今回はタイトルにある通り。
秒速でやる気を出す方法を、心理学に基づいて4つ知ったので、それをシェアしておこうと思います。
しかもこの4つの方法っていうのは、別々に使っても効果が確認されている上、組み合わせるとさらに効果的なので、結構使えるのかなと。
僕も早速そのやる気を出す方法を終えた後このブログを書いてますが、なかなかやりやすいのがこの方法のメリット。
(時間もいらないしね。)
このやる気を出す方法の結論から言うと、
- 胸を張り背筋を伸ばす
- 腕を組む
- 拳を握る
- 全身に力を入れる
もうこれだけ。
全てすぐできるし、お金もかからない。
結構おすすめです。
根拠
まずこのやる気を出す方法の根拠に関して。
- 胸を張り背筋を伸ばす
これから解説していくと、トロント大学の研究において、胸を張り背筋を伸ばすと「意思決定力」が上がることが確認されています。
また、胸を張り、背筋を伸ばすことは、失恋にあったり、仕事で失敗したりと、メンタル的にあまりよろしくない状態の時に、「メンタルをよく保つ効果」も期待されています。
やる気が出ないっていうのは、いろいろ紐解いていくと、メンタルがあまり良くない状態だったり、迷いや困惑といった「意思決定」からきていることも多いので、胸を張り背筋を伸ばすことで、やる気を出すことにつながるということが言われています。
- 腕を組む
次に腕を組む。
この腕を組むことに関して、2007年のロチェスター大学の研究では、腕を組むことによって難しい問題に対する対応を研究しました。
ここでわかったのは、腕を組んだ方が難しい問題に対する成績や取り組む姿勢、諦めない姿勢、途中で投げ出さない確率など、様々な面で腕を組んだ方が良かったことが確認されています。
- 拳を握る
次に拳を握るですが、2011年南カリフォルニア大学の研究によると、拳を握った方が「ダイエット時の甘いスイーツ」といった誘惑や痛みに関して強くなるということがわかっています。
- 全身に力を入れる
そしてし最後の全身に力を入れるですが、これは南カリフォルニア大学と同じ2011年のオックスフォードの研究によって判明していて。
よく心理学で出てくる「ウィルパワー」と呼ばれるものですが、全身に力を入れることによって誘惑に負けずらくなったり、やらなくちゃいけないタスクに対する粘り強さなどの効果が確認されています。
さらに全身に力を入れ、一気に脱力することで、緊張と緩和が引き起こるので「リラックス効果」もあるとされています。
これらの研究をもとに組み合わせると、以下の4つになり、
- 胸を張り背筋を伸ばす
- 腕を組む
- 拳を握る
- 全身に力を入れる
これらを合わせて数秒行うだけでも、やる気を出すことが心理学的にわかっているということ。
もちろんこれらの心理学のテクニックを単体で使っても効果が実証されていることから、個別で使っても効果が期待できますし、合わせてやることによっても、さらに効果が期待できるでしょう。
理由
そして次に。
- 胸を張り背筋を伸ばす
- 腕を組む
- 拳を握る
- 全身に力を入れる
これら4つのやる気の出し方は、それぞれ
- トロント大学
- ロチェスター大学
- 南カリフォルニア大学
- オックスフォード大学
が、心理学の側面から「どんな理由で効果があるのか」を説明してくれ、わかりやすく上記で伝えてきました。
なので、「やる気が出る理由」に関しては、さほど説明しなくてもいいのかなって思ったんですが、プラスアルファで補足しておくと。
この記事にも書いてますが、上記の4つの方法を行うと、アドレナリンやドーパミンが放出されます。
(数秒では難しいかもしれませんが、20〜30秒ぐらいなら十分期待できます)
これが心理学的に効果が期待できる4つのやる気を出す方法を行うと、脳内物質として放出されるので、「やる気が出る」っていうロジック。
(上記記事でもっと詳しく書いてますので、気になる方は参照してください)
効果
これも組み合わせると、
- 意思決定力が上がる
- 失恋や仕事の失敗からの立ち直りやすくなる
- 難しい問題にも取り組める
- 誘惑に強くなる
- 痛みに強くなる
- やらなくちゃいけないタスクをこなせる
- リラックス効果がある
これらに加え、
- やる気やモチベーションが高まる
ということが期待できるわけです。
しかも、数秒でもやる気を上げる効果が期待できるので、手軽にやりたい人はかなりオススメかなと。
また、もっとがっつりやれる人は、「寝不足を解消するにはコーヒーよりも〇〇の方がはるかに効果的なことが判明。」
これを参照してみてください。
この論文も結構面白くて、「カフェインvs運動vsプラシーボ効果」どれが一番モチベーションが上がり、肉体レベルで活動的か?ってことを研究した内容を書いてます。
それでもやる気が出ない。
っていう人は「モチベーションが落ちた時に試してほしい!5分でやる気が回復する科学的な方法」
この記事にも書いた「ヘルパーズハイ」と呼ばれる他人に親切にすることでも、モチベーション向上や幸福感を感じることが確認されているので、こっちの方がオススメかな。
実際にやってみた結果
んでね。
今回のこの研究を知ってから、だいぶ時間が経ちました。
その中で、自分でも色々と試してみて、分かったことがあるので、その実体験を伝えていこうと思います。
一定の効果はある
まず先に。
いわゆる全身に力を入れるという、今回紹介したやる気を出す方法ですが、効果はありますね。
なんだろう。
結構やってることは地味なんですけど、一定の効果はあるんだと思います。
ただ一定の効果があるっていう言い方をしてのには2つの理由があって。
まず一つは、全身に力を入れる今回の方法が、1時間とか2時間とか、継続したやる気につながるかって言うとそうじゃなくって。
本当にきっかけ作りに適しているなって言うふうには思いましたね。
まぁそもそもやる気を出すって、きっかけ作りがメインで、その後の継続は習慣だったり自己の成長がもたらしてくれるものなので、当然と言えば当然ですが。
なので、注意として全身に力を入れれば、めちゃくちゃランナーズハイになるかって言うと全くそうじゃなくって。
よし!やろう!っていうきっかけをつくると言うのものだと捉えておいた方がいいです。
例えるなら、真冬の布団から出る時に、ある程度の覚悟が必要ですよね。
その覚悟を作ってくれるぐらいに思っておいた方がいいです。
(それでもだいぶ効果はあると思うけどw)
完全上位互換が存在する
そして一定の効果って言った、もう一つの理由は、正直上位互換があるんですよね。
それが、スクワット。
上記でも紹介したモチベーションの上げ方の記事の中でも少し触れていますが、全身に力を入れるって言う方法よりも、スクワットの方が僕的には簡単かつ効果が高い感じがしてるんですよね。
どちらにも共通するのは、体を動かすと言うことですが、やる気っていうのは簡単に言えば体を動かし心拍数を上げて、脳に酸素や栄養を送る。
また体を動かすことで、体内に蓄積されていた糖分が血中に放出されることで、やる気につながる。
そのことによりモチベーションが生まれて、活動出来るわけです。
とすると、運動量=心拍数につながる動きの方が効果は高いんですよね。
スクワットと全身に力を入れるのとでは、僕的にはスクワットの方が簡単で楽なので、一定の効果って言うふうに言ってんですよね。
ただ、全身に力を入れるって言うのも効果がないってわけじゃなくって、要は使い分けなんだと思います。
初心者で慣れていない人は、簡単な方から取り組んだらいいと思うし。
運動に慣れている人だったら、スクワットとか階段の登り下りとか負荷の重いものに取り組んだらいい。
僕も初期の頃には、かなり活用したので、オススメできるものなのは、間違いないので。
まとめ
心理学的にやる気を出す4つの方法
- 胸を張り背筋を伸ばす
- 腕を組む
- 拳を握る
- 全身に力を入れる
期待できる効果
- 意思決定力が上がる
- 失恋や仕事の失敗からの立ち直りやすくなる
- 難しい問題にも取り組める
- 誘惑に強くなる
- 痛みに強くなる
- やらなくちゃいけないタスクをこなせる
- リラックス効果がある
これらに加え、
- やる気やモチベーションが高まる
ぜひ試してみてください。