今回はタイトルにある通り。
結構面白い研究で、人生のおいて悪影響をもたらすsnsの研究を知ったので、それをシェアしておこうと思います。
その人生において悪影響をもたらすsnsの第一位がタイトルにもある通りの「インスタグラム」になっていて。
やめるべきsnsの筆頭になっているので、気をつけたほうがいいかもしれません。
SNSがもたらす悪影響
そもそもSNSがどんな悪影響をもたらすのか?っていうところですが、いろいろな悪影響があるとされています。
それこそ、筆頭に上がるのが、FOMOと呼ばれる「スマホ依存」による悪影響。
これは誰しもが考えられるところですが、そのほかにも「いじめ」の確率が上がることが示唆されていたり、はたまた睡眠の質にも悪影響があるとされています。
その上で、一番大きな悪影響だとされるのが「集中力の低下」
これがいちばんのポイント。
というのも、「スマホを仕事中は絶対に見るな!約4秒見るだけで作業効率が劇落ちする!」
この記事で具体的な研究と論文を紹介していますが、集中力が劇的に落ちることがわかっています。
少しだけ説明しておくと、ミシガン大学で行われた研究では、被験者に作業を行なってもらっている最中に、あえて「ポップアップ広告」を出し、作業を阻害します。
その作業を阻害する時間が、たった4秒ちょっと続いてしまうと集中力が2分の1にまで減ってしまうことが明らかになっています。
それだけ人間の集中力というのは繊細なものであり「守っていかなければいけない力」が集中力だということ。
およそ4秒の阻害でも、半分もの集中力が減ることを考えたら、SNSからの通知が来てスマホを開き、アプリを見る時間を考えると、4秒だけじゃ済まないはず。
ということは、かなりの集中力をSNSによって、阻害されていることになるわけです。
要するに、様々な悪影響がインスタグラムを筆頭とするSNSにはあり、中でも集中力の低下はかなり繊細で傷つきやすいということが言えるわけですね。
根拠
では本題に戻って。
なぜインスタグラムがやめるべきSNSの筆頭なのか。
これはイギリスの公衆衛生王立協会の調査によって明らかになった研究が元になっていて。
(※参考文献)
この論文では、国家統計局のデータ調査をもとに、14〜24歳の1479人を対象に調査し、SNSの利用頻度とメンタルや精神状態、環境などをチェックしていくことで、SNSが与える影響を算出していきました。
メンタルや精神状態のチェックというのは、
- 不安感
- 孤独感
- 睡眠の質
- ボディイメージ
- 自己表現力
- いじめ
- スマホ依存
- リアルコミュニケーション
こういったカテゴリーに分け、SNSがもたらす影響を調べて行ったわけです。
この中で解説が必要だと思う「ボディイメージ」にだけ解説しておくと。
(ほかはわかるかと思うので)
ボディイメージというのは、自分の体のパーツを好きでいるか?という心理学でいうセルフコンパッションやマインドフルネスなどの考え方と似ていて。
顔や体など、自分のボディパーツが好きでいるほど自己肯定感が高いという示唆から、ボディイメージというカテゴリーが設けられているとされています。
こうしたメンタルの状態とSNSとの利用頻度を確認していったところ、悪影響が強く「やめるべきSNS」が見えてきたわけです。
その1位が、冒頭にも伝えたインスタグラムで。
2位が、日本ではあまり浸透していないですが、スナップチャット
3位が、Facebook
4位が、ツイッター
5位が、YOUTUBE
悪影響が大きいため、やめるべきSNSは、こうしたランキングだったそうです。
今ある世の中のSNSはこれだけではなく、LINEやTIKTOKNなども存在しますが、理由や「ランキング上位の共通点」から考えると、LINEはツイッターとYOUTUBEの間ぐらいかなと。
そしてTIKTOKは、2位のスナップチャットと同等か、インスタグラムの次ぐらいの位置する「やめるべきSNS」にランクインするかと思います。
これは憶測ですが、
- インスタグラム
- (TIKTOK)
- スナップチャット
- ツイッター
- (LINE)
- YOUTUBE
やめたほうが悪影響が少ないSNSはこういうランキングだと想定できます。
理由
ではなぜ、こういったランキングだとイギリスの研究では発表されたのか。
これは
- インスタグラム
- (TIKTOK)
- スナップチャット
このSNSグループと
- ツイッター
このグループと、
- YOUTUBE
このSNSとのそれぞれのグループに分けられます。
まずは悪影響が少ないとされているYOUTUBEから解説していくと。
YOUTUBEがランキング下位だったのは、インスタグラムを筆頭にしたランキング上位に比べ「メリット」が見られるSNSだったからです。
そのメリットというのが、自己表現やアイデンティティ、コミュニケーションに役立つのではないか、ということが言われています。
多分これはおそらく「プレイヤー」としての見方かと思いますが、最低限こういった表現方法だったり、アイデンティティを見つけるのにいい役割を果たすメリットがあるため、ランキングでは下位になったということでした。
その次にツイッターですが、ツイッターは「匿名性の心理」というものが働き、だれでも炎上や攻撃ということができてしまう。
「悪口やネガティブは7倍広がるという恐ろしい結果。絶対に付き合ってはいけない人の特徴」
この記事にもある通り、悪口は7倍も広がりやすく、その上悪口を見るだけでメンタルに悪影響をもたらす。
こういったことから、ツイッターがYOUTUBEに次いで悪影響があるやめるべきSNSだとされたわけです。
その上で、
- インスタグラム
- (TIKTOK)
- スナップチャット
これらは全て同じ理由なので、まとめて解説すると、いわば「顔が出ているSNS」とまとめることができます。
大きな理由としては、顔出しメディアによるものによって「他人との比較」が行われることになります。
その上で一つの例としては、インスタグラムなんかは顕著ですが、加工アプリなんかを使って綺麗で可愛い写真なんかをあげたりします。
そういう写真を見ると「あの人は可愛いのに、なんて私は可愛くないんだ」というように、自己否定感が強くなってしまう傾向に。
その上で、研究対象だった「ボディイメージ」としての「自分が好きか」という自己肯定感が低くなってしまうことで、消極的になり、内向的で傷つきやすくなってしまう。
この「他人との比較」、ひいては「キラキラしている他人と、みすぼらしい自分」との対比によって、メンタルや精神面、ひいては集中力を阻害し、人生に悪影響があるとして、やめたほうがいいSNSの上位を占めているわけです。
TIKTOKも現状としての使い方は、顔出しして「リア充な私たちを見て」というメディアな色が強いため、このグループなのかという判断をしました。
このことにより、いじめや睡眠の質の低下、コミュニケーション力の不足によるいじめなど、様々な悪影響があるとされています。
ですから、その筆頭であるインスタグラムは、なるべく依存せず、できることならやめてしまう。
やめないまでにしても「見ることを制限する」ということが重要な訳です。
SNSで充実していても、私生活が充実するとは限りませんし、SNS上での生活と私生活は別物です。
決して他人と比較することなく、リアルな生活を生きる、ということに重点を置いたほうがいいということですね。
まとめ
つまりまとめておくと。
やめたほうがいいSNSランキングは
- インスタグラム
- (TIKTOK)
- スナップチャット
- ツイッター
- (LINE)
- YOUTUBE
このような順番。
研究ではLINEやTIKTOKは入ってきていませんので、(かっこ)として書いたのは理由から考えた推測です。
やめるか、うまく付き合うか(回数を制限する、時間を決める)など、SNSとはうまく付き合う必要がありそう。
ぜひ参考にどうぞ。