10日間運動不足が続くと精神的に悪影響を及ぼすことが判明。

今回はタイトルにある通り。

「運動不足は10日間続くと、メンタル的にも脳の機能的にも悪影響を及ぼす」っていうことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

結論は先に行ってしまいましたが、10日間運動不足が続くとやばいです。

運動が脳にもたらす良い影響

まずはこの「10日間運動不足が続くとやばい」っていう根拠を伝える前に、運動が脳にどういった影響を与えるのかを伝えた方がいいかと思ったので、まずはそれから解説していこうと思います。

端的に言えば、運動は脳にかなり良い影響をもたらしていて。

ある学者は「運動しないのは、うつ病になる薬を自ら投与しているのと同じ」という風にいる人もいるぐらい、精神的に安定させてくれ、脳機能の向上に一役買っています。

具体的に運動が脳にもたらす影響は「朝に20分だけ運動すると得られる効果がエゲツない件について。

この記事なんかでも触れていますが、脳に良い影響をもたらす物質が多く分泌されます。

BDNFと呼ばれる、脳由来神経栄養因子という物質が出たり、ノルアドレナリンやドーパミンなどの物質が放出されたり。

はたまた抗鬱効果があるとされているセロトニンなんかも分泌されたりするので、やる気やモチベーションが高まったり、はたまたストレス耐性がつき、精神的にも良い影響があるのが「運動」

頭を良くするには運動と食事を改善するのが効果的って話。

その上、この記事でも伝えている通り「頭を良くする」のにも効果があるなんてこともわかっています。

10日間運動不足が続くとやばい根拠

これらの運動に対する良い影響っていうのは、色々な研究によって明らかになっていたわけですが、アメリカのメリーランド大学が面白い仮説を立てました。

それが「運動に関する良い影響はすでに周知の事実だけど、運動を何日間やめると悪影響が出るのか?っていう研究があまりない」ということを思い付き、それがきっかけで行われたのがこの根拠となる論文でした。

※参考文献

これは2016年に行われた論文で、被験者9名、平均年齢61歳の男性を集め、意図的に運動をやめてもらいました。

その上で、MRIで脳の活動を観察し、「何日間運動をやめると脳機能が低下するのか?」ということを研究していきました。

僕も初め聞いた時は「被験者9人ってサンプルとして少なくないか?」と感じましたが、この9名はかなりスペックの高い9名で。

というのも、この研究における前提は「運動不足の影響」を調べるために、「運動が習慣化されている人」を対象にする必要があるわけです。

その上で、この被験者9名は、エクササイズ歴が15年以上ある方だけを集めた9名で、長期間にわたり運動が習慣化された人たちのみを厳選して集めています。

要するに、運動が脳にもたらす影響を最大限にしている人であっても「どれぐらいの運動不足で脳機能が低下するか?」を調べることができる人材だったということ。

さらに具体的な身体的な能力も優れていて、週で58キロ以上ランニングしていたり、普通の人の約2倍も最大酸素摂取量を誇っている方達でした。

この被験者たちに「あえて運動をやめてもらい、どれぐらいで脳機能が低下するのか?」を観察し、MRIで検査していくというのが、このメリーランド大学が行なった研究でした。

その結果。

結論から言えばタイトルにもある通り、およそ10日間で脳機能が低下していくことがわかりました。

具体的には、8つある脳のエリアのうち海馬への血流量が減り、何もしていない時に想像したり決断したりするデフォルトモードネットワークへの血流量が減ったことが確認されました。

つまり10日間の運動不足が続くと、記憶力が低下し、思考力が下がっていくということが、この研究で明らかになったことでした。

理由

なぜ「血流が下がると脳機能が下がったことになるのか」

ここを解説していくと、いわゆる僕らの脳っていうのは、体とは違ってエネルギーを蓄えおくことができません。

体や筋肉であれば、「脂肪」としてエネルギーを蓄えておくことができるわけですが、脳には脂肪を蓄える場所がない。

要するに、常に「血流」によってエネルギーを脳に運び、その血流によって運ばれた脳へのエネルギーによって、僕らの脳は働くようにできています。

この血流が少なくなってしまうと、当然のことながらエネルギーは運ばれなくなってしまうため、うまく作動しなくなってしまう。

この血流の低下が10日間の運動不足によって引き起こされたため、「10日間で悪影響が出た」ということが言えるわけです。

応用方法

やる気を瞬時に上げたい時に試してほしい3つの方法とは。

逆に上記記事でも書きましたが、これは別の方法で応用が可能で。

やる気を出したいときに運動をすることによって、やる気を上げることにつながります。

運動をすることによって、肝臓に溜まった糖を血中に放出し、その糖が脳に到達することでやる気やモチベーションが上がることが判明していたりするので、先ほど説明した理論がわかっていれば、「やる気やモチベーションアップ」にも応用が聞くわけです。

とかく、運動に関する良い影響っていうのはいろいろわかっているわけで。

最低でも「週に1回」は運動しておかないと、脳に悪影響をもたらすってことが言えそうです。

悪影響っていうか、脳機能が低下してしまうってことですね。

その上で、メリーランド大学の研究では「運動を15年間続けていた人たち」が対象で。

その人たちでさえ「わずか10日間」だったので、もしかすると運動が習慣化されていなかった人たちは脳機能の低下はもっと早いかもしれません。

なので、「習慣が定着するまでの期間はどれぐらい?ロンドン大学の研究結果とは。

この記事でも書いた通り、週4ぐらい運動をするのが、本当はベストだと思いますね。

それは脳機能の向上はもちろんのこと「習慣化」に関してもできちゃう頻度なので。

まとめ

つまりまとめておくと。

10日間運動不足が続くと、記憶力が低下し、思考力が衰える。

だから、なるべく週1は運動した方が体にはよく、習慣化の観点から考えると週4がベスト。

こんな感じですね。

僕自身、体は「生活習慣の履歴書」だと思っているので、運動不足は見直した方がいいですね。

ぜひ参考にどうぞ。

最後まで読んでくれたあなたに。

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ブラック企業の会社員として、12時間以上働きながら始めた副業が、開始2ヶ月で23万円稼ぎだしサラリーマンの給料を超える。さらに4ヶ月目には月収30万円、その後も月収63万円と減ることはなく、サラリーマン時の約4倍の収入を得る。

これまでの経緯やノウハウを電子書籍化した結果、大手電子書籍掲載サイトにて、新着ランキングトップ10位入りの常連と化し、最高位2位を受賞。更に2017年4月にはAmazonに電子書籍を出版し、アマゾンランキング1位を2部門で受賞。見事2冠を達成し大きな反響を得る。

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