空気を読むデメリット。良い人ほど貯金が少なく破産リスクや借金が高まるという事実

今回はタイトルにある通り。

「空気を読むデメリット」に関して、面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

空気を読むデメリットを先に結論から伝えておくと、「空気を読む人ほど、貯金が少なく、借金が多くあり、破産リスクが50%も増える」ということがデメリットとして判明しています。

根拠

この根拠となるのは、コロンビアビジネススクールが出した論文が元になっていて。

(※参考文献

この論文では、心理学的に今現在最も正確に「性格判断」を行えるビッグファイブというテスト行なっていきます。

このビッグファイブが今現在科学的に「性格分析」において、最も整合性が高いとされるテストされているわけですが、ビッグファイブというのは主に以下の5つの数値をパロメータ化し、算出しています。

それが

  1. 開放性
  2. 誠実性
  3. 外向性
  4. 神経症的傾向
  5. 協調性

この5つがビッグファイブとして算出するデータであり、性格分析に使われるビッグファイブとなります。

ほとんど意味がわかるものなので、割愛しますが「神経症的傾向」だけがわかりづらいかもしれないので、補足しておくと。

いわば「メンタルの強さ」が、この神経症的傾向です。

神経症的傾向が低ければ、イコールメンタルが強く、神経症的傾向が高かければ、不安症でメンタルが弱いということ。

そのほかは、名前の通りで、おおよそイメージがつくと思います。

このビッグファイブの中で「協調性」が高い人とお金に関する相関性を調べて行ったわけですが、協調性が高いとされている被験者のクレジットカードなどで使われる「信用スコア」と言ったものや収入を確認していきました。

そうして「協調性が高い=空気を読む人」とお金に関する相関性を調べて行ったわけですが、協調性が高い人ほど、クレジットカードなど金融に対する信用スコアが低く、収入などが低いことがわかりました。

要するに、空気を読む人ほど、収入が低く、お金の返済などが滞るなどをして、金融の信用スコアも低くなってしまうということが判明したという。

さらに、別の研究でも、イギリスの政府統計、オンラインでの調査、銀行の口座情報などを調べ、300万人分のデータを25年間調べていき、協調性が高い人とお金に関する相関性を調べたわけですが、研究では協調性が高い人ほど、貯金が少なく、借金が多くある傾向にあり、破産リスクに至っては他の人の50%も高い1.5倍も多くあることがわかりました。

つまりいい人で、空気を読む人ほど、お金に対してだらしなく、「収入や貯金」も低いことが明らかになったということなんですね。

理由

ではなぜ、空気を読んで、一見すると「いい人そう」な人ほど、お金にだらしなく信用スコアも低いのか。

これに対して研究者は「コミュニケーションをするためにお金を犠牲にしている可能性がある」という風に示唆しています。

要するに、空気を読むという位ことは、自分を犠牲にして周りに合わせることを意味します。

友達同士が「飲みに行こうぜ!」ってなったら空気を読んで断らない。

そうして飲み代がかさんでいく。

会社の同僚たちがゴルフを始めたら、空気を読んで自分もゴルフを始める。

そうやって自分を犠牲にして、お金を使い、周りにいい顔をしたいがために「お金を犠牲にしてコミュニケーションをとる」傾向にあるため、協調性が高い人は散財しやすい性格だと言われているわけです。

なぜ金持ち=嫌な奴という印象が根付くのか科学的に判明。

またこの記事でも紹介していますが、逆説的に「お金持ちは協調性が低い」なんて研究もあるので、空気を読む人ほどお金がないというのを裏付ける結果にもなっている

応用方法

じゃあ、「空気を読みがちな人」はどうしていったらいいのか。

これに対しては、2つの方法が考えられて。

1つ目の方法は「付き合う人を考える」

要するに、空気を読むことをやめる、ということ。

最近では「ノーと言える技術」なんかが書かれた本も売れているぐらい、空気を読みすぎて生きづらい日常に嫌気がさしている人も多くいる。

そのように「空気を読むことをやめる」というのが1つの方法です。

ただ、「やめる」と言っても、それまでの習慣が根付いているので、やめるにやめられないケースも多い。

そんな時のために「イフゼンルール」を作っておくことがオススメ。

契約率を約2倍もあげたセールス技法!イフゼンルールとは。

「今日からやめる」と言ってやめられたら人間苦労はしません。

そのために「誘われたらどう断るか?」ということをシュミレーションしておくことで、グッと対応策がねれるわけで、その方法がイフゼンルールです。

上記記事に詳しい方法を書いているのでぜひ参考にしてみてください。

そして2つ目の方法が「空気を読むというデメリットをメリットに変える」ということ。

そもそも空気を読むデメリットというのは、周りに合わせすぎてしまうことがデメリットそのものでした。

ならばこのデメリットを逆手にとって「周りに合わせに行く」という風にデメリットをメリットに変えていく。

もし仮に、意識が高く能力もある人の周りにいたら、空気を読むという協調性があることにより、「自分も能力を上げないと」とうまく帳尻を合わせてくれることになります。

ただ一方で、会社の愚痴しか言わないコミュニティにいるのであれば、協調性の高い人は「口に合わせる会話」しかできなくなってしまう。

いわば空気を読める人というのは、「環境」によって、多くを支配されているということが言えるわけです。

そのデメリットを生かすためには「環境や周りの人間」を変えることで、大きな力にもなるし、大きな足かせにもなる。

だからこそ「周りに合わせてしまいがちな性格」なのであれば、周りが能力も高く年収も高いところに、自分の身を置くことで、よりレベルが高いステージにて合わせることができるようになるわけです。

そのために転職するのもありでしょうし、コミュニティを探すのもありでしょう。

まとめ

つまりまとめておくと。

協調性が高い人ほど年収が低く貯金や借金、破産リスクが高いことの相関性が見られた。

つまり空気を読む人のデメリットはまさしく上記に書かれていること。

それを解決するためには「空気を読むことをやめるためにイフゼンルールを考え対策を練る」か、もしくは「デメリットを生かし、レベルが高い環境に身を置く」かの2つが対応策として考えられる。

まとめるとこんな感じですね。

ぜひ参考にどうぞ。

最後まで読んでくれたあなたに。

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経歴: 実家で営んでいる美容院が経営悪化により倒産し、父親が自己破産。大学生だった当時、学費が払えず大学を中退し、家族4人どん底生活へ。中退した後、あえなく就職し、工場勤務や営業など様々な労働地獄の波に呑まれる。

ブラック企業の会社員として、12時間以上働きながら始めた副業が、開始2ヶ月で23万円稼ぎだしサラリーマンの給料を超える。さらに4ヶ月目には月収30万円、その後も月収63万円と減ることはなく、サラリーマン時の約4倍の収入を得る。

これまでの経緯やノウハウを電子書籍化した結果、大手電子書籍掲載サイトにて、新着ランキングトップ10位入りの常連と化し、最高位2位を受賞。更に2017年4月にはAmazonに電子書籍を出版し、アマゾンランキング1位を2部門で受賞。見事2冠を達成し大きな反響を得る。

現在は独立しオウンドメディア運営、情報ビジネス、webマーケティング関連など様々な事業を展開。節税の為に法人化するか現在検討中。

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