転職する際、必ず離職率を見た方がいい恐ろしすぎる理由。

今回はタイトルにある通り。

「会社の見分け方」に関して、面白いコトを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

結論から言ってしまうと、「自由度の高い会社」を選ぶことによって、僕らの仕事に対する満足度や仕事を辞める割合が減ることがわかっています。

満足度が低く離職率が高い職場の特徴

まずは根拠から。

これは台湾で行われた研究が元になっていて。

この論文では、被験者を1380人集め、被験者が働いている会社の「自由度」に関して調べていきます。

自由度に関して測定していくってどうやんの?って感じがしますが、自由度っていうのを、どういった定義で使っているのかというと。

まず1つ目としては「決定権」

この決定権が会社員に与えられているのか、自分である程度の範囲内なら自由に決定することができるのか。

こう言った部分で「自由度」を図っていきました。

あとは「スケジュール管理」

この要素もその会社の自由度図る項目として確認していきます。

確かに、スケジュールを自分で決められるとなれば、自由度の高い会社な感じは納得で。

逆に、工場勤務のように時間ですべて区切られていて、自分での裁量権がないケースは、かなり自由度が低いことが想定できます。

あとは「会社のルールや給料に対して意見や発言ができるのか」

こう言った部分での項目も調査していくことで、自由度をチェックしていきました。

それから「会社に対する満足度」や「仕事への意欲」などを測定して行った訳ですが、結果としてわかったのは、冒頭に伝えた通り。

自由度が高い会社にいる人の方が、満足度が高く離職率も低いということがわかりました。

つまり、自分でスケジュール管理ができたり、ある程度の範囲内でも決定権を持てたり。

はたまた、社長や役員にも自由に発言できたりする人の方は、その職場での意欲や満足度が高まる、ということ。

ストレスに対する違いも

さらに。

「ストレスに対する反応」も自由度によって変わることがこの研究でわかっていて。

当然満足度の高い会社だろうが、好きなコトを仕事にしていようが、「ストレス」というものは必然的にかかってきます。

このストレスやプレッシャーなどにおいても、自由度の高い会社で働いている人の方が「これをどうやって乗り越えるか」と言ったように、ストレスと向き合う性質が強かったのに対して。

自由度が低い会社で働いている人たちは、ストレス耐性がなく、ストレスやプレッシャーにぶち当たった際、精神的にダメージをくらったり、モチベーションが低下したりと、ストレスに向き合う性質が弱いことが判明しました。

職場に対する満足度や離職率はもちろんのこと。

「ストレス」に関しても、前向きに捉えるか、後ろ向きに捉えるかが、「職場の自由度」によって、大きく変わってくることがこの研究により判明した訳でした。

離職率から逆算して測定する

じゃあ次に。

どうやって日常生活に応用していくことができるのか。

これを考えていくと。

まず「転職」を考えたときに、「離職率」をみることが1つのポイントになるかと思います。

まあ。

大体転職するときなんかは「離職率」を目に通しているかと思いますが、普通に流し読みする感じの見方とはちょっと違って。

今回の研究を知っていれば「自由度が高いか低いか」と言った部分をある程度把握するために、「離職率」を参考指標として活用することができる訳です。

というのも。

自由度が高い会社というのは、先ほど挙げた通り満足度が高い会社である。

さらにはプレッシャーやストレスも受け入れ乗り越えるだけの雰囲気がある。

そうなれば、必然的に離職率も下がる。

裏を返せば、自由度が低い会社というのは、それだけ満足度が下がり、プレッシャーやストレスに対して弱くなる。

そうなれば、必然的に離職率も上がる。

だから、離職率に「その会社の自由度」が現れていると言っても、過言ではない訳です。

その他ヒアリングすべき項目

また、転職する際には「その職場の人」に対して、色々とヒアリングすることができるケースがあるかと思います。

こう言ったケースにある場合、ほとんどの人が「業務内容や勤務時間、福利厚生」などをヒアリングしたりしますが、上記の台湾の研究などを参考にすると。

聞くべきポイントは、そう言ったものではなく。

「自由度」に関して、聞くべきだということが見てきます。

その会社は決められたタスクに対して、自分でスケジュール管理ができるのか。

また、社長や役員との距離感はどうなのか(意見できるのか否か)

そして、仕事内容や予算などに決定権が与えられているのか。

こう言った観点から「自由度」をヒアリングすることが、満足度の高い職場で働く上でのポイントと言えるでしょう。

会社の自由度で言えば、これは下記の3つのポイントからチェックしていくといいかと思います。

  1. 決定権
  2. スケジュール管理
  3. 発言や意見

台湾の研究で使われた自由度チェックの項目はそのまま使えますね。

さらに今回の研究では「職場」にフォーカスを当てましたが、「向いている仕事」に関しては、下記記事に詳しく書いているので、そちらを参考にしてみてください。

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まとめ

ちょっと長くなってしまったので、まとめておくと。

自由度が高い会社の方が

  1. 満足度
  2. 離職率
  3. ストレス

これらの項目が優れていることがわかった。

逆に次に今の職場を辞め、転職を考える際は「離職率」を参考にすると、その職場の満足度は元より、「その会社の自由度」が測定しやすい。

また今の職場で働いている人やOBなどからヒアリングできるケースの場合は、自由度を測定できる

  • 決定権
  • スケジュール管理
  • 意見や発言

上記3つの項目をヒアリングすると、会社の自由度をチェックしやすい。

詰まるところ。

転職する際は会社の自由度を元に決めると、失敗する確率が減る。

まとめるとこんな感じですね。

ぜひ参考にどうぞ。

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経歴: 実家で営んでいる美容院が経営悪化により倒産し、父親が自己破産。大学生だった当時、学費が払えず大学を中退し、家族4人どん底生活へ。中退した後、あえなく就職し、工場勤務や営業など様々な労働地獄の波に呑まれる。

ブラック企業の会社員として、12時間以上働きながら始めた副業が、開始2ヶ月で23万円稼ぎだしサラリーマンの給料を超える。さらに4ヶ月目には月収30万円、その後も月収63万円と減ることはなく、サラリーマン時の約4倍の収入を得る。

これまでの経緯やノウハウを電子書籍化した結果、大手電子書籍掲載サイトにて、新着ランキングトップ10位入りの常連と化し、最高位2位を受賞。更に2017年4月にはAmazonに電子書籍を出版し、アマゾンランキング1位を2部門で受賞。見事2冠を達成し大きな反響を得る。

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