大きな買い物をする時、決断に迷った場合の対策はこれだ。

今回はタイトルにある通り。

「大きな買い物などの決断に迷ったとき」に関して面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

先に結論から伝えておくと、家や車、はたまた高級時計などの大きな買い物で買うかどうかを迷ったときは「シンプルなゲーム」をすることによって、適切な判断をすることが出来るようになることが分かっているので、決断に迷っている方ぜひゲームをしてみてください。

3つのグループで一番正しい判断ができた人の共通点とは

実際に「シンプルなゲームはどういうのがいいのか」といった具体的な方法を解説する前に、「なぜシンプルなゲームが決断力を高めるのか」ということから解説していくと。

これはエクスマルセイユ大学が行った研究がもとになっていて。

この論文では、集められた被験者に対して「ベストな不動産を購入する時に、一番いい仲介業者を選ぶためには?」ということを質問していきます。

その後に3つのグループに分けていきました。

その3つというのが、

  1. ソリティアのようなシンプルなゲーム
  2. 数独のような少し複雑なゲーム
  3. いろいろ考えぬいて判断してもらうゲーム

それぞれ違ったゲームを行ってもらった後に、「ベストな不動産を買うための仲介業者の選び方」を解いていき、被験者たちの「判断力」をチェックしていきました。

要するに、「事前にどのゲームをすると判断力が上がるのか?」ということを、このエクスマルセイユ大学は検証していった、ということですね。

その結果わかったのは、

  1. ソリティアのようなシンプルなゲーム

上記のゲームを行った被験者が一番正答率が高く、約75%であることが分かりました。

2位だったのは、

  1. 数独のような少し複雑なゲーム

上記の少し複雑なゲームを行った被験者で、正答率は約55%でした。

そして最下位だったのは、

  1. いろいろ考えぬいて判断してもらうゲーム

上記のゲームを行った被験者で、正答率は約45%だったことが分かっています。

つまり、「不動産」といった大きな買い物をする際に、決してミスしてはいけない仲介業者を選ぶという「判断力」を高めるには、「シンプルなゲーム」をすることによって、判断力や決断力を上げることにつながる、ということが言えるわけですね。

なぜシンプルなゲームをすると判断力が高まるのか

では次に。

「なぜシンプルなゲームをした被験者は、正しい回答を導き出せたのか」

この部分を解説していくと。

先ほど説明した「事前にどのゲームをすると判断力が上がるのか?」って、よくよく聞くと少しアホっぽく聞こえません?

確かに「ゲーム」に関する研究は様々なあって、良い影響を与えることが最近の研究により明らかになっています。

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それは上記記事で解説しているシャリテ大学の研究でも明らかな所。

ただ話を戻して。

実は今回紹介したエクスマルセイユ大学の研究は「事前にどのゲームをすると判断力が上がるのか?」ということを検証したかったのではなく、「無意識思考効果」の確認と調査をするために行われた研究なんですね。

そしてこの無意識思考効果というのが、シンプルなゲームを行うことで判断力を高められる(=ベストな不動産仲介業者を選べた)ことにつながったと考えられているんですね。

そもそも無意識思考効果というのは「無意識のうちに脳がいろんなことを考えている状態」のことを指します。

そしてこの無意識思考効果を活用することによって、正しい決断が出来るようになった、と考えられているんですね。

そのロジックというが、シンプルなゲームをすることによって、脳が自然と無意識的に思考をするようになります。

無意識的に思考することで、様々な情報がつなぎ合わさっていきます。

そのことにより、新たな情報が判断材料となり、よい決断ができたのではないか。

そのように研究者はコメントしているんですね。

つまり、シンプルなゲームをすることで無意識思考効果が働き、よい決断が出来るようになった、ということが考えられるわけです。

その証拠に。

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無意識思考効果の影響はラドバウド大学の研究なんかでも証明されていて。

ラドバウド大学も同様に「まったく関係のないゲーム」を行うことで、判断力を高められた、ということを報告しています。

また、発明家や研究者が「散歩中に斬新なアイデアが思いついた」というのは結構有名な話ですが「歩く」という単純な行為によって、無意識思考効果が働き、発明につながった、とも考えられています。

これらのことから「シンプルなゲームをし無意識思考効果を生み出す」ことで、決断力や判断力、発想力などを高めることにつながるため、シンプルなゲームを行うといい、ということが見えてくるわけです。

決断力を上げるためのべストなゲームとは

では最後に。

このエクスマルセイユ大学の研究を僕らの日常にどう生かせばいいのか。

その応用方法について解説していくと。

まず研究にあった通り、「ソリティア」をプレイするのは一つの手です。

多くのパソコンに入っていますし、アプリなんかでもダウンロードが可能。

さらにはほとんどの人がルールを知っているので、困るところないかと思います。

似たようなところでいうと、ババ抜きだとか七並べとかも割とシンプルなゲームなので、応用が可能でしょう。

また、トランプなどのゲームだけじゃなく「テトリス」なんかも結構シンプルなので、決断力を上げるのに効果的かもしれません。

ただ。

アプリなんかでも「数独」があったりしますが、これは少し考えてしまうタイプのゲームで、考えてしまうと無意識思考効果を発揮することが出来ないので、やめたほうが無難。

それ以外であれば「なるべく考える必要がない単純なゲーム」をベースに考えてもらうと結構応用が可能かと思います。

またそれらのゲームだけじゃなく「散歩」などの単純作業も効果があることが分かっているので、体を動かすのが好きな人は散歩なんかもいいかもしれません。

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あと個人的にオススメなのは、サッカーの「リフティング」。

というか、自分がやっていたスポーツの「基礎練」ですね。

僕はサッカーを学生の時に少しかじっていたので、リフティングですが、基礎練って単純作業の繰り返しが多かったりします。

「何も考えずにただ無心で同じことを繰り返す」という作業が、気ソ連にはいあるので、サッカーでいうリフティングや野球でいう素振りなど、基礎練習なんかもおすすめですね。

まとめ

少し長くなったので、最後にまとめておくと。

家や車、時計といった高い買い物をする際には「シンプルなゲーム」を行うと、判断力を高められるので、誤った決断をしづらくなる。

これはエクスマルセイユ大学が行った研究により証明されていて、頭を使うゲームを使ったグループよりも、シンプルなゲームを行った被験者のほうが正答率が高かった。

正答率が高い理由は、シンプルなゲームをすることで、無意識思考効果が働き、無意識化において情報を集め判断材料にし、適切な判断が出来るようになったことが考えられている。

つまり、大きな買い物をする前にはソリティアやテトリスといったシンプルなゲームをすると誤った決断をしづらくなる。

また「シンプルなゲーム」というのは「単純作業」とも置き換えられるので、散歩や部活で習っていたスポーツの基礎練習などにも応用が可能。

まとめるとこんな感じですね。

ぜひ参考にどうぞ。

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経歴: 実家で営んでいる美容院が経営悪化により倒産し、父親が自己破産。大学生だった当時、学費が払えず大学を中退し、家族4人どん底生活へ。中退した後、あえなく就職し、工場勤務や営業など様々な労働地獄の波に呑まれる。

ブラック企業の会社員として、12時間以上働きながら始めた副業が、開始2ヶ月で23万円稼ぎだしサラリーマンの給料を超える。さらに4ヶ月目には月収30万円、その後も月収63万円と減ることはなく、サラリーマン時の約4倍の収入を得る。

これまでの経緯やノウハウを電子書籍化した結果、大手電子書籍掲載サイトにて、新着ランキングトップ10位入りの常連と化し、最高位2位を受賞。更に2017年4月にはAmazonに電子書籍を出版し、アマゾンランキング1位を2部門で受賞。見事2冠を達成し大きな反響を得る。

現在は独立しオウンドメディア運営、情報ビジネス、webマーケティング関連など様々な事業を展開。節税の為に法人化するか現在検討中。

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