メンタルを安定させるためには趣味を見つけるのが最強の方法!

今回はタイトルにある通り。

「メンタルを安定させる」ということに関して、面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

先に結論から伝えておくと、「趣味」を見つけることがメンタルにとって最強の安定方法であることが分かっています。

さらに現在で「趣味はあるよ」という人の場合、「新しい趣味を見つける」というチャレンジをするとさらにメンタルが安定することが分かっているので、現状の趣味だけではなく、新しい趣味にもトライしてみるといいと思います。

趣味がメンタルを安定させる

ではまず趣味とメンタルや精神状態との相関性から解説していくと。

これはロンドン大学が2020年に行った研究がもとになっていて。

この論文では50歳以上の成人を対象に、8780人を集めていきました。

2004年から2005年、2016年から2017年という2年単位で行われた実験ですが、事前に被験者に対して「抑うつレベルがどれぐらいか」ということと、「趣味にどれぐらいコミットメントしているか」ということを調べていきました。

事前の調査では、71.9%の人が「趣味を持っている」と答え、15.6%の人が「抑うつレベル」の閾値を超えていることが分かっています。

そこから趣味と鬱症状というものの相関性を、時間の経過とともに観察していったわけですが、驚くべきことが判明しました。

それは趣味を持つと、抑うつレベルが30%も低減していることが判明して。

精神状態にかなりいい影響を与えることが判明しました。

さらに、現状で趣味を持っていると71.9%の人が答えたわけですが、当時趣味を持っていた人であっても「新たに趣味を見つけた」という人は、加えて32%も鬱レベルが低下していることが判明しました。

そしてそして。

このロンドン大学は、もう1つ調査していて。

抑うつレベルが閾値を超えている人=鬱状態の人が事前の調査から15.6%いたことが分かっていたわけですが、このうちの「無趣味」の人をピックアップし、「鬱状態の人、かつ無趣味の人が趣味を見つけた場合、どれぐらい精神状態が変化したのか」を測定していきました。

その結果わかったのは、「鬱状態の人、かつ無趣味の人が趣味を見つけた場合、272%も抑うつレベルが低下していることが判明しました。

これはもう驚くべき数字で。

これらの理由から、メンタルに安定をもたらす最強の方法の1つが「趣味を持つ」ということになるわけですね。

どうやって趣味を見つけたらいいのか

このロンドン大学の論文を知って、次に大切になるポイントは「どうやって趣味を見つけたらいいのか」という点かと思います。

これは先ほども伝えた通りで、「今現在趣味を持っている」という人であっても、新たに趣味を見つけた場合は32%も低減していることから、「新しく趣味を見つける方法」は知っておいて損はないからです。

当然、今やりたいことや取り組みたいことがあるのであれば、それをそのまま趣味としてアクションすることは全然オッケー。

ただ、メンタルや精神状態があまり芳しくない人の特徴として、「無気力状態」というのが挙げられますから、やりたいことも見つからないという人も多いのが現状です。

なので、科学的にも正しい趣味の見つけたを合わせて解説しておくと。

まず結論から言えば「とりあえずやって見る」というのが、正しい趣味の見つけたになります。

これは「科学的な適職」でも紹介されていますが、実際に好きな仕事に着ければ「幸せか?」というと全くそうではないことが分かっています。

書籍:「科学的な適職」を要約し解説!感想レビュー!
今回はタイトルにある通り。「科学的な適職」を読んだので、その内容を要約していきながら、感想レビューをしていこうと思います。結論から行ってしまうと、「科学的な適職というのは、その人の幸福度を高めるもので、幸福度を高める仕事に就くことが適職」と...

上記の記事で、科学的な適職という本の内容を解説していますが、実際に天職というのは、始めから「これが好き」というものから成り立つものじゃない、という風に語られます。

それよりも「やってみた結果楽しくなった」という順序が正しいのであり、やってみない限り、それが自分にあっているかどうか、というのは分からないというのが科学的なアンサーです。

科学的な適職は「職業」に関しての本ですが、これは趣味にも当てはめられることで。

「自分は何が好きなのかな-?」と考えてすぐに見つかるものじゃなく。

「これ楽しそう」と手を出してみてから、「自分に合ってるかどうか」を判断していくのが正しい方法です。

それにそもそも「趣味」ですから、途中でやめたっていいし、乗り換えたっていい。

むしろ色々チャレンジして「新しい趣味」を見つけたほうが、32%もメンタル状態は良くなるわけですから、一石二鳥です。

だから、「本を読もう」という感じで本屋に出かけてもいいし、面白い本があれば手に取って読んでみてもいい。

絵を描こうと思えば書いてみればいいし、飽きたらやめればいい。

とりあえずやってみることが最重要で、やってみて初めて「没頭できるかどうか」が判断できるわけです。

なので、新しく趣味を持つということに関して「頭で考えすぎない」というところが、重要なポイントになります。

やる気のメカニズム

さらに言うと。

とりあえずやってみるというのは、やる気やモチベーションの向上にもつながることが分かっています。

先ほど「メンタルや精神状態が優れない時は、無気力になりがち」という風に伝えましたが、「無気力なのにとりあえずやってみる」というのは一見すると酷なようにも思えます。

当然それがプレッシャーのかかる仕事のようなものであり、かつ今が重度の鬱レベルであれば、治療が必要ですが、今回のロンドン大学はあくまで「趣味」というもの。

だから、そこまでプレッシャーを感じるものでなくてもいいわけですし、そのうえで「とりあえずやってみる」ことが、モチベーションを産みます。

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この「とりあえずやってみる」ということがやる気を産む源泉だということは、数々の論文で証明されていますが、1つ面白い研究を紹介しておくと。

上記の記事で詳しく「モチベーション」について解説していますが、かいつまんで解説しておくと。

2010年に行われた研究で、コーヒーショップで「スタンプカード」を手渡し、2つのグループに事前に分けたうえで「どちら方が早くスタンプがたまるか?」を実験しました。

1つ目のグループは、白紙のスタンプカードを渡されたグループ。

もう1つのグループは、1つだけスタンプが押されたカードを渡されたグループ。

結果はもうわかっていると思いますが、後者の「すでに1つのスタンプが押されたカードを渡されたグループ」のほうが、より早くスタンプカードを貯めることが出来ました。

これは要するに、強制的にとりあえずやってみるということがなされた状態を作り出したために、起きた現象でした。

「何もしていない状態」であれば、やる気は湧かず手につかない。

ただ「少し始めた状態」であれば、途中で投げ出したくないし、徐々に溜まっていくのが楽しく感じる。

こうした精神状態の違いがあるため、モチベーションややる気にも大きな違いが生まれたわけです。

つまり何が言いたいのかというと、「やる気」に関しても「とりあえずやってみる」ということが重要で、手を付けてみることでモチベーションというものは湧いて出てくるわけです。

まとめ

少し長くなってしまったので、最後にまとめておくと。

メンタルを安定させるための最強の方法の1つが「趣味」を見つけること。

それは現在趣味があっても、新たに趣味を見つける、ということも重要で。

そのことによって、抑うつレベルが改善されることが分かっている。

最良なのは、どんどんと新しい趣味を見つけて取り組んでいくこと。

これがメンタルにとってはかなりいい影響を与える。

趣味が見つけられないという人は、「とりあえずやってみる精神」をマインドチェンジすることが重要で、やってみることでやる気やモチベーションも湧いてくることを知る。

まとめるとこんな感じですね。

ぜひ参考にどうぞ。

最後まで読んでくれたあなたに。

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ブラック企業の会社員として、12時間以上働きながら始めた副業が、開始2ヶ月で23万円稼ぎだしサラリーマンの給料を超える。さらに4ヶ月目には月収30万円、その後も月収63万円と減ることはなく、サラリーマン時の約4倍の収入を得る。

これまでの経緯やノウハウを電子書籍化した結果、大手電子書籍掲載サイトにて、新着ランキングトップ10位入りの常連と化し、最高位2位を受賞。更に2017年4月にはAmazonに電子書籍を出版し、アマゾンランキング1位を2部門で受賞。見事2冠を達成し大きな反響を得る。

現在は独立しオウンドメディア運営、情報ビジネス、webマーケティング関連など様々な事業を展開。節税の為に法人化するか現在検討中。

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