家計簿やダイエットなど「記録」することに効果はあるのものなのか?

今回はタイトルにある通り。

「家計簿」だとか「ダイエット」だとかの記録に関して面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

まずは結論から伝えておくと、家計簿における支出や出費、ダイエットにおける体重管理などの「記録」には一定の効果が認められています。

しかも体重が痩せるだとか、貯金ができるだとか以外にも、かなり広い範囲に効果が認められているので、記録するのは習慣化しておいた方がいいかもしれませんね。

根拠

まずこの「記録」に関して根拠は、「やばい集中力」の中で紹介されていて。

この本の中での論文では、被験者に対して「家計簿」をつけてもらい、その4ヶ月後に認知テストを行なってもらいます。

そこで「家計簿をつけ続けていた被験者にどういった変化が起きているのか」をチェックしていったわけですが、面白いことが判明しました。

というのは、家計簿としてコツコツと記録をつけていた人は、ストレスも減少している傾向にありました。

その上集中力も高い傾向にあり、なおかつ「自己効力感」も高いことが認知テストによって明らかになったのでした。

家計簿をつけたのだから「貯金ができるようになっただけ」と感じる人もいるかもしれませんが、家計簿やダイエットなど「記録する」という、たったこれだけの行動だけで、「ストレス、集中力、自己効力感」といった様々な分野においてプラスのメリットが確認されたんですね。

これは家計簿に限らず「記録する」ということが大事なポイントになってくるため、ダイエットをしたいのであればダイエットとして体重を記録するのでも効果は期待できますし、食生活の改善であれば「食事」を記録することによって、上記の効果が期待できるでしょう。

理由

ではなぜ、単に記録しただけで、ストレス減少を始め、集中力が高まったり、自己効力感が増したのか。

これに関して「朝一の仕事選びは5分程度で終わる簡単なものから始めると集中力が上がるって話。

この記事で伝えている通り、「簡単に終わるタスク」というのは、適度な達成感を得ることにつながります。

家計簿をつけたり、食事記録をとったりといったタスクは、そこまで時間がかかるものではないものの「1つの仕事」という意味に違いはありません。

その1つの仕事を終えた、という達成感が、脳内にドーパミンを放出させることにつながり、このドーパミンによって「集中力」が向上したと考えることができます。

その結果、上記の研究において家計簿をつけていた被験者は、集中力のアップが確認されたわけです。

また自己効力感ですが、僕ら人間というのは「反復の法則」というものが存在し、「繰り返し行うこと」に対して「これは大事なことなんだ」と感じるようにできています。

そしてこれらをコツコツと続けていると、さらに僕らは「これだけ大事なことを続けられているのだから、自分には高い能力があるに違いない」

そう感じるそうです。

いわば、この「コツコツと続けられたことによって得た「自信」によって、認知テストの結果、家計簿をつけて記録をし続けた被験者は、自己効力感を得ることにつながったと考えられるわけです。

つまり、単なる「記録」と思いきや、実はそんなことはなくて。

小さなことでもコツコツと続けることによって、大きな自信となり自己肯定感にもつながり。

日々の仕事へのストレスを和らげ、集中力を高めてくれる力が「記録」にはあるわけですね。

もちろん上記のような理由なので「記録」以外でも、コツコツと続けることによって、自信を深めて自己効力感をあげられるので、1つ続けられるものを見つけると尚いいって感じですね。

応用方法

そして最後に。

この家計簿を筆頭にした「記録」に関してですが、先に紹介した研究では「4ヶ月後」に認知テストを行い、調査したデータでした。

おおよそですが、この記録に関して効果が実感できるのが「2ヶ月」とされています。

また上記研究を参考にするのであれば、4ヶ月ほどかかることも考えられるので、2〜4ヶ月記録を続けていくと効果が実感できるレベルまでいくんじゃないかとされています。

当然「もっと早く」って急ぎたくなる気持ちもわからなくはないですが、自信ってそんなに安いものじゃないはず。

もし仮に1日で自信がつくのであれば、その自信が砕けるまでもわずか1日ってことです。

逆に「コツコツと長い間続けてきたこと」こそが自信につながると考えれば、続けた期間分、自信となって積み重なっていくもの。

ですから「記録」に関して即効性はあるとは言えないですが、その分「続けること」で自分の力につながる、ってことは言えそうです。

3日坊主で自信がつけば誰も苦労しない。

いやむしろ3日でつく自信なんて脆くて逆にいらない。

コツコツと地道なことをやっていくからこそ「大事なことを続けられた自分は能力が高いに違いない」と感じ取ってくれるわけなので、家計簿においてもダイエットにおいても、コツコツと2〜4ヶ月ぐらいは続けてみるといいと思います。

まとめ

まとめておくと、家計簿やダイエットなどに関しての記録は「体重」や「貯金」ということに関してだけではなく、ストレス減少や集中力アップ、自己効力感といったメンタルにも効果がある。

それは、達成感からくる集中力のブーストによる効果と反復の法則によって得られる自己効力感から。

そして、そのメンタルへの効果を期待するために2〜4ヶ月の間、記録することが必要。

まとめるとこんな感じですね。

簡単には効果は感じられないかもしれませんが、ぜひ参考にしてみてください。

最後まで読んでくれたあなたに。

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ブラック企業の会社員として、12時間以上働きながら始めた副業が、開始2ヶ月で23万円稼ぎだしサラリーマンの給料を超える。さらに4ヶ月目には月収30万円、その後も月収63万円と減ることはなく、サラリーマン時の約4倍の収入を得る。

これまでの経緯やノウハウを電子書籍化した結果、大手電子書籍掲載サイトにて、新着ランキングトップ10位入りの常連と化し、最高位2位を受賞。更に2017年4月にはAmazonに電子書籍を出版し、アマゾンランキング1位を2部門で受賞。見事2冠を達成し大きな反響を得る。

現在は独立しオウンドメディア運営、情報ビジネス、webマーケティング関連など様々な事業を展開。節税の為に法人化するか現在検討中。

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