今回はタイトルにある通り。
午後に仕事のやる気が落ちる人の解決法を知ったので、それをシェアしておこうと思います。
僕自身も仕事っていう仕事はしてないですが、午後も活発的に動いていたいっていうのは当然あって。
でも、結構だれてきちゃうのが、最近の悩みで。
その結果、この方法を知ったわけですが、結構良さそうなので、早速今日から実践して習慣化させていこうと思います。
その方法っていうのが「コーヒーナップ」という方法。
やり方
このコーヒーナップというのはこちらの「参考サイト」に書かれている方法が元になっています。
午後の仕事のやる気が回復する根拠を説明する前に、まずやり方を簡単に説明すると。
コーヒーナップというのは、わかりやすく言えば「コーヒーを飲んで寝る」ということ。
これがコーヒーナップと呼ばれる方法で、午後からの仕事のやる気を回復させるのに効果的だと言われています。
やり方としてポイントなのは、のちに記述する根拠でも詳しく触れますが、1〜2分ぐらいの短時間でコーヒーを飲みきり、カフェインを摂取していきます。
その後、すぐに寝てください。
すぐに寝ずに、そこから仕事をしてしまうと、せっかく摂取したカフェインが勿体無く、効果が薄くなってしまうので、コーヒーを短時間で飲んで、すぐ寝るというのが、効果的なコーヒーナップと言われています。
寝る時間も10〜20分で効果的とされているので、サラリーマンの方や昼休みの時間が短いという方でも多分実践できる内容で。
更に言えば、僕もそうなんですが、結構寝つきが悪い人でも問題なく、寝落ちする必要ありません。
うとうとするだけでも効果的で、厳密に言えば、深い睡眠をとる必要はなく、「目をつぶり、眠ろう」とするだけで十分とされています。
根拠
ではなぜこのコーヒーナップが、午後からの仕事のやる気を回復させてくれるのか。
その根拠を伝えていこうと思いますが、科学の話になるので、少し難しくなりがちな科学の話、わかりやすく噛み砕いて説明すると。
脳が疲れを感じる時、アデノシンという疲労物質が分泌されます。
このアデノシンが「リセプター」と呼ばれる「枠」にハマった時に、僕らは「疲れた」と感じるようにできています。
テトリスで言うところの、アデノシンが「長い縦の棒」って感じですかね。
んで、テトリスの枠がリセプターって感じかな。
リセプター=テトリスに、アデノシンがすぽってハマると、テトリスではブロックが消えますが、僕らは「疲れたな」と感じるようになる。
そうイメージしてもらえるとわかりやすいかなと。
これが超ざっくりとした疲労を感じるメカニズムだそうですが、まず「昼寝」をすることによって、このアデノシンという疲労物質を軽減する効果があるとされています。
ですから、昼寝をすることで、疲労物質を取り除くことで、午後からの仕事へもやる気を維持することができることが期待できる。
さらに、コーヒーの中にあるカフェインは、このアデノシンと形がすごく似ていることから、アデノシンの代わりにリセプターにハマるとされています。
つまり、リセプターにアデノシンがハマると「疲労感」を感じるわけですが、アデノシンの代わりにカフェインがリセプターにハマることで「疲労感」を感じづらくなるということ。
要するに、
- 昼寝をすることでアデノシンを軽減する
- カフェインを摂ることで、リセプターにアデノシンをはまらせない
この2つの効果により、午後の仕事に疲労感を感じづらくなり、やる気を維持しながら午後へ向かうことができるというわけなんですね。
根拠2
さらに別の研究なんかでは、この昼寝に関することが様々な場所で研究され、昼寝の効果が実証されています。
2006年のオーストラリアのアデレード大学なんかの研究(参考文献)では、10分の昼寝によって認知機能が向上されたことが確認されています。
またこの記事でも取り上げている通り、昼寝なしと昼寝ありとの2つのグループに分けて、スワヒリ語(かなり難解な言語)を学習してもらった研究では、昼寝なしと比べ、昼寝をしたグループは2倍もテスト結果が良かったと研究では出ています。
要するに、昼寝っていうのは、僕らにとって脳をスッキリさせ、疲労度を安らげる効果がありながらも、記憶力を高めるのにも効果を発揮するということが言える万能な方法だということが、これらの研究からも見て取れるわけです。
ぜひ午後からの仕事のやる気が落ちがちな人は、コーヒーを短時間で飲んで、10〜20分昼寝をしてみてください。
感想
んで。
最後に個人的な感想なんですが、この研究は結構面白いと思いましたね。
冒頭にも伝えた通り、僕の悩みも結構「午後からダレる」ということが悩みで。
そのために色々習慣をデザインし直したりしてきました。
運動を入れたり、瞑想を入れたり。
その上で、午後からのパフォーマンスが落ちる原因って、肉体的な疲労っていうよりも、精神的な疲労が大きいんですよね。
でもこれもすぐに適応できる方法ですし、即効性もある。
ってなことが見て取れたので、早速今日のうちから取り入れようと思います。
すげぇいいことを知ったな、という感想でした。
実際にやってみた結果
んでね。
少し追記すると、この記事や論文などを知ってからだいぶ時間が経ちました。
その間にこのコーヒーナップや昼寝などを積極的に取り入れていったんですね。
その結果どうだったのかっていう実体験を伝えていくと。
コーヒーナップはヤバイ
先に結論から言えば、コーヒーナップはヤバイです。
個人的にはかなり効果をかんじてますね。
まず一つ目の効果として挙げられていた「やる気」の部分。
これは間違いなく効果があると思いましたね。
というのも、僕自身お昼を食べた後めちゃくちゃやる気が落ちるんですよね。
というか、満腹感で眠くなって、もういっかー!ってなってしまう。
そのまま仕事を辞めてオフにすることがなん度もありました。
午前から頑張った日なんかは特にその傾向にあったりします。
ただ、コーヒーナップを入れた場合、疲れがぐっと軽くなって、疲労度が軽減されるんですよね。
さらに言えば眠気も無くなっているので、やる気の面からするとかなり効果を感じています。
(昼寝から起きた直後は眠いが)
コーヒーナップのおすすめのやり方
じゃあ僕がどういう感じで、コーヒーナップを取り入れているかっていう方法を解説していくと。
まずコーヒーの量は200gぐらいを一気に飲んで昼寝をしています。
200gっていう量を測っているわけじゃないんですが、大体コップいっぱいぐらいを飲み干しているので、おそらくそのぐらいかと。
あとセブンのコーヒーなんかを飲むので、だいたいコップ一杯ぐらいの量で個人的には十分効果があります。
それから昼寝するわけですが、昼寝時間は10〜20分ぐらいをとっています。
個人的には10分だと本当に浅い眠りか、意識がまだある状態で10分が過ぎていく感じです。
20分ぐらいになると、意識が全くない状態になるぐらい深い睡眠まで取れます。
ただ、これぐらい深い睡眠まで入ると、起きるのが結構しんどいんで、10〜20分ぐらいの間がちょうどいいかなって個人的には思ってます。
夜寝れなくならない?
その上でもう一つ心配事として挙げられるのは、昼寝をしたら夜寝れなくならないかってことだと思うんですが、結論から言えば全くそんなことはなく。
夜も普通に寝れます。
というのも、これも個人差はあると思いますが、10分ちょっとぐらいの睡眠であれば、夜寝れなくなるなんて事はなく、睡眠サイクルが崩れることはありません。
そこら辺は心配しなくていいかなって。
ただ個人的に注意が必要なのは、コーヒーナップをして「寝れないなぁ」って思い込みすぎるのもあまり良くないんで、最初の方は目を瞑る感じでいいと思います。
慣れてきたら、少しの時間でも結構寝れたりするので、気負い過ぎなくていいかなって思いますね。
個人的にかなりオススメできるモノなので、一度試してみるといいんじゃないかなって思いますね。