柔軟な発想をするために頭を柔らかくする簡単なテクニックを紹介。

今回はタイトルにある通り。

「柔軟な発想」に関して面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

先に結論から伝えておくと、柔軟な発想をするためには「子供」もしくは「アーティスト」などのように考えると創造性が高まる、ということが分かっていて。

これは決して「自分が子供じゃない」だとか「アーティストではない」という現状の状況は全く関係ない話で。

「子供やアーティストをイメージする」だけで、発想力や想像力が高まる、ということが分かっています。

かなりお手軽な方法、テクニックなので、ぜひ活用してみてください。

根拠

ではさっそく。

なぜ子供やアーティストのように自分をイメージするだけで、創造性が高まるのか。

その部分を解説していくと。

これはメリーランド大学が行った研究がもとになっていて。

この論文では、96人の被験者を集めて、ある研究を行いました。

その研究とはまず被験者を2つのグループに分けます。

そのグループというのが、

  1. 過激な詩人だとイメージしてください
  2. 厳格な図書館員だとイメージしてください

このように「詩人」と「図書館員」とのイメージ像を分けて、想像してもらいます。

詩人はいわゆるアーティストで柔軟な発想が求められる仕事。

一方で図書館員は、アナログ的な考え方であれば、少し頭が固く、硬い発想をイメージする職業です。

当然被験者はどちらの仕事も経験していないわけで、「イメージ」をするにとどまっているわけですが、この両者に「創造性のテスト」を行ってもらいました。

すると面白いことが判明して。

厳格な図書館員を想像したグループよりも、過激な詩人をイメージしたほうが、創造性テストの結果が高いことが分かったんですね。

しかもその差は「約2倍」ほども違いが現れていて、「イメージするだけ」であっても想像力を高める、というのがメリーランド大学の研究により明らかになったということでした。

さらに言えば、この「イメージによる力」に関して、別の大学も研究を行っていて、同様の結果を報告しています。

ノースダコタ州立大学が行った研究では、被験者に対して「自分が7歳の子供に戻った時を想像して、どう休日を過ごすのか考えてください」と指示しました。

その後、創造性のテストを行ってもらったところ、こちらも同様に発想の柔軟性や創造性が高まったことが報告されています。

つまりこれらの研究から何が言えるのかというと。

「イメージする力」による効果が認められていて、発想力を求めていたり、発想の柔軟性を求めている場合、それらを持った「子供やアーティスト」などをイメージすることによって、自身も創造性を高めることが出来る、ということが言えるわけですね。

なぜイメージするだけで、創造性が高まったのか

では次に。

なぜ子供や厳格な詩人といったアーティストを想像すると、それに応じたクリエイティブな発想や創造性の向上が見られたのか。

この理由に関しては、まだ厳密には分かっていませんが、一つ挙げられているのは「思考の幅」が広がったことが原因だと考えられています。

というのも、基本的には僕らは僕らしか意識することはできません。

とすると、モノの見方や考え方というのは、「自分の見方」で凝り固まっていきます。

その上、人間は「慣れる」という生き物ですが、「自分の見方」が慣れていった場合、それ以外の見方をしなくなる傾向にあるわけです。

少し抽象的でわかりづらいかもしれませんが、わかりやすく例えると「ルーティン化」してしまうということですね。

クイズ番組でもありません?

1つの回答しか思いつかなくて、それが不正解なのは分かっているけど、それ以外の回答が出てこない、みたいな。

いわば「思考のルーティン化」によって、1つの物の見方以外できなくなっている、ということが挙げられるわけです。

それを「子供ならどう考えるだろうか?」「詩人ならどう考えるだろうか?」とイメージすることによって、思考のルーティン化の枠から抜け出し、自由に発想することが出来るようになります。

その結果、柔軟な考え方が出来るようになり、創造性が高まった。

そう考えられるわけです。

応用方法

じゃあ、このメリーランド大学やノースダコタ大学などの研究は僕らの日常生活にどう応用していけばいいのか。

その部分を一緒に考えて終わろうと思います。

まず1つ目に思いつくのが、「7歳の子供になった気で、休日をどう過ごすか考える」

これはメリーランド大学が行ったテンプレートをそのまま活用していますが、何も味付けせずに応用が可能です。

ポイントは実際に7歳の子供の休日を過ごす必要はなくって「7歳になって想像してみた」だけで、クリエイティビティが上がっているので、お金もかからずに柔軟な発想が得られるわけです。

これは使えると思います。

もし仮に子供がいる方なら、子供と一緒に休日の過ごし方を想像してもらうのでもいいし、子供と一緒に全力で遊ぶ、ということをしてもいいでしょう。

子供はみな天才といわれていますから、発想の柔軟性においてはおそらく親よりも上であり、思考のルーティン化に陥っていない彼らから学ぶ点は多いと思います。

またメリーランド大学では「過激な詩人」とありますが、これは僕的に「詩人」をイメージしづらいので、「アインシュタインならどう考えるだろう?」だとか「エジソンなら?」という風によりイメージしやすい人に変えますね。

科学者であったり、発明家であったり。

また自分が好きな偉人であったりしてもいいでしょう。

もちろん俳句なんかが得意な人は詩人のほうがイメージしやすいと思うので、そちらを利用してもいいと思いますが、イメージしづらい人は別の人でもいいかと思います。

おそらく「イメージのしやすさ」をポイントにしたほうが、効果は高いと思うので、臨機応変に対応が可能かと思います。

また一応そのほかにも創造性を高める方法を解説している記事をいくつかピックアップして添付しておきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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まとめ

少し長くなったので、最後にまとめておくと。

柔軟な発想をするためには、子供やアーティストなどをイメージすると想像性が高まる。

これはメリーランド大学やノースダコタ州立大学が行った研究により判明していて、子供や詩人といった年齢職業の人をイメージした後に、創造性のテストを行った場合、創造性が高まったことが分かっている。

創造性が高まる理由に関してはっきりとした原因は分かっていないが、今まで凝り固まった考え方(思考のルーティン化)が、子供やアーティストといった視点で見ることによりほぐれ、いろんな物の見方が出来るようになるのではないか、と考えられている。

そのため応用方法としては、子供のように考えたり、子供の目線で物事を見るように努めたり。

はたまた、偉人や研究者、アーティストを想像すると、柔軟な発想をすることが期待できる。

まとめるとこんな感じですね。

ぜひ参考にどうぞ。

 

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