今回はタイトルにある通り。
「瞬時にやる気を出したい時、あげたい時に試してみてほしい方法」を知ったので、それをシェアしておこうと思います。
これは結構長期的にやる気が出ない状態だとか、精神的な病のケースの方とは、あまり合わない方法で、そう行った方は心理療法とかが必要なケースがあることもあるので、ちょっと対象外。
そうじゃなくて、日常的に「ちょっとやる気下がっちゃったな」とか。
「もう今日はいっかな」ってな感じで、気が緩んでしまってオフモードに入った時に効果的な方法かなって個人的には思います。
ただこれは、少しの時間だけで瞬発的に上げることができるので、瞬時にやる気をあげたい時なんかはこの方法がぴったりかなと。
そのやる気を上げる方法っていうのが「30秒だけハードな運動をする」ということ。
根拠
僕は結構エビデンスベースな思考なので、どの情報においても「根拠は?」と疑ってしまう性格。
だからこそ、このやる気を上げる方法としての「30秒だけハードな運動をする」ということに関しても、きちんとエビデンスがあるものになっています。
これらの「運動」に対する効果は、いろんな論文や研究によって判明されていますが、アメリカのデイリービーストなんかでも運動の効果を伝えています。
その効果っていうのが、寝不足のサラリーマンが次の日の仕事にコーヒーを飲むより、運動した方が、各精度も高く集中力も向上したということを伝えており、カフェインという成分よりも上回った恩恵があるのが「運動だ」という風に指摘しています。
ある学者なんかは「運動しないのは、鬱になる薬を飲んでいるようなものだ」という風に行っているぐらいな効果があるものだったりもします。
「朝に20分だけ運動すると得られる効果がエゲツない件について。」
そのほかにも、こちらの記事でも脳内物質などの効果を書いていますので、一つのエビデンスとしてお伝えしておきます。
理由
じゃあなぜ運動をすることが、やる気が上がることにつながるのか。
科学の世界の話になるので、結構ややこしくって難しい単語が出て来たりしますがここではめっちゃわかりやすく、ざっくり説明すると。
脳の栄養素となるのが「糖分」と呼ばれるやつ。
この糖分が、クルマで言うところのガソリンに当たるわけですが、「甘いものを食べると頭が働く」なんて言われるのは、これが由来だったりします。
つまり、やる気を高めるためには、脳のガソリンである「糖分」を脳に送らなくちゃいけないと言うこと。
そこで効率的なのが「運動」
運動をすることによって、アドレナリンという成分が分泌されます。
よく聞く名前のやつですね。
このアドレナリンという成分が、肝臓に溜まった糖分を血液の中に放出させてくれるので、脳に糖分がいくようになる。
その結果、血糖値が正常な範囲で上がって、脳に糖分が行き渡るので、脳が冴えやる気が出るっていう流れなんですね。
要するに、運動することでアドレナリンが出て、そのおかげで糖分が放出されるので、やる気が出るってこと。
これがシンプルなロジックです。
運動のやり方
運動がやる気をシンプルに上げる一番効率の良い方法だったりするわけですが、この運動に関しても2つのベクトルが存在します。
それが「ゆっくり長く」と「ハードで短く」
この2つの方法。
僕も実際にこのどちらもでやる気をあげたり、効果があるものですが、「瞬時に」という観点からすると、「ハードで短く」という方法が、即効性がある方法です。
じゃあ、どれぐらいハードな運動をすれば良いのかっていうと、およそ「最大心拍の70%」という風に言われています。
この最大心拍の70%がどれぐらいかっていうと、「結構肩で息をするぐらい」が、およそ最大心拍の70%だという風に言われています。
計算式もあり、「220ー年齢」が最大心拍を図る計算方法で、それの70%の心拍数が良いとされているわけですが、そんなん覚える必要もなく。
だいたい「肩で息をするぐらい」と覚えておけば問題ないかと思います。
応用方法
じゃあ、30秒で最大心拍70%ぐらい追い込めるハードな運動は何か?
ここを考えていくことで、やる気を上げる方法に直結していくわけですね。
当然やる気とかモチベーションが下がって来た瞬間に行うことで、常に継続してやる気を維持できるわけですから、あまりスペースもとらないほうがいいわけです。
スペースを取らない方法でハードなトレーニングで言えば、「腕立て伏せ」なんかも考えられるでしょう。
「腕立て伏せを30秒間行う」
これでも結構心拍数を高められますし、運動することによってアドレナリンを放出することも期待できるかと思います。
あとは「スクワット」
これもやってみるとわかりますが結構ハードなトレーニングです。
このスクワットに工夫を加えて、ジャンプスクワットという形にしても、結構ハードな運動になるので効果的かと思われます。
あとはシンプルに「ダッシュ」
これはコンビニに向かうシーンでも走りながら向かうことで、ハードな運動につながりますし、駅に向かう際やショッピングするシーンでも使えます。
別にこれらである必要はなく、「心拍数が挙げられるちょっときつめの運動」であれば、やる気を上げる効果は期待できるかと思います。
効果
んで。
こっからは僕個人の感想。
実際にこの方法を知ったその瞬間っていうのが、ベットの上でゴロゴロしていた「やる気が落ちていた瞬間」そのものでした。
やる気が落ちていたっていうか、「ちょっとダラけてもいいかなぁ」っていうあの時間ですね。
でこの方法を知って、「いや時間がもったいないから、何かしよ!」って思って、即スクワットを30秒間行いました。
その後に、すぐこの記事を書いてるわけですが、この記事を書くまでの時間がおよそ20分。
20分ほどの時間で、約2300文字書き終えています。
頭の中を覗くことはできないので、今この瞬間にアドレナリンが放出されているかは知りませんが、もう布団の中にいることはなく、机に向かってこの記事を書いています。
それだけのやる気は、たった30秒で上げられたってことは少なからず効果は期待できるのかと。
そこからセットにして、アップルウォッチのタイマーの設定で、すぐに「30秒間」をセットしておきました。
そしたら、この先も「ちょっと休もうかなぁ〜〜〜」ってダラけそうになった時に、すぐ運動を始められるので。
僕としては今後も続けて、習慣化させていきたいですね。
それぐらい価値のあるものかと思います。
まとめ
瞬間的にやる気を上げる方法
- 腕立て
- スクワット
- ダッシュ
とかく運動運動運動ですね。