昼に急激に眠気に襲われるときってどう対策したらいいの?

今回はタイトルにある通り。

「昼の眠気」に関して面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

先に結論から伝えておくと、昼時に急激に眠気に襲われる人は「脂肪分」を取ることを控えると眠気に襲われなくなる可能性が高くなります。

よく「炭水化物を食べると眠くなる」といわれますが、それよりも重要なのは「脂肪」だということが分かっていて、なるべく昼ご飯には「低脂肪」な所工事を心がけると眠気対策をすることが出来ます。

今回はそんな「昼の眠気対策」に関して解説していこうと思います。

脂質を取ると眠気に襲われる

ではさっそく。

脂質の高い食べ物を食べると昼の眠気に襲われるその根拠から解説していくと。

これはアデレード大学が行った研究がもとになっていて。

この論文では、1815人の人を対象にして研究が行われました。

研究者は集められた被験者の1年間にわたる食事のデータを記録していきます。

その後に、体に着ける形のデバイスから睡眠の質や量などをチェックしていきました。

このことにより「睡眠の質に影響している食事とは何か?」ということを調べていったんですね。

さらにこのアデレード大学の面白いところは「日中に眠くなる食べ物」についてピックアップして研究しているところが面白いところです。

この結果わかったのは、「脂肪分」を多く取っている人はおよそ78%の割合で日中に眠気に襲われている、ということが判明しました。

ただその一方で、タンパク質や炭水化物といったものを多く摂取している人と日中の眠気との相関関係は確認されず、脂質だけが大きな割合を占めていることが分かっています。

またもう一つ面白いことに、その人の肥満度を表す「BMI」に関しても相関が確認されませんでした。

要するに「体系によって日中の眠気」というものが襲ってくることはなく、「脂質を多く取るか否か」というポイントが眠気に襲われるかどうかを分けているポイントだということ。

つまり、日中の眠気対策をする場合には「脂質」を抑えた昼ご飯を食べる(or昼ご飯を食べない)ことによって対策することが可能、ということが言えるわけですね。

なぜ脂質を多く摂取すると眠気に襲われるのか

では次に。

なぜ脂質を多く取り入れると眠気に襲われるのか。

この部分を解説していこうと思います。

「炭水化物を食べると眠くなるけど?」と思う人もいるかもしれませんが、炭水化物というものは往々にして「脂質」を多く含んだ食事です。

ラーメンや牛丼、ハンバーガーなど、日本にあるファストフードやB級グルメというのは炭水化物はもちろんのこと、それに比例して多くの脂質が入っています。

アデレード大学では、この脂質によって日中に眠気が襲ってくることが関係しているとしているわけですね。

炭水化物と脂質との関係を紐解いたうえで、「脂質が眠くなる原因」に関して解説していくと。

アデレード大学の研究チームは「脂肪分を取ることによってホルモンバランスが乱れる」ということが原因だと説明しています。

どういうことかというと。

僕らの体には

  • レプチン
  • グレリン

という2つのホルモンがあります。

レプチンというのは食欲を抑えるホルモンといわれており、グレリンというのは食欲を高めるホルモンだとされています。

脂肪を多くとることによって、食欲を抑えるレプチンと食事を高めるグレリンとのホルモンバランスが乱れます。

このことにより神経伝達物質であり、集中力などを司るオレキシンに影響します。

ホルモンバランスが崩れることで、この集中力を司るオレキシンに異常が生まれてしまうため、「日中眠気に襲われる」ということが引き起こるわけです。

だから、眠気対策には、なるべく「脂質の少ない昼ご飯」を食べることが重要だ、と言えるわけですね。

まとめ

少し長くなったので最後にまとめておくと。

日中に眠気に襲われる人への対策は「脂質を抑えた昼ご飯」を取るのがオススメ。

脂肪分が多い食事をとることで、ホルモンバランスが乱れると、集中力を司る神経伝達物質に影響を与えてしまうので、集中できず眠気に襲われてしまうことがアデレード大学の研究により判明している。

そのため、お昼はなるべく脂質の低い食事をすることが大切。

まとめるとこんな感じですね。

一応アデレード大学の研究での平均脂質は「58g」でした。

脂肪分などを意識する人は、この平均値などを参考にしてみるのも一つの手かもしれません。

あと個人的にオススメなのは、もう断食してしまうことですね。

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僕自身も取り入れていますが、これはオススメ。

また「断食はできない」という人に対しては「昼寝」を入れるのもかなり効果的です。

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上記記事で詳しく解説していますが、昼寝の効果は脳にとってもかなり高いことがペンシルベニア大学の研究により判明しています。

時間としては5~20分程度の短い時間でいいので、取り入れてみることをお勧めします。

ぜひ参考にどうぞ。