自信過剰の呪縛から抜け出す心理学的テクニック3選!

今回は自信過剰から抜け出すための方法を科学的な見地から3つ紹介していこうと思います。

自信過剰っていうと「俺は絶対に成功する」みたいな典型的な自信家の人を想像したりしますが、結構そういう人だけじゃなくって。

大半の人が陥る罠なんですよね。

しかも、いわゆる自信家だけを”自信過剰”っていう風に言うわけじゃなく、幅広い範囲を心理学的な現象として”自信過剰”という風に言ったりします。

要するに、一つのバイアスであり、誰しもが陥る罠っていうことなんですよね。

この自信過剰というバイアスに陥ると、かなり恐ろしいことにつながるので、今回はその対処法に関して解説していこうと思います。

自信過剰というバイアスは誰しもが陥る

では早速。

いわゆるナルシスト的な人の自信過剰ではなく、自信過剰というバイアスに関して、詳しく掘り下げていくところからスタートします。

自信過剰というのは、心理学などで言われる一つのバイアスのことです。

それを示す面白い研究があって。

先生が生徒に向かってアンケートを取っていくんですね。

それは「自分自身の能力は平均以上だと思いますか?それとも平均以下だと思いますか?」

そんなアンケートを実施していきます。

すると、ほとんどの人が「平均以上だ」という風に答えたんですね。

しかし実際にテストを行っていくと、平均以上と答えた人の大半が”平均以下”であることが判明しています。

これが要するに「自信過剰」という状態です。

自分自身の能力を客観的に判断できず、過剰に評価してしまう。

これが自身過剰の正体で、ビッグマウスとかナルシストだとか、そういった特殊な人だけが陥るものではないということが言えるわけです。

そしてこの自信過剰の反対である、知的謙遜というものが存在しています。

この地的謙遜は「私はまだまだ知識不足だから、勉強しなければいけない」という感覚のことを指していますが、Googleなどの大企業はこの地的謙遜があるかどうかを、採用面接に加えるぐらい重要視している要素だったりします。

自信過剰は自分を客観的に見ることができず、破滅を及ぼす。

逆に地的謙遜は、世界的大企業から求められている人材。

これぐらい明暗がくっきりと分かれている心理特性とバイアスなんですね。

第3の選択を用意する

じゃあ次に。

この自信過剰というバイアスをどのようになくしていくか。

ポイントになるのは、客観的に分析するということ。

客観的に自分自身を見ることが、大切になってくるポイントです。

この客観的に見るために大切になってくるのが「第3の選択を用意する」ということなんですね。

というのも、自信過剰に陥るケースの一つとして”決断”があります。

転職でも副業でも、「俺はこれをやろう」と思ったとき、自信過剰に陥ると客観的に物事を考えられないので、「これしかない」という風に考えてしまう。

ただ、それが本当に自分自身に向いているのか、それとも向いていないのか、判断できない状態にあるわけです。

転職や副業といった大事な決断が、自信過剰に陥っていることで判断を間違え、失敗する結果につながる。

そういうことが往々にして起こるわけですね。

そうならないために、第3の選択を用意することが効果的だということが分かっています。

第3の選択を用意することによって、「これしかない」という状態から、「もしかしたらこうした選択肢もあるかも」という風に、全く違う視点から物事を見ることができるようになる。

そのことによって、客観性を取り戻すことができるようになるわけです。

さらに心理学的にも第3の選択を用意するによって、成功率がぐんと上がることも分かっている。

例えば「今の仕事に将来性を見いだせず転職したい」と考えている場合。

選択肢を「転職したい」ということだけに絞らず、「副業」という選択肢と「勉強して資格を取得するなどのスキルアップ」という第3の選択肢を考える。

このように、「これしかない」という風に選択肢を萎める前に、「他の方法はないだろうか?」ということを考えるようにしてみると良いと思います。

1日空ける

もう一つの自信過剰のバイアスを取り除くための方法は、1日空けるという方法です。

先ほども伝えましたが、ポイントになるのは「客観的に考えるようにする」ということです。

決断をするときなどもそうですが、自信過剰に陥っている状態は「これしかない、俺ならできる」というように選択肢を狭め、謎の自身だけが先行している状態で、客観的に考えることが出来なくなっています。

そうならないためにも、1日空けてみて、次の日も全く同じように考えているかどうかで判断する。

そうした対応を挟むと、加熱して狭まっている視野を広げることができるようになります。

僕自身も、面白いアイデアとかプロジェクトとかを思いついたときに、「これならいける」と思い込んでしまいがちなんですよね。

ただ、自信過剰のバイアスがあることを知っているので、あえて1日空けたりします。

そして、1日空けた次の日も「これはいけると思う」と感じたアイデアだけ、実装するようにしています。

後はLPとかセールスレターなんかを書く時もそうですね。

セールスレターとか、ぶわーっと集中して書いていくんですが、やっぱり書いた直後ってめちゃくちゃ自分にえこひいきしているので「この文章は最高だ」って思っちゃうんですよね。

でも次の日になってみてみると、全然ダメ。

そんなことが往々にしてあるので、ぶわーッと書き上げてから、1日必ず寝かせます。

寝かせた次の日に見てみて、ダメなところを修正する。

骨組みを作った後、寝かせて修正する。

この1日空けるというのを、絶対にセールスレター作成の工程に入れ込むようにしています。

このようにして対策しているって感じなんですよね。

物差しは自分自身に

そして最後は物差しは自分自身に設定するということです。

先ほどの学生の実験でも紹介しましたが、「自分は平均以上だと思う」としたときにほとんどの人が「平均以下だった」わけでした。

これのポイントは他人と比較して、上だと感じるということを多くの学生は言っているわけです。

地的謙遜がある人に共通する特徴ですが、比較する基準というのは「自分自身である」という人がすごく多いです。

要するに、他人と比べて自分がどうかというよりは、昨日の自分自身と比べて今日の自分う自信はどうか?

というように物差しが常に”自分”というベクトルに向いているんですね。

昨日の自分との比較なので、どう考えても自信過剰にはならないし、常に謙虚かつ熱中することができる。

鎖国していた時の日本なんかがまさにその典型ですよね。

鎖国していて、海外との文化の交流なんかは全くなかった。

身内だけで、技術を磨き上げ続けた。

でもその反対に、「俺らの作ったものなんか海外に比べたら大したことない」と謙遜する人がほとんどだった。

しかし、ふたを開けたら、世界中に絶賛されるものであふれていた。

パリ万博で披露された、日本の浮世絵が、その後モネとかの印象派に影響を与えたなんてのは有名な話ですよね。

これも鎖国という状況の中で、物差しが自分自身にあったからこそ生まれたわけです。

まとめ

少し長くなったのでまとめると。

自信過剰とは、自分自身を過大評価し、客観的に物事を分析、判断できない状態のことを指す。

ナルシストやビッグマウスの類の人たちだけが、陥るバイアスではなく、多くの人が陥るバイアスである。

この自信過剰のバイアスに陥ると、決断を誤ったり、判断を間違えたりすることにつながる。

自信過剰のバイアスを解くには、客観的に考えることが大切になり、具体的な対策は以下の3つが考えられる。

  1. 第3の選択肢を用意する
  2. 1日空ける
  3. 物差しを自分自身に設定する

ぜひ参考にどうぞ。