「以前ちゃんこまさんのブログを拝見した際に、日記ブログでは稼ぐのは難しく、テーマを絞りジャンルを特化させることが重要だ、という意見を拝見しました。この意見はすごく私の中で突き刺さりました。
というのも私はこの事実を知るまで、恥ずかしい話ですが日記的なブログを綴っており、それでいて多少のお小遣い程度が稼げないものかと願っていたからです。
今現状何の変哲も無い日記をブログに書き連ねているだけな私ですが、これからどう稼ぐ方向にシフトしていったらいいのでしょうか。ご教授いただけると幸いです。」
こんなメッセージを以前いただきました。
結構きっちりと現状から悩みが見えてきて、わかりやすい文章ですね。
この文章から分かる通り、コツコツとブログを更新し続けてきたことでしょうから、努力家なのが伝わってきます。
んじゃ早速。
日記ブログが稼げない理由
この記事でも紹介しましたが、基本的にブログで稼ぐためには日記的なのはではダメで。
強みを見出し、そのテーマに沿って特化させることが、ブログでは大切になってきます。
上記の記事で紹介している5つのステップはこのようになっているからですね。
- 強みを見出す
- 発信の分野を決める
- 悩みに対して記事を書く
- 悩みを解決する商品を見つける
- 紹介記事を書きそこにアクセスを流す
このステップを見比べていくとわかりやすいんですが、日記的なものだと「強み」を見出すことにもつながりませんし、はたまた「発信の分野」もまばら。
要するに「誰も知り得ない一般人」の日記を誰が見たいと思う?っていうことになってしまう。
だから僕らのような無名で一般人であれば、「強み」を押し出して、それに対してブログ記事を書いていかなければ、目にとめてもらうこともできない。ということなんですよね。
なので日記ブログは稼ぐことができないということ。
有名人じゃないなら「強み」がなければ読まれない
まあ「日記を書く」ということが目的なら、それをブログで行おうが全く問題はありませんが、今回の話のベクトルは「ブログで稼ぐ」っていうことに目的があるので、日記記事では遠のいてしまうっていうことですね。
そして、「有名人」とか「無名」って言葉が出ると、「有名じゃないと成功できない」って天邪鬼は声質の人が必ず現れますが、そんなことはない。
「無名の人がブログで成功するために知っておくとスゴく有益な3つのこと。」
そこらへんはここの記事に書いたので、今回は省略しておきます。
まあ、何が言いたいのか?っていうと、僕らのような一般人がブログで稼ぐためには、「今日の晩御飯はカレーでした」というような日記では稼ぐことはできないということ。
だからこそ、「強み」を見出さなければいけないってことです。
もし仮に上記のような記事の場合、「年間360日カレーを食い尽くしてる男が語る下北沢で超絶オススメするカレー店とは?」ってな場合、一般人でも見たくなるでしょ?
これこそがいわゆる「強み」です。
ブログがなぜ読まれるかを知る
ちょっと長くなったけど、ここからが本題で。
上記で5つのステップを紹介しましたが、「私には何の強みもありません」っていうような意見も少なからずもらいます。
まあ、ここの部分に関しての「強み」って多くの人が、ほとんど元来持っているものなので、それを見つけられるか否か。の部分になるんですが、今日はこの話は置いておいて。
「私には何の強みもありません」ってケースの時に、「強みを見つける」っていうことが「日記ブログでも稼ぐ」っていうことの答えにつながってくるんですよね。
そのことに関してこれから触れていきます。
普通の人より詳しい人が書いてるから読む
「強みを見つける」っていうことが「日記ブログでも稼ぐ」っていうことにつながるっていうのはどういうことかっていうと、先ほどの「今日の晩御飯はカレーでした」っていうタイトル日記記事。
はたまた「年間360日カレーを食い尽くしてる男が語る下北沢で超絶オススメするカレー店とは?」というタイトルの記事。
どちらを読みたくなるか?って聞かれたら当然後者です。
なぜ読みたくなるか?って考えていくと、「自分より詳しいから」聞きたくなるわけです。
テレビが壊れてしまった時に、電化製品に詳しい人に聞いて、直す方法を見つけますよね。
それと同じで、「自分より詳しいから」その人の意見を仰ぎたいと感じるわけです。
つまり上記の記事の場合、自分はほとんどカレーを食べないから、より食べ尽くしている人から「本当に美味しいカレー屋さんを聞きたい」っていう風に思うってわけですね。
だから、「今日の晩御飯はカレーでした」っていうタイトル日記記事と年間360日カレーを食い尽くしてる男が語る下北沢で超絶オススメするカレー店とは?」という記事とでは、後者の方が興味がそそられるわけです。
そしてこの部分がわかると、「強み」っていうのが、なんなのか?っていうのが見えてきて、なおかつ「日記ブログ」で稼ぐ方法っていうのも同時に見えてきます。
順を追って解説していきます。
強みとは何かを理解する
先ほどの例からもわかるように、強みっていうのは言い換えると、「詳しさ」であるという風に言い換えられます。
まあこれを言葉を変えれば「知識」っていう風に言い換えることもできます。
要するに「普通より詳しい」っていうことこそが、強みに感じるし「普通より知識がある」っていうことが、その分野において強みを持っている、っていうことがブログでは共通したことなんですね。
ですから、「私には何にも強みがありません」っていう人の場合、「詳しくなる」「知識をつける」っていうことが、強みを見出す原点となります。
それは本で勉強したっていいし、自分で行動してみてもいいし。
そうやって知識をつけていき、普通の人よりも詳しくなった時に、「強みへと昇華」していくわけです。
これがまず「強み」を見つける方法。
学びながら備忘録としてブログに書く
そして、それに伴い「日記ブログ」で稼ぐ方法ですが、日記は日記といっても「出来事」をそのまま連ねる日記はやめてください。
それは誰も知りたいと思えないし、何より検索エンジンに引っかからない。
そうではなくって、先ほどから出ている「強み」をつけている段階で、「学んだこと」をそのまま記事にしていく。
それも一つの日記ですし、ブログに書くことにより、より強く知識をインプットすることにつながります。
ここの記憶定着に関しては、語りだすと長くなるので割愛しますが、「知識の定着率」で一番高い方法というのが「人に教えること」なので、ブログを通して誰かに教えるってことははるかに記憶への定着率が高いです。
そうして、知識が増えていくごとに、強みがより増えていくことにもつながりますし、「学んだこと」を備忘録として、残しておけばいいだけの話なので、日記的にも繋がっていきます。
そしてこれが不思議なことですが、もし仮に「詳しくなりたい」と思った分野が「心理学」だったとして。
1日1冊本を読んで、そこから学んだことをブログの記事に備忘録として残すことを日記にしたとします。
「マズローの心理欲求とは?」とか「合コンで隣に座りたがる女性の心理状態とは?」とかね。
自然に強みが育まれ、アクセスも増えている状態になる
こうやって詳しくなりたい分野の知識をつけて、それを自分が忘れないために日記としてつけていたブログ記事が、気がついたら「分野に特化」していることになっていて、「心理学に詳しい人」という強みも見いだせていることにつながります。
調べたこと、学んだことを、ブログに日記として残しておく。
たったのこれだけで、ブログで稼ぐための5つのステップのうち3つ目がクリアできているわけです。
- 強みを見出す
- 発信の分野を決める
- 悩みに対して記事を書く
- 悩みを解決する商品を見つける
- 紹介記事を書きそこにアクセスを流す
この「悩みに対して記事を書く」っていうのも、自分自身が「知りたい」と思ってたからこそインプットした知識ですから、何より「自分の悩み」に対して記事を書いていることにつながっています。
そこから先。
どんどんとアクセスが来た後に、4、5の「商品を売る」っていうのをしていけば、ブログでマネタイズするっていうフェーズに入っていくので、「学びながら強みを見出していける」っていうことが日記ブログならできるんですね。
そして、「学びながらアクセスを増やしていける」っていうことが日記ブログではできるわけです。
終わりに
akbなんかでは、「完成までのプロセス」を売っています。
それと似ているような気がしますね。
完璧にできている状態でブログを始めるのではなく。
学んでいる過程で、ブログを作ってしまう。
そして学んだ知識をすぐブログに日記としてアウトプットする。
もちろん、「私はまだ未完成です」なんていう必要はないですが、やっていることは同じですね。だから少しakbに似ているのかと。
ただ単に起こった出来事としての日記を書くのではなく、学んだことや役に立った知識などを「これから始める人」に対して伝えていく。
そんな日記ブログにしていけば、まだ強みを見いだせていない人でも十分におこなる方法だと思います。