパフォーマンスの向上などが報告されています。

またスワヒリ語の学習をしたリヨン大学の論文も、30分未満の昼寝時間だったため、それ30分以下の睡眠が良いのかなと推測できます。

それ以上昼寝をしてしまうと、深い睡眠に入ってしまうため、夜中に寝付けなくなったりする可能性が高まります。

なので、脳機能の向上や炎症レベルの低下などを目的とした睡眠の場合、昼寝は1~30分程度がおすすめです。

(それ以下の時間でも疲労回復などが報告されているので、やらないより少しの時間でもやった方がいい)

まとめ

少し長くなってしまったので、最後にまとめておくと。

昼寝をすることで、

  • 記憶力
  • 空間把握能力
  • 認知力
  • 言語能力

これらの脳機能が高まることが分かった。

それは昼寝をすることで体内の炎症レベルが低下したことが原因として考えられる。

ただ、昼寝のし過ぎは逆効果となるため、長くても30分程度で納めて置き、1~30分未満がおすすめ。

そしてこの昼寝の効果は、高齢者だけではなく、子供から大学生まで学力や記憶力との相関性があるため、全年齢の人が「習慣」として取り入れておくといい。

まとめるとこんな感じですね。

僕自身も上記の論文や意見を知ってから、昼寝を取り入れてますが、やっぱりいいっす。

僕は10分程度の昼寝にしていますが、脳がすっきりする感じがしますし、10分程度だったら夜の眠気を阻害しない。

そのうえ、午後になると怠くなっていたのが、リセットされるの上、記憶力も上がった感じがするので、かなりおすすめできますね。

ぜひ参考にどうぞ。

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これまでの経緯やノウハウを電子書籍化した結果、大手電子書籍掲載サイトにて、新着ランキングトップ10位入りの常連と化し、最高位2位を受賞。更に2017年4月にはAmazonに電子書籍を出版し、アマゾンランキング1位を2部門で受賞。見事2冠を達成し大きな反響を得る。

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