今回はタイトルにある通り。
自分の強みがわからない人に向けて、面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。
僕自身も、自分自身の自己分析を行うケースが少なくなくって。
なんとなく気づいてはいましたし、意識的に強みを使ってはいましたが、あるテストサイトを使ったところ、その意識していた強みが「1位」に来ていたので、結構びっくりしたとともに、信ぴょう性も感じられたので紹介しておきます。
それが、「VIA」というもの。
強みを活かすことの重要性
そのVIAを説明する前に、「好きを仕事にしない!得意を仕事にするべきである理由。」
この記事でも触れていることに触っておくと。
色々な論文とかを見ていくと、結構多くの論文で言われているのが「自分の強み」を仕事にすることが一番幸福度が高く、仕事の満足度も高いということが言われています。
もちろんそれが「好きな仕事」と重なれば、それに越したことはないわけですが、そうじゃない人も多い。
そうなった時に、強みを活かすことが、仕事の満足度を高めるのなら、好きよりも「得意」を選ぶのだって間違いじゃない。
むしろ成果や実績ベースで考えた「達成感」をベースに見てみると、強みを生かして得意分野で戦う方が成果や実績を上げやすいので、満足度も幸福度も上がる傾向にある。
だからこそ、自分の強みを見つけることが大切ってことなんですよね。
またマインドフルネスの考え方を取り入れても、「自分のことを理解している」ということが言えるので、精神的にも安定する傾向が考えられる。
まあ、どちらにせよ。
自分のことをよく知り、自分の強みを活かすことは、結果で見ても幸福度で見ても、重要だということなんですよね。
強みを見つける方法
じゃあ、一体どうやって自分の強みを見つけるんだ?っていう話ですが、やっぱり自分のことって知っているようでよくわからないのが人間。
相手や人のことは客観的に見ることができても、自分自身のことは客観的には見れないので、判別することができない。
自己分析したとしても、そこには「主観」というバイアスが乗っかってしまうため、友人が言った強みと、自分が思っていた強みとは違うケースも多い。
そこで使われているのが「VIA」というものなんですね。
このVIAを説明しておくと。
ポジティブ心理学として使われているもので。
簡単に言えば「質の高い性格分析」だと思ってもらえれば十分です。
その質っていうのも、いろいろな論文で検証されていて。
例えば、ノースセントラル大学の論文なんかでは、このVIAを使い自分の強みを生かした被験者は、他のグループに比べ集中力がより高まり、ゴール達成率が2〜3倍ほども上がった、という研究があったりします。
だからこそ、よく遊びでやる「心理テスト」なんかとは違って、VIAは「質の高い性格分析」だと言われる所以なわけです。
VIAテストをやってみた。
その上で、僕も実際にやってみました。
やり方は、他のサイトなんかでも乗っているし、言語を日本語に変えてメルアドとパスワードを入力したら勝手にテストが始まるので割愛しておきます。
それよりも「強みを活かす方法」を知った方が有意義だと思うので。
僕自身が、それまで思っていた自分の強みっていうのは、結構友人から言われていた「自制心」っていうのは結構強いと言われていて。
それが強みだと認識していました。
結構自己コントロール力が高いそうで、決めたことはやり抜く力というか。
そういった自制心や自己コントロールは、結構友人から褒められていて、ある程度自分でも認知して意識していたので、そこは強みかなとVIAでテストを行う前から思っていました。
また、「好奇心」も高い方で、これは知人や友人には言われたことはないですが、僕自身が個人的に思うところで、自信がないなりにも「なんとなく強みかなぁ」って思う部分でした。
(見知らぬ土地とか世界遺産に行くのは大好きなので。)
そんなこんなでVIAのサイトに行き、テストを行ったわけですが、結果として出た僕の強みが以下の結果でした。
- 好奇心
- 忍耐力
- 自律心
- 誠実さ
- 希望
誠実さに関しては「そんなか?」って印象は受けましたが、実際にテストをする前に感じていた「自制心」に関しては、「3位の自律心」と「2位の忍耐力」の2つに関連してランクインしていて。
個人的に「これは強みなのかな」って感じていた好奇心は、1位で。
ちなみに好奇心に関しては、下記のように書いてありました。
「今起きているあらゆる経験それ自体に興味を持ち、主題やテーマに対して興味深いと感じる。探求心を発揮して新しいことを発見することを好む。好奇心を強みとするあなたは、何事にも好奇心を抱きます。常に問いを持ち、あらゆる主題やテーマについて興味深く感じます。あなたは探求と発見を好む人です。」
こんな感じで、細かく説明してくれるので、結構参考になります。
友人からよく言われる「自己コントロール力」と、自分で感じていた「好奇心」とがともにランクインしていた状態でした。
だから結構信憑性があるって思っていいのかなって感じがしましたね。
(当然5位以下のランクもありますし、それ以外の強みは山ほどあるなかで、これらの強みがランクインしていたので。)
VIAテストで出た強みを活かす方法
その上で。
このテストによって強みが見えてきたら、やばい集中力で記載されていますが、「1つの強み」を選択することが重要だとされています。
もちろん何個も強みがあっていいわけですが、「使いこなす」と考えた場合、そこまで多くを使いこなすのは難しいので。
そうなった時に僕が選んだのは1位の「好奇心」
そうして選んだ好奇心を「どうやってやりたいことや目標に活かすか?」を考えていくのが次のステップ。
僕の場合、最近すごく意識していて興味深いなって思うのは、「ゲーム中毒で死亡した」なんてニュースがあるかと思います。
あれは悲惨なニュースではありますが、「人を死ぬほどハマらせる」という点に関して言えば、これほど凄い力はない。
もっと言えば、「ゲームじゃなく、社会的に役に立つし、興味があるのもの」に対して、これぐらいハマることができたら、最強じゃないか?って思うわけですね。
この「ハマる力をコントロールするには?」っていうのが、最近興味がある分野。
もっと具体的に言えば、ゲームがハマるロジックはパチンコやスロットと同様に「ドーパミン」が影響しています。
上記の物たちは「ドーパミン」を企業や会社が意図して、出させるように構成しているわけですが、このドーパミンを自分で操るにはどうしたらいいのか?っていうのが、最近のもっぱらの興味。
だから、これを知るのが目標ややりたいことと、好奇心とがマッチングしていることなんですよね。
その上で、目標達成の方法の中に「SMART」というものが存在します。
この漠然とした目標を、SMARTに落とし込むことによって、より具体性を強めていくのが最終ステップ。
SMARTとは、アルファベットの頭文字を取っているわけですが、それを覚える必要なんてなく。
- 具体性
- 計測可能か
- 達成可能か
- 関連性
- 目標達成期日が明確か
この5つにあてはめていくのがSMART計画術になります。
実際に僕の例で当てはめていくと。
- 具体性
これは「ドーパミンを操る」っていうところで、若干抽象的ではあるもの、時間を忘れるぐらいハマるゲーム性を他で応用するには。
っていうところで具体性を持たせることはできるかと。
- 計測可能か
次に明確さですが、これは結構難しくて悩みましたが、「体系化」すること、そしてハマりたい分野に対する集中時間の変化によって、計測することは可能かなと感じました。
- 達成可能か
次に達成可能か?っていうことですが、これは残念ながら僕の例では思いつかず。
ある意味「ハマれる物事を自在に操れる」ということをゴールとした時、それを達成する時間はそう簡単ではないし、達成可能かどうかは結構未知の部分も多いので、残念ながら当てはめることができませんでした。
- 関連性
次に関連性ですが、これはどの分野にも生かせるし、関連性は高い。
- 目標達成期日
そして最後の目標達成期日が明確かどうかですが、これに関しても達成可能かどうかっていうパートと同じで、未知の部分も多いので、未記入のまま。
僕のやりながら、実際に当てはめたので綺麗に揃ったわけではないですが、未知の発見や研究こそが「強み」であることから「やってみたい、知りたい」という好奇心そのものが武器なので、暫定ながらも進めていけそうな感じがしてます。
強み診断にもあった通り、今までにないやり方や方法を模索していく、その過程こそが最大の楽しみなので、僕はこれで十分。
別の強みがある人は、ぜひ当てはめて強みを生かしてみてください。
まとめ
最後ガチャガチャっとしちゃったので、まとめておくと。
- まずVIAで強みを1つ見つける。
- 強みを活かす方法を考える。
- SMART計画法の中に当てはめていく
この3つはやばい集中力の中で紹介されていましたが、僕自身もやってみてかなり面白いものでもあり、僕自身は当たっているものも多くあるテストでした。
自分自身のことがわからないという人へは、ぜひおすすめですので、強みを見出したい人はやってみるといいと思いますね。