先日知り合いと焼肉を食べていました。
そこでその知り合いはボクの焼肉と鍋の際に繰り出す、両聞きにびっくりした様子で。
「え?左手も右手も使えるんですか?」
なんて驚いていました。
そうなんですね。
ボクはある時。
「右腕ばっかり使ってたら、左脳ばかり刺激するよなぁ〜。
んでもって天才って、左利き多いよなぁ〜。
だったら、左でご飯食べて右脳を刺激しよww」
ってな、もうアホな発想で、ある時期から左手だけで、箸を持ってご飯を食べてた時期がありましたww
それに効果があったかは全く分からずww
ただ単に左手で上手に箸を持ちご飯を食べれるようになっただけでした。
このたった一つの特技を焼肉と鍋の時だけには「右手にトング、左手に箸」という風に、発揮しますw
僕的にこの方法に効果があったのかは全く定かじゃないのでおすすめはしません。
ただその知り合いの方は結構驚いた様子でした。
こんなことを伝えたいわけじゃなくて。
ブログを始めるにはどのぐらいの実績があればいい?
んで。
焼肉を食べ終わろうとしてた頃、その知り合いの方が、一つの悩みを打ち明けて来ました。
「僕って今物販系のビジネスをやってるじゃないですか。
そこでそろそろブログで情報発信をしていこうと考えているんですけど、まだ物販の方で満足のいく
実績が出せていないんですよね。
どのぐらいまで実績が上がれば情報発信に進んで行っていいと思いますか?」
そんな風に質問して来ました。
まあ、これは物販からブログなどの情報発信という形で、ネットビジネスの中の一つの王道を進もうとしてるパターンですが、そのほかにも今や多くの成功道に分布していて。
それこそ物販のみで突き進み、組織化して大きくするケースも増えて来ていますし。
逆にレバレッジをかけるため、最初からブログやSNSなどの情報発信を始めて、大きなメディアを持つケースも増えています。
この悩みはこの物販から情報発信というケースだけではなく、今や成功パターンは1つだけではなく、多岐にわたるからこそ、多くの方に当てはまる悩みかと思います。
成功パターン
まあ、補足として伝えておくと、どの成功パターンをたどるか?として、ポイントとなる分岐は、「どこに重きをおくか?」になっていたりします。
「組織化」
っていうものに重きをおくのであれば、、、
「自由」
っていうものに重きをおくのであれば、、、
というように、それぞれの目的に沿ったビジネスは異なるからこそ、「どこに重きをおくのか」で取り組むべきものが異なってくるということ。
その上で。
この知り合いの方のように結構「実績」というものに大きな弊害を抱えている人は結構多いと思います。
ブログを始めるのに実績なんて関係ない
それに関して僕は、「別にいつになったら始めようとかってないと思いますよ。
始めようと思った時が始めどきじゃないですか?」
そんな風に答えました。
どんな成功パターンだったとしても、その前段階において「実績がなければいけない」と前出した通りの勘違いをしている方が結構多くいらっしゃいます。
だけど、実績というのは、以前から僕がなんども伝えている通り、「目を引くための1要素」に過ぎません。
もし仮に実績が全てであり、実績がなければいけないということなのであれば、裏を返すと「実績さえ出てしまえば必ず成功できる」ということを意味します。
でもどうでしょう。
物販系のビジネスを取り組んでいて情報発信などに移行する際、実績が出ている人が必ずしも情報発信で成功しているかというと、全くそうではありません。
必死に無料レポートで集客している人もいますし、必死にsnsで発信している人もいます。
また、「実績さえ出てしまえば必ず成功できる」ということなのであれば、その実績を持った方が、ブログに記事を書けば、どんな記事でも無条件に上位表示されることさえ考えられる。
でも当然のことながら、物販とブログとでは、その間の溝は深く、物販で成功したからと行ってブログで成功するとは限らない。
当然無条件に上位表示されるなんてこともありえない。
物販で成功したからと行って、優遇されるわけじゃなく、物販の実績を捨てまた1から情報発信をスタートせざるをえないわけです。
以前までは「物販から情報発信へ」という成功法則しかありませんでしたから、多くの人が
まずは「せどりや転売で稼ぐ」ということに従事していたわけですが、先ほど伝えた通りで今は全くそんなことはない。
むしろ、別に物販系のネットビジネスをやりたくないのであれば、そこに取り組む時間は全くもって無駄でしかないわけです。
だから、「どこに重きをおくか?」でビジネスモデルを決めるのが今はより重要になって来ているというわけです。
「実績」の本当の正体
話を戻して。
物販でいくら実績があろうが、即座にグーグルで上位表示されるわけでもなければ、即座にフォロワーが1000人集まるわけじゃない。
そう考えると、「目を引くための1要素」に過ぎないということがよくわかってくるわけです。
むしろ、月100万円稼いでいようが、検索エンジンで100位のブログより、月20万円しか稼げていないが検索エンジンで1位のブログの方が、ブログという情報発信のステージでは圧倒的に稼げます。
これが「実績」の正体です。
だから僕は、「別にいつになったら始めようとかってないと思いますよ。
始めようと思った時が始めどきじゃないですか?」
という風に知り合いに答えたわけでした。
なんだろう。
これはよく、消費者目線と生産者目線とで、乖離してしまう現象が起こるのと似ていて。
ビジネスをしていると、どうしても消費者目線というのを忘れてしまいがちです。
独りよがりになってしまうというか。
だから消費者目線を持つことがビジネスを行う生産者の人が重要視するポイントだったりするんですが、それと同じで。
グーグルで検索をかける時。
いちいち、そのブログ運営者が「いくら稼いでいるのか?」なんてチェックしないと思います。
チェックしているのは、「その情報が正しいかどうか」だけ。
その人の実績なんて、調べる人=消費者目線から見ると、そこまで気にしていないのが現状です。
でも、生産者目線のブログ運営する人は、「実績がないと発信してはいけない」と思い込んでしまっている。
なんだか、いらんことを心配しているようで、俯瞰して見ると滑稽にさえ思えてしまう悩みです。
鏡の前でずっと髪型をいじっている孫に、おばあちゃんが「誰もそんなにあんたのことに気にしてないよ」と囁いているような。
実績が必要ないと言える1つの証拠
そしてその証拠に。
結構僕は、今やっていることの中で、「本のレビュー」があります。
「中田敦彦「天才の証明」を読んだ感想レビュー」これとかね。
もうこれに関しては、実績なんて0です。
というか、実績の出しようがない。
「月100万円以上稼いでいる男が、〇〇本を読んでみた」
こんなタイトル臭すぎです。
そうじゃなく。
いち消費者として、率直にその本を読んで、どんな感想だったのかを綴るだけ。
そこに実績だとか、数字は入って来てません。
でもこれは結構人気で、何記事も上位表示され始めてます。
もう少し時間が経てば、1位も狙える範囲かと。
んでもっと言えば。
この本のレビュー記事ですが、僕の完全なるエゴで。
誰かのために、本の内容と感想を伝えるっていうよりは、もうブログ記事そのものをメモとして活用してます。
「DaiGo「秒で見抜くスナップジャッジメント」感想レビュー」
この記事なんて、もう完全なるエゴであり、僕のためのメモ帳です。
「ブログが継続できない人へ。僕が試して効果的だった5つのコツを伝授!」
このブログ記事内でも語っていますが、ブログ記事の概念から考えると、「誰かのために」記事を書くのが鉄板。
だけどその概念を取っ払って、「自分のために」記事を書いてます。
やっぱりどうせ本を読むのであれば、本の内容を熟知して、なるべく忘れたくない。
そのために、読んだ後、今一度組み立て直し、体系化する。
そうしてするアウトプットがより理解度を高めてくれる。
多くの人が、このアウトプットをノートか何かにメモしておくんでしょうが、それを僕はブログでやっているだけ。単なるエゴそのものです。
自分自身が本の内容を忘れないために記事にメモしてるだけですから。
でもこれが、徐々に上位に上がって来ている。
このことを考えると、「数字として実績ってなんなんだ?」ってことになって来ます。
記事を書くために、数字としての実績を一切使わず、そこにある実績というのは、「本を読んだ」という行動だけですから。
そう考えていくと、「実績とは一体なんなんだ」この答えが少しづつ見えてくるような気がします。
実績とは行動そのものである
つまり、まとめに入りますが、「実績」というのは、「行動」そのものである。っていうことですね。
本を読んだこと。
これに対して数字の実績を一切持っていません。
「本で読んで〇〇万円稼いだ」なんて事実はないわけで、当然事実がないのだから、そんなこと口が裂けても言えない。
この事実に対して、数字の実績なんてものはなく、「小笠原諸島に行ったら〇〇万円稼げるようになった」なんてことも一切ない。
単なる趣味です。
でも、「小笠原諸島に行く」という行動。「本を読んだ」という行動。
これがあるからこそ、記事として情報を発信でき、少しづつドメイン力を持って行く。
その上で、消費者目線に立ってみると、知りたいことは、「本の内容」であり、「観光に行った感想」です。
ことことから見えるのは、行動こそが知りたい内容であり、実績になりえる。
ということが言えるということ。
ですから、「別にいつになったら始めようとかってないと思いますよ。
始めようと思った時が始めどきじゃないですか?」
という風に伝えたわけでした。
終わりに
情報発信をする際の実績というのは、突き詰めると、「目を引くための1要素」でしかないことに気づきます。
数字としての実績がいくらあろうが、情報発信というステージに立ったのであれば、1からのスタートであり、1万円稼ぐ人と同じ出発地にいて、そこから集客をスタートさせなければいけないからです。
その上で。
「読んだ」「やってみた」「調べてみた」
これらの行動というのは、「いまだやっていない」という人にとって、知りたいことであり、同様に「目を引く1要素」になりえる。
ということは、「行動」というものこそが、「実績」になりえるということが言えるんだと思います。
結構実績に対してコンプレックスを抱いている方が多いと思いますので、参考にしてもらえれば幸いですね。
それでは。