今回はタイトルにある通り。
自分に合う正しい本の買い方を知ったので、それをシェアしておこうと思います。
よく「自分にあった本」を買う際に、どれぐらいわからない内容があればいいのか?ってことを僕を含め悩む方がいると思います。
ちなみにいうと、理解できない内容が100%を超えると、それは読むこと自体ができないので、モチベーションは当然下がります。
おそらく二度と開くことはないでしょう。
じゃあ、50%程度ではどうなるのか、っていうと、50%理解できなくて、50%理解できるっていう本でも、実はわからない部分が半分を占めるので、やる気やモチベーションが低下してしまいます。
じゃあ「どれぐらい理解できない割合がある本が一番やる気が高まるのか?」って疑問に思うかと思うんですが、それに結論が出て。
その答えっていうのが「15,87%」わからない部分が含まっている本は、一番やる気が上がるってことが研究した内容を発表した論文で判明したので、買う際には16%ぐらいわからない本を買うのが一番おすすめってことですね。
これは結構面白かったので、僕もこれから取り入れていこうと思います。
正しい本の見つけ方
この本の買い方に合わせて、じゃあどうやって16%理解できない本を見つければいいのかを伝えていこうと思います。
自分に合っているか
まず1つは「自分に合っているかどうか」
これは僕もやってしまっていた間違いなんですが、その分野で「いい本」と呼ばれるものを手に取ってしまう人が多いかと思います。
ただ実際には「いい本」と呼ばれるものが、「自分に合っている本」かどうかっていうのは、全く違います。
以前はやった「片付け術」みたいな本は、僕にとって必要のない本出し、そもそも興味がない本です。
残念ながら「脳」っていうのは、自分にとって「興味のある」こと以外、あまり受け入れてくれません。
だから「興味を持たせる」ってことが、脳をうまく働かせるポイントな訳ですが、「自分に合っていない」となると、興味もわかないため、意味がないということ。
そのため、「自分に合っているか」っていうことを、いい本を見つけるために、まずきちんと考え直す必要があるってことですね。
自分が求めていることか
そして本を買う際に、気をつけるポイントは「自分が求めていることが書いているかどうか」
これは自分に合っているかどうかの根底の部分で、似ているポイントですが、そもそも自分が求めているかどうか、そしてそれが書いていあるかどうかがあっていないと、その本は自分にとって価値のない本になってしまいます。
そして求めているものっていうのは「レベル別」によっても違います。
仮に、英語に関する本を買おうと思っている場合、日常英会話をできればいいのか、はたまた海外の論文を見るぐらいの知識が必要なのか。
同じ「英語」に関する本でもレベルは段違いです。
この求めているのと、「レベル」とがマッチングしないと、本を買う際に自分にとっていい本に巡り合うことはできません。
つまり、本というのは「自分が求めていることが書かれており、さらに自分のレベルにあった本」というのが、自分にあった本を買う方法の大前提だ、ということです。
本を買う際のポイント
そしてそこまで見てみて、興味を持った本があれば、あとは「買うか否か」に分かれるわけですが、買い方として面白いなと思ったのは、3つのステップを経て本を買うという方法。
真ん中を開く
それを紹介しておくと、まず一つ目は「真ん中を開く」ということ。
これは月間100万円ぐらい本を買うというメンタリストのDAIGOさんが言っていたことですが、「本を書く人だからわかりますが、本の真ん中は著者が一番ダレるところ。そしてきちんと書かれている本というのは、どこから読んでも内容が理解できる本。つまり、一番だれやすいポイントである真ん中を見て、本に書かれていることが論理的に説明できている本はいい本だ」
そんな風に言っていました。
これはめちゃくちゃ面白くて、なおかつ「著者」の意見も入っているので、なるほどなっていった感じ。
16%理解できない本か確かめる
さらに真ん中を開いてみて、チェックしたいのが先ほどの研究のエラー率が「15、87%」が一番やる気が出る本の内容。
ということを応用していくと、真ん中を開き、5〜10ページほど読んで見て「わかる」と思える内容が少なければ、エラー率が高いので、「自分にはあっていない本」つまり買わないほうがいい本ということになります。
わからないところが50%を超えると、それだけでやる気が削がれていってしまうので、買わないほうが無難。
それか基礎的な本を読んで、理解してから、後日買ったほうが無難です。
反対に理解できる内容が90%を超えてしまうと、その本は自分にとって「レベルが低すぎる本」になってしまうため、これまたあっていないので買うのはパス。
このように「16%」ぐらいわからない本を選んでいくのが、やる気やモチベーションが高まる正しい本の買い方ということ。
ただ実際には16%っていうのは難しいので、目安としては「ほとんど理解できるけど、わからないところもある」ぐらいの感覚でもいいと思います。
し、今僕の手元にある本をぱっと見開いてみたところ1ページ約13行で2ページにすると26行でした。
26行の84%は、21,84%なので、およそ「4行分」ぐらいわからない本がオススメだって求めることもできます。
理解できない16%に集中する
16%ほど理解できない本を買ったのなら、あとは読むだけですが、当然84%の部分を読んでいても「既に知っている」という内容なため、成長にはつながりません。
じゃあどうするか?っていうと、84%の中で「忘れていたところ」と理解できなかった「16%」の部分。
この2つに集中して本を読みます。
こうすることによって、やる気は高まったまま本を買え、なおかつ読み進められる自分にあったレベルの本を手に取りつつ、「わからないところを理解し成長できる」ということにつながるので、本を読み学習することができるということなんですね。
まとめ
つまりまとめると。
まず大前提として、自分のレベルにあった本で、なおかつ求めている内容が書いてある本を買うべきで。
その上で、
- 真ん中を開く
- 16%理解できない本かどうか確かめる
- 16%+忘れていた部分にフォーカスし学習する
この3つが具体的に本を買う際に大切になってくるということですね。
実際これを知った時、僕自身結構図星で。
半分ぐらいわからない本がベストだと思っていました。
んで、わからない部分が半分を占めるから、結構挫折して「積ん読」している本が結構ありました。
要は「まだ自分にはあっていない本」だったということなんですよね。
そして確かに「84%」理解できる初心者用の本は結構楽勝に読めて。
だからこそ「ほとんど理解できる本はダメなんじゃないか?」って思って難しい本に手を出したわけですが、これが見事に失敗。
「16%で十分だ」ってことに驚きました。
それが「図星」だった理由でしたが、今一度見直してみて、基礎的な本から読み返してみようと思います。