浪人してしまうと就職に不利になるって本当?経営者が言った驚きの一言。

入りたい大学があった。やりたい事が決まらずにプラプラしてしまった。急に学びたくなった。

それぞれの理由から浪人した方が居ると思います。

 

そこで不安になるのが、浪人してしまうと就職にどのくらい影響してくるのかと言う事。

何浪まで就職に影響するのか、どんな浪人動機なら企業はマイナスに捉えないのか。

色々な不安がこれからの社会人生活にはあると思います。

 

僕の身近な友人が浪人生としていて、彼らがどのように就職して行ったのかを間近で見ていたので、浪人生の就職事情に関してお伝えしたいと思います。

 

 

1浪の友人の就職活動

 

まず1人目に紹介する浪人生は、1浪していた友人です。

彼が浪人した理由は、高校の中退が原因です。特にやんちゃと言う訳ではなかったのですが、高校内のいざこざに巻き込まれてしまって、学校から退学を言い渡されてしまいました。

明らかに彼には非が無い出来事だったんですが、不祥事が起きてしまったと言う事で、学校側も見逃せないと言う事情らしい。

 

 

そこで、夜間の学校に編入する事になったんですが、編入時期が間に合わず1個下の学年からの再スタートとなります。

高校2年での出来事だったので、高校1年生からやり直しと言う事ですね。

 

そこから気を引き締め直し、夜間の学校をストレートに卒業しました。その後大学へ進学するんですが、この時点で一つ学年を浪人している形になりますよね。

寝が真面目な彼は、大学も真面目に通い留年する事無く卒業へ。

 

1年浪人する形になりますが、就職活動で特にデメリットはなく、案外すんなりと就職する事が出来ました。

就職先として選んだのは、リフォーム関連の会社でしたね。

 

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参考記事「【サービス業が辛い】飛び込み営業の元トップセールスマンが教える対面接客の極意とは?

 

2年浪人した友人の就職活動

 

もう1人浪人した友人は、2年の浪人生活の末、大学へ進学した友人です。

難関大学を目指していて、現役で受験するも不合格。

でもその大学で学びたい分野があるらしく、昼間はガソリンスタンドで働き、夜は浪人生として勉強する日々。

 

そして1年後また受験するのですが、あえなく惨敗する結果に。

 

 

 

彼が凄いのは、ここで折れる事無く「必ずこの大学に入るんだ」という気概を持っていたので、2年目の浪人生活を選びます。

またも昼間はガソリンスタンドで働き、夜は受験の為の勉強を続ける日々。

浪人生活2年目の受験に晴れて希望の大学への合格切符を手にする事が出来ました。

 

そして4年間の大学生活を経て、いざ就職活動へ。

それまで教職員を目指して、教員免許を取得していて、教育実習とかもやっていたのですが、就職活動時期になると、教師と言う職業に疑問を持って別の分野で就職する事にしたそうです。

結局IT関係の会社に就職し、2浪というハンデを背負った中でも、問題なく就職する事が出来たみたいでした。

 

参考記事「大学中退して進路に迷った時には、まずこれだけを見とけ。

 

会社の社長が言っていた浪人生への言葉

 

1年浪人した友人。2年浪人した友人。

それぞれ二人の浪人理由と、就職活動に関して、僕の身近な例を紹介しました。

浪人した2人であっても、問題なく就職する事は出来ると言う事でした。

 

僕自身、大学を中退し、ブラック企業に勤めながら働いていた経験があるんですが、そこである1人の社長と出会います。

その社長は今でも、僕の中で恩人と呼べる人なんですが、その社長さんと二人で話す機会がありました。

 

 

僕:「社長に取って社員を採用する上で何か【これ】って言う明確な物ってあるんですか?」

社長:「ん〜。特に無いけど、強いて言うならやる気かな。」

 

僕:「じゃあ仮に今まで何の経歴も無いけど、やる気だけがある人が来たらどうしますか?」

社長:「俺なら取っちゃうね」

社長:「だって基本的な事は教える事が出来るし、その為の社員教育もしっかりと組んであるだけど、やる気が無かったらそれを教える事も出来ないし、飲み込む事もしてくれない。となると、最初から能力が高いけどやる気が無い人と、能力は低いけどやる気がある人だったら、やる気の高い人の方が伸びる可能性が高いじゃん?」

 

社長:「俺はね、従業員つまりうちで働いてくれる人の事を部下って読んだ事は無い。下だとも思ってないし、内で働こうって思ってくれた大切な人達だから。社員を雇う時には、半年間は会社に取ってはぶっちゃけ利益にはならないんだよね。だから1人200万円以上は損する結果になる」

 

社長:「でも半年後に、しっかりと1人前になって、会社に恩を感じてもらったらそれだけで十分だし、半年後に少しづつ会社に返してもらえればそれで良い。それもみこうして社員を雇っている。その分大切に寄り添って成長してもらえれば、全然問題ない。」

 

社長:「その為に必要なのがやる気でしかないんだよね。今の能力なんて関係ないし、今までの実績なんて俺は見てない。これからどうなりたいか、どうして行きたいか。そのやる気だけで志望動機は十分。そのやる気があるから俺の所に面接に来てくれた訳だからね。」

 

社長:「だから、俺は新卒は取らない様にしてる。新卒ってキレイごとを言うのが上手いし、こうなりたい!ってやる気よりも、小手先で上手くやろうとしている人が多い。それよりも高卒で何にもやった事無いですけど、やる気だけは負けませんって子の方を応援したいんだよね。」

 

そんな風に言っていました。

 

男前でしょ?

ホモでもゲイでもないですが、ブラック企業に努めてしまって、働くと言う事をほとほとに疲れていた時期に、この社長と出会ったんですが、本当に支えになりました。

今僕が、独立して会社に雇われずに自由に行きて行けるのもこの社長のおかげといっても過言じゃないぐらい。

 

独立した経緯は、コチラの書籍に全てを語っています。

 

過去は変えられるけど、未来は変えられない。

先ほどは、このボクが恩人と呼ぶ会社の社長から、社員の採用に対して受け取った言葉を浪人生の方の為になれば。ということで紹介した訳ですが、ボクの周りには、「浪人した」という人生に少し公開を抱いている人も少なくありませんでした。

 

そんな「浪人した」という後悔に対しても、この社長は「過去は変えられるけど、未来は変えられない」

そんな言葉を受け取った事がありました。

 

社長:「過去は変えられないけど、未来は変えられるって言葉あるじゃん?あれって全く逆で、過去は変えられるけど、未来は変えられない。って言葉が本当の意味なんだよね。」

僕:「え?普通は過去は変えられないけど、未来は変えられる。じゃないんですか?」

 

社長:「普通はそう思うよね。でも違うんだよね。」

僕:「どういうことですか?」

 

社長:「過去って言うのは、何が起きたかって言う出来事よりも、その出来事をどう捉えたか。って言う事で決まるのね。出来事に対して感情はなくって、起こった出来事に対して人が感情を付けたすの。」

社長:「例えば浪人した。留年した。そう言った事が出来事。コレにプラスとかマイナスはない。でも浪人した=失敗とか悔しいって思う。留年した=出来が悪いとか落ちこぼれって思う。つまり、出来事をどう捉えたかで、過去が決まるってこと。」

 

社長:「要するに過去って言うのは出来事をどう捉えたか?って言うものだから、今コレから何をするかで、過去に対する捉え方って言うのは変える事が出来る。今頑張って成功したとしたら、「過去が合ったから今成功出来てる」って、塗り替える事が出来るでしょ?」

社長:「浪人した過去があるから、今好きな仕事をして働いてる。この会社の好きな人達と出会う事が出来てる。そんな風に過去の捉え方って言うのは、いつだって変える事が出来る。だから「過去は変えられるんだよ」」

 

社長:「一方で、未来は変えられない。こうなるって決めたら上手くいくかは分からないよ。でも、必ず決めた通りになるんだよ。」

社長:「多くの人は未来を決めたら、理想通り上手くいく事を想像する。でも上手くいく事なんてそうそうない。その理想と現実のギャップに悩み挫折して行く。でも上手くいかない事を知っていたら、そんなの挫折なんて思わない。だって、諦めなければ絶対に決めた通りになるから。」

 

社長:「これは俺の格言なんだけど、「上手くは行かないけど、決めた通りになる。」そう思って生きて来た。だから、未来を決めたら絶対にその通りに行くんだよ。」

 

そんな風に言っていました。

 

 

ちなみにこの社長は、営業代行の会社を経営しているんですが、商品販売数全国1位の会社で、中小企業ながら大企業の表彰式に何年も連続で表彰され続けています。

また、全国平均獲得数が12本で、12本以上取れたらそれだけで全国トップクラスなんですが、この会社では新人研修が15本獲得で満了。

15本取れないと新人のまんまで、会社の平均が20本以上と言うあり得ない獲得件数を維持している会社の経営者でした。

 

結果も発言内容も、本当に男前で、僕はこの社長さんが大好きなんですね。

 

過去に対して後悔している浪人生や就活生は多いと思う。

でも、ボクはこの社長のそばでずっと居て、時には止めさせてもらったりして、寝食を共にして来ました。

そんな社長の言葉には、いつも救われて来ました。

 

だから、後悔などせずに「過去は変えられるけど、未来は変えられない」

そんな言葉を、後悔している浪人生に、社長の変わりに伝えておきたいと思います。

 

ちなみに「ネットで物を売るために大切なことを、ある有名な社長から教わった」この記事も同じ社長からで、ボクの中では本当に人生に左右するぐらいの金言をもらいました。

 

何年浪人しようが、就職には何ら問題はない

 

んで、ここから分かるのが、何年浪人してようが就職にはなんら問題は無いと言う事だと思います。

 

確かに、普通の人よりも1年、2年と時期を重複して過ごしていると言う事は、デメリットに働くかもしれん。

でも、浪人した事に明確な理由があったり、学生時代に怠けてしまって浪人してしまったとしても、人生80年ある内のたった1年、2年だけです。

そこからいくらでも挽回する事は出来るし、やる気と情熱だけあれば浪人してようが関係ありません。その内面を見てくれる会社を見つける事が大切と言う事ですね。

 

 

 

また、大成功した芸能人なんかも、1年や2年。イヤそれ以上遊んで行て、後に進みたい道を見つけ大成功した芸能人も多く居ます。

 

ビートたけしなんかも、大学時代から数年に掛けて遊び呆けていて、たまたま入り浸っていた場所が演芸場だったことで「芸人」の道を突き詰めて、今や「世界の北野」と言われるまでの存在に。

 

また、ロッキーでおなじみのシルヴェスタ,スタローンも、極貧生活を何年も経験し、一時はホームレスにもなったそうですが、あるボクシングの試合を見て、ロッキーの原作を想い付き、脚本を作り上げて、制作会社に売り込み、今のハリウッドスターの地位にまで上り詰めている訳です。

 

 

僕自身は会社に雇われる続ける事は嫌だったので、独立してしまいましたが、何か目標ややりたい事があって浪人したり、就職する事は良いと思います。

それがその人の幸せであれば。

やりたい事をやれるのが本当の幸せですからね。

 

「こんな理不尽な職場があるのか」と言われるレベルのブラック企業に勤めていた社畜が、副業から月118万円稼ぎだした軌跡をココに全てまとめました。

興味がある方は覗いてみてください。

 

人生80年と言われる今の時代。

更に、今後はもっと寿命は延びて行く事でしょう。

 

そう考えると、浪人した高々数年というのは、極短い時間。

そんなわずかな時間が、「足かせ」「デメリット」になることなんてありません。

ぜひ、「浪人したからこそ見つけられた」と言えるような、あなただけの道を見つけて行ってほしいなと思います。

参考記事:「場所を選ばない仕事をやっててよかったと思った事

 

終わりに

 

今学生で、就職活動が不安と言う方は多いと思いますが、浪人してようが、中退してようが何ら関係ない、実力社会がこれからやって来ます。

今までは、終身雇用が当たり前で、早く入れば新人だし、長く居ればそれだけで偉いしなんて構図でした。

しかし、その体制が抜けない大企業はどんどん衰退して行くばかり。

 

逆に、いくら若かろうが、経歴がダメだろうが、本当に実力がある人がどんどん上に上がる会社が成長しています。ソフトバンクとか、楽天とかの成長は著しいですしね。

つまりやる気があれば、いくらでも挽回出来るチャンスがあるってことです。

 

長い人生80年の中で、たった1年や2年の浪人。

いくらでもやる気と努力で補えます。就職なんかでめげる必要は無いと思います。

是非頑張って下さい。