「あの人人生楽しそうだなぁ」幸福度が高い人の共通点とは。

今回はタイトルにある通り。

「幸福度」に関して面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

まず先に結論から伝えてしまうと、「あの人、人生楽しそう」だとか「幸せそうな人」というのには「ある共通点」があることが分かっていて。

その共通点というのが「創造性が高いかどうか」であり、クリエイティブな活動をしている人ほど、幸福度が高いことが分かっています。

なので、「人生楽しみたい」「幸福度を上げたい」という人はぜひ「クリエイティブな活動」をするようにしてみてください。

根拠

ではさっそく。

「創造性が高いと幸福度が上がる」ということに対しての根拠から解説していくと。

これはチューリッヒ大学が発表した論文が元になっていて。

この論文が公表した内容では、18歳から92歳の4100人の人を対象にオンラインアンケートを行いました。

18歳から92歳という幅広い層を対象して、4100人の被験者を対象ということなので、かなり多くの対象者が含まれることが分かります。

この研究では、研究者たちは「創造性と幸福度」との相関関係や結びつきを調べるために「オンラインアンケート」を行ったわけですが、「創造性」の定義として、

  • いかなる状況においても、自分自身や周囲の人に対してユーモアや面白さをもって対応できる人

といった条件を上げています。

一見「創造性」や「発想力」と聞くと、才能がある人だったり、「左利きなのでは?」という遺伝子などの影響が関係しているように感じますが、このチューリッヒ大学の定義を見てみると、かなり身近であることが分かります。

そのうえで、「創造性の優越」を測定していき、その人自身の「幸福度」を調べていきました。

その結果わかったのは、冒頭でも伝えた通りで「創造性が高い人ほど、幸福度が高い」という相関関係が確認されました。

才能や能力は関係ない!

さらに言うと。

この研究が面白い、かつ勇気をもらえるのはここからで。

チューリッヒ大学の論文では「オンラインアンケート」をもとに実施されています。

つまり何がいいたいのかというと、「その人自身の発想力やクリエイティブさ」は取っ払っている、ということで。

つまるところ「才能や遺伝子」が関係するポイントは見ていない、ということなんですね。

要は「創造的である」という姿勢さえあれば、努力や才能がまったくなくても幸福度が上げられる、ということがこの研究をもってして勇気づけられる部分。

最初のほうにも伝えましたが、「発想力」や「創造性」と聞くと、どこか「遺伝子」の影響が多いように感じます。

よく耳にする言葉として「左脳が論理で、右脳がアイデア」みたいな。

さらに言えば、左脳派は大多数で、右脳派は少人数みたいな。

こう聞くと、どこか「発想力が高い人」というのは遺伝子レベルからモノが違い、才能がなければ発想力がないようにも思えます。

確かに、アートの世界や音楽の世界なんかを見てみると、そういった才能なんかが関係してきたり、IQなんかの分野も遺伝子が最も影響を与えている、といった研究があったりします。

ただ今回においての「幸福度を上げる」という部分に関しては、才能があるないにかかわらずアートの才能の有無などは確認しておらず、「取り組む姿勢」によって幸福度が変わることを示している。

つまり、

  • いかなる状況においても、自分自身や周囲の人に対してユーモアや面白さをもって対応しようとする姿勢

これさえあれば、だれだって幸福度を上げることが出来る、というのがこのチューリッヒ大学の一番面白い部分なんですね。

さらに言えば、男女問わずそれが幅広い年齢層からでも可能であり、効果があるということ。

その証拠に研究者はこのようにコメントしていて。

「あらゆる性別や年齢問わず、発想力は喜びに満ちた人生や幸福度を測るのに最も良い指標になっていた。クリエイティブに発想することを心がけたり、選ぶことが出来れば人生のストレス立ち向かい、ポジティブな感情を引き出す最大リソースになりえるだろう」

というようにコメントしています。

なのでぜひ幸福度を上げたい、またはストレスを抱えている、という人は「自分自身や周囲の人に対してユーモアや面白さをもって対応しよう」と心がけてみるといいと思います。

発想力を鍛えると得られること

さらに今回は補足として、「発想力」や「創造性」といったポイントが出てきたので、それに付随して「意外に発想力を鍛えると得られること」を伝えていこうと思います。

皆が思っている以上に発想力を鍛えると得られるものって多くって。

まず一つ目に「最高の気分転換につながる」ということが分かっています。

嫌なことがあり落ち込んだ日はどうすればいい?科学の答えがこちら。
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この創造性が気分転換につながるというのは、シェ―フィールド大学の研究によって明らかになったことで、上記記事で詳しく解説しているので気になる方は見てみてください。

後は、上記のチューリッヒ大学の研究でも触れられましたが、「ストレスレベルが激減」します。

ストレスレベルを約66%も和らげる方法が画期的すぎる件。
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これはチェルシー&ウェストミンスター大学の研究で明らかになったことですが、面白いのは「アートを見るだけ」でも効果がある部分。

見るだけでもストレスレベルが下がることが分かっているので、気になる方はぜひ見てみてください。

あと最後に面白い研究を紹介しておくと。

「妄想と行動力」との相関性がカリフォルニア大学の研究で報告されています。

妄想する人ほど行動力とクリエイティビティが高いことが判明w
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創造性を高めるのにも、妄想は一役買ったりするので、気になる人はぜひ見てみてください。

まとめ

少し長くなったので、最後にまとめておくと。

人生楽しそう、幸福度が高い人が共通して行っていることは「創造性」で、「いかなる状況においても、自分自身や周囲の人に対してユーモアや面白さをもって対応できる人」が、幸福度が高いことが分かっている。

この「創造性」というのは現時点であるないにかかわらず、「そうあろうとする姿勢」さえあれば効果があると確認されているため、創造的であろうとする姿勢が重要。

また発想力やクリエイティブさというのは、あらゆる面において効果を発揮するため、発想力を鍛えるなどの方法も幸福度を高めるためには効果的。

まとめるとこんな感じですね。

ぜひ参考にどうぞ。