仕事で成果を出すためにはどれぐらいの運動が必要なのか。

今回はタイトルにある通り。

「仕事と運動」に関して面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

先に結論から伝えておくと、「1日75分間」の運動を取り入れると仕事へのパフォーマンスが高まり、健康的になることが分かっています。

さらに言うと、この75分程度の運動は中高度身体活動といわれるレベルのものが良くって。

よくMVPAといわれる類の強度の運動のことを指します。

この中高度身体活動は「心拍数が少し上がる、負荷が中程度の運動」を指していて。

早歩きや軽いウォーキングぐらいのものを想像してもらうといいと思います。

こうした運動を1日75分間続けることによって、様々なメリットが生まれるので、今回はそんな仕事と運動に関して解説していこうと思います。

部族の驚くべき秘密

ではさっそく。

仕事と運動に関して「1日75分間運動をした方が良い」というその根拠から解説していくと。

これはアリゾナ大学の人類学者であるデビット教授がおこなった研究がもとになっていて。

この論文では、タンザニアに住んでいるハッツァ族と呼ばれる部族の人たちを調べていきました。

このハッツァ族の人たちをなぜ調べたのかというと、いまだに文明などを活用せず狩猟採集を行い生活している人たちだからです。

僕ら日本からすると「縄文時代」の生活を今なお行っているのが、このハッツァ族だということですね。

というのも、様々な研究によりこの狩猟民族の人たちが驚くべき能力を秘めていることが分かっていて。

能力というよりその生活から来るものですが、我々のせいかつを脅かす「生活習慣病」というものを狩猟民族の人たちはほとんど抱えていないことが分かっています。

いわゆる

  • 糖尿病
  • 心臓病
  • 肥満
  • がん

こうした生活習慣病や現代病と呼ばれる症状や病を、ほとんど抱えていないことが分かっているんですね。

それに加えて肌質もよく、肌荒れやニキビなどの症状もほとんど確認されていませんし、歯並びもキレイであることが分かっています。

また、異性の魅力を感じる大きな要素として「顔が対象である」ことが科学的に挙げられている狩猟民族の人たちは左右対称にきれいな顔をしていることが分かっています。

このように病気が少なく、健康的である狩猟民族の「秘密は何か」ということを調べていったのが、アリゾナ大学の研究だった、ということなんですね。

ハッツァ族は運動量が15倍も多かった

この狩猟民族を今なお行っている人たちをデビット教授は調べていったわけですが、実験のモデルとして46人のハッツァ族の人たちに

  • 活動量
  • 心拍数
  • GPS

これらを測定するための器具をつけていきます。

器具といっても僕らでいう「appleウォッチ」などを想像してもらうとわかりやすいと思います。

appleウォッチをつけて心拍数や活動量を調べ、日中の活動を研究する、というイメージですね。

さらに198人の血圧を調べ、23人の炎症レベルやコレステロール値をCRTを用いてい調べていきました。

このように様々なアプローチを駆使して、狩猟民族の健康的な体と集中力、そして脳の活性化に結びつく要素を調べていった結果面白いことが判明しました。

要因として一番大きなポイントとなったのは、冒頭に伝えた通り「運動量」であり、1日75分間ほど中高度の運動を行っていることが大きな要因であることが判明しました。

僕らの生活にあるような舗装された道を歩くということはなく、山道や整備されていない林などを歩くため、当然その強度は高くなります。

ちなみに言うと、この1日75分間というのはアメリカ人の平均から算出して約15倍も多い運動量だったそうです。

心やメンタルを強くするにはやっぱり運動するのが最強だった件。
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また上記で解説したピッツバーグ大学の研究では「運動が脳に与える影響」から副腎という部分が大きく影響していると解説しましたが、ハッツァ族が運動することによって大きく脳への良い影響があることは想像に難しくないと思います。

また、現代病などである、認知症などの「ぼけてしまう」という症状が少ないのも、こうした運動量が多いことが関係していると考えられます。

さらに面白いのは、18歳から60歳までハッツァ族の人たちは運動量は変わらず、年を重ねてからもずっと体を動かしているということもわかっています。

1日75分間運動せよ

つまり、

  • 頭を良くしたい
  • 病気になりたくない
  • 現代病を避けたい

こう考えるのであれば、日常的に運動を取り入れるべきだということが見えてきます。

ジョンレイティ「脳を鍛えるには運動しかない」の要約+感想レビュー!
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さらに上記でも取り上げていますが、有名はジョンレイティ教授の「脳を鍛えるには運動しかない」という本のタイトルにもある通り、脳を鍛えるには運動が最も効果的です。

というか体と脳は連動しているため、脳を働かせるためには体を動かすことが最も効率的だということ。

とすると、仕事で成果を上げたいという欲求も脳が働かなくては土台無理な話で、いかに脳を活動させるかが仕事での成果に直結してくるということ。

だからこそ、仕事で成果を上げたいのであれば、体を動かし運動をするべきということが出来るわけです。

そしてその運動量は「1日75分間以上」がベストであり、なるべく少し負荷のかかるランニングや早歩きほどの運動を課してあげると良いということが、今回のアリゾナ大学の研究により見えてくるわけです。

ぜひ参考にどうぞ。

 

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ブラック企業の会社員として、12時間以上働きながら始めた副業が、開始2ヶ月で23万円稼ぎだしサラリーマンの給料を超える。さらに4ヶ月目には月収30万円、その後も月収63万円と減ることはなく、サラリーマン時の約4倍の収入を得る。

これまでの経緯やノウハウを電子書籍化した結果、大手電子書籍掲載サイトにて、新着ランキングトップ10位入りの常連と化し、最高位2位を受賞。更に2017年4月にはAmazonに電子書籍を出版し、アマゾンランキング1位を2部門で受賞。見事2冠を達成し大きな反響を得る。

現在は独立しオウンドメディア運営、情報ビジネス、webマーケティング関連など様々な事業を展開。節税の為に法人化するか現在検討中。

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