今回はタイトルにある通り。
「1日集中しても疲れない脳を作るために重要なこと」に関して知ったので、それをシェアしておこうと思います。
まずは結論から伝えておくと。
「集中対象を分散しないこと」
これ。
脳が疲れを感じる理由
まずは根拠から伝えておくと。
ニューヨークタイムズ紙が伝えた記事の中に紹介されていたことが元になっていて。
理由としては、集中対象が分散してしまうと、集中力が奪われ、脳が疲れてしまうため、集中しても疲れない体を作るためには、集中対象を分散しないように気をつけることが大切だとされています。
そもそも僕らの「集中」っていうのは、一般的に脳の頭皮質という部分が司っていると言われています。
この頭皮質という部分が、集中とリラックスのバランスをうまく扱っていて、この集中とリラックスのバランスが丁度いいバランスになった時、最高のパフォーマンスが発揮されるとされています。
一方で、この集中対象が切り替わることによって、脳のリソースが奪われ頭皮質のバランスが崩れていってしまう。
疲労感感を感じてしまう理由っていうのは、この脳のリソースが奪われ、バランスが崩れることからくるとされています。
よく考えてみればごく当たり前のことで。
散歩であれば、長時間歩いてもさほど疲れないものの。
シャトルランのように、「全力ですぐ走って、ちょっと歩いて。んでまた全力ですぐ走って」って繰り返したら、どうしても疲れていく。
「仕事しよう」って思って集中しようと思っていたのに、なんだかSNSが気になってスマホの方に注意が向いてしまったり。
はたまた勉強に集中しようと思ってたのに、ラインが鳴ってしまったら、そっちが気になってしかたなくなってしまう。
このように集中するはずだったのに、「気が散る」という脳のリソースが奪われることで、集中対象が分散し、この集中対象が分散することによって「疲れ」という現象が引き起こされるわけなんですね。
集中しても脳が疲れなくなる方法
んで。
上記でも伝えた通り、気をつけなくちゃいけないのは、脳における「集中」って本当に脆いんですね。
だからこそ、集中力っていうのは、気をつけて「守っていかなくてはいけない存在」だということ。
「スマホを仕事中は絶対に見るな!約4秒見るだけで作業効率が劇落ちする!」
例えば、この記事の研究なんかでは、作業中パソコンにポップアップ広告をわずか4秒ほど表示させておいただけで、作業効率が3分の1にで減ってしまったことが明らかになっています。
わずか4秒だけでも、集中力は崩壊するので、「繊細で守ってあげるもの」だといった意味が理解できるでしょう。
一方で、「スピーディーにタスクを終わらす!超濃密時間管理仕事術!」
この記事でも紹介しているペンルシベニア大学のアダムグラント教授なんかが実践している方法は、「集中を分散させない」ことを徹底して行なっています。
もちろんこまめに休憩を取ることは重要ですが、脳の集中力を維持するため、マルチタスクをせず、分散させないようにしています。
これがまさしく脳に疲れを感じさせず、集中してタスクを終わらせる方法。
だからこそ、集中っていうのは、分散させると「集中が切れ」、その分「脳が集中をシフト」することに労力を使うため、よりエネルギーを使い、疲労感を感じてしまう。
そのため、なるべく集中は分散せずに、気をつけて守り、エネルギーを必要な箇所だけに特化することが重要だということなんですね。
応用方法
まあこんな偉そうに言っておいて、なんですが。
僕自身全てできているわけじゃなく。
一歩一歩「見直していかんといかんぞ」って痛感してます。
まず第一歩として、作業中や集中したいときはスマホの通知は一切オフにすることからはじめました。
上記で紹介した記事にある通り「4秒」の邪魔が入っただけで集中力は落ち、作業効率は激減する上、集中が分散して別のことを考えることに脳のリソースが使われるので、疲れてしまう。
「全くもって意味がない」
そう感じたので、一切スマホは通知を切るようにしています。
これだけでもだいぶ邪魔が入ることはなくなって、集中できる環境が作れた実感がありますね。
あと習慣にしているのは「瞑想」
これによって、興味が分散して、集中力が切れそうになった時に「ダメだ」と、今一度集中し直す脳の体力を養うため、取り入れました。
この記事でも紹介している通り、これはかなり有効な手段。
それプラス瞑想はストレスやメンタルにもいい影響を与えることがわかっているので、取り入れてよかった習慣の1つですね。
これだけでもかなり集中しても疲れない体になった実感がありますが、最後にもう1個だけ変えたい部分が「休憩中のスマホいじり」。
これもやめようと思っています。
最近まで「休憩中ぐらい何したっていいだろう」って思って、好き勝手にスマホをいじってましたが、そうじゃないことを最近知って。
「悩みを解決するには、何も考えずボーッとすることが科学的に正しい解消法だと判明w」
それがこの記事に書いた内容なんですが、実は「何も考えない」ことほど脳を使うことはなくって。
集中している時よりも、ボーッとしている時の方が何倍も脳を使っていることが判明しています。
そんなに使えるのなら、「ボーッとしないのはもったいない」ってことだったので、休憩中にスマホをいじるのさえ意味ないな、ってかもったいないなって感じた次第ですね。
おおよそ僕はこの3つ(ボーッとするのは習慣化の途中)を取り入れていますが、結構長時間集中している時間はあるし、はたまた1日中本を読んでいることもありますが、体が「疲れた」って感覚はほとんどないです。
仕事的なことが終わった後でも飲みにったり、スポーツできるぐらいタフネスで、休みの日の日中に眠そうにしている友人が「なんでそんな元気なの?」って言われるぐらいにはなりました。
まあこれは個人的主張なんで、根拠は提示できないんで、おすきに信じてもらったらいいんですけど、個人的にはこの感じをキープしたいですね。
まとめ
最後にまとめておくと。
集中しても疲れないようにするためには、「むやみに集中を分散させないこと」
分散させることで脳が疲労し、この脳が疲労感を感じるため「疲れた」という感覚が沸き起こる。
そのため、集中が分散してしまうようなスマホやメール、連絡などは、なるべく遠ざけ、「1つのことに集中する環境を整える」ことが大切。
まとめるとこんな感じですね。
自分の集中は、自分しか守れないので、ぜひ参考どうぞ。