発想力を高めるには、目を閉じると良いって話。

今回はタイトルにある通り。

「発想力」に関して面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

先に結論から伝えておくと、目を閉じることによって、発想力を高めることにつながり、創造性やアイデアが出やすい状況を作ることが出来るということが分かっています。

なので、アイデアに煮詰まったりだとか、A案かB案で迷った時などの決断を求められたときは目をつぶって考えてみることをお勧めします。

創造性が高まるときは目線が良く動く。

ではさっそく。

目を閉じると創造性が高まるというその根拠から解説していくと。

これはミラノビコッカ大学が行った研究もとになっていて。

この論文では、被験者を38名集め、ある実験が行われました。

その実験というのが、集まってもらった被験者に対して、創造性テストを行っていくわけですが、研究チームは「被験者の目線」に注目して、実験が行われました。

創造性テストというのは、いわゆる「謎解き」などをイメージしてもらえればいいかと思いますが、テレビ番組などにある「IQを図る問題」のようなものが創造性テストとして用いられました。

その際に、2つの特徴があることに気づきます。

それは

  1. 問題を解く際に、瞬きが少なくなり、目線が動かないケース
  2. 問題を解く際に、瞬きが多くなり、目線がキョロキョロと動くケース

この2つに該当していることに気づきます。

この2つのケースと創造性テストとの結果を見比べていった際に、面白い違いが判明しました。

創造性テストの結果が高かった人ほど、問題を解く際に瞬きが多くなり、目線がキョロキョロと動く人が多いことが判明し、逆に瞬きが少なくなり、目線が動かない人というのは、創造性テストの結果が低い傾向にあることが分かりました。

なぜ瞬きが増える、視線が動くと想像力が上がるのか

では次に。

なぜ瞬きが増えて、視線がキョロキョロと動く人のほうが、創造性テストの結果が高かったのか。

その理由について解説していくと。

このミラノビコッカ大学の研究チームは以下のようにコメントしていて。

「問題を解くときに、瞬きの回数が多くなる人のほうがひらめきが生まれる確率も高まっていた。それはおそらくドーパミンの機能が高まるからだろう」

という風にコメントしています。

いわば「ドーパミン」という脳内伝達物質が影響しているとコメントしているわけですね。

これはどういうことかというと。

目線が動かないというのは、要するに「分析」を脳内で行っている状態です。

一方で目線が動いているというのは、「自分の内側に意識がある状態」を意味していて。

裏を返すと分析的な方法を使って考えていると瞬きは減り、自分の内側に意識がいっている状態になると瞬きの回数が多くなることが言えるわけです。

そして。

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このドーパミンが放出されることによって、集中力や認知機能が高まった結果、創造性テストの結果が高かった、ということが推測されるわけです。

強制的に内側に意識を持っていく

とすれば。

このミラノビコッカ大学の研究を僕らはどう生かしていけばいいのか、という話につながってくるわけですが、「意識を自分の中に持っていく」ことが出来れば、ドーパミンが放出され創造性が上がる、ということが推測できるわけです。

そして、「意識を自分の中に持っていく方法」というのが、「目を閉じる行為」ということなんですね。

目を閉じることによって、外部からの情報は遮断され、半強制的に自分の中に意識が持っていかれます。

その結果ドーパミンが放出され、想像力が高まるので、良いアイデアが出やすくなる。

イスラム教を産んだムハンマドも神からの啓示を受けたのは、瞑想しているときだった、ということが言われていますが、この瞑想というのも「目を閉じる行為」です。

もしかしたら、目を閉じていてドーパミンが放出されていたため、発想力が高まり、イスラム教が生まれたのかもしれませんね。

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瞑想自体には、本当に多岐にわたってその効果が実証されているので、試しておいて損はないかと思います。

ともかく、目を閉じることによって創造性が高まる、ということが言えるので、活用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

少し長くなったので、最後にまとめておくと。

ミラノビコッカ大学の研究によって、分析的な方法を使って考えていると瞬きは減り、自分の内側に意識がいっている状態になると瞬きの回数が多くなることが分かった。

瞬きの回数が少ないほど、発想力が高まるが、それはドーパミンなどが影響していると考えられている。

そのため、日常生活で応用していく場合は、強制的に「意識を自分の中に持っていく」ことが重要で、そのためには「目を閉じる」ことによって想像力を高めることが期待できる。

まとめるとこんな感じですね。

ぜひ参考にどうぞ。

 

 

 

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