【仕事も勉強も】スタンディングデスク最強説。

今回はタイトルにある通り。

「スタンディングデスク最強説」ということに関して解説していこうと思います。

先に結論から伝えておくと。

勉強や仕事において座って作業をする普通のデスクよりも、スタンディングデスクの方が生産性が高まり、より多くのメリットがあることが分かっています。

なので、座って勉強をしたり仕事をしたりするよりも、立って勉強をしたり仕事をした方がいいということが言われています。

スタンディングデスクの知られざる威力

では早速。

スタンディングデスクが仕事や勉強において最強である、というその根拠から解説していくと。

これはモントリオール大学が2015年に行った研究がもとになっていて。

この論文では18人の学生を集めて2つのグループに分かれていってもらいます。

  1. トレッドミルデスク
  2. 普通のデスク

この2つのタイプの学習法に分けていきました。

トレッドミルデスクというのは、いわゆるスタンディングデスク+ランニングマシーンが一体となったもので。

歩きながら、作業ができるデスクというものをイメージしてもらえればいいと思います。

このトレッドミルデスクと普通のデスクとの2つのグループに分かれた学生は、同じメールの文章を読んでいってもらいました。

その後に、両社の脳波を測定しながら、メールの文章からテストを出題し、「どれぐらい正答率に違いが生まれるのか」ということを調べていきました。

その結果面白いことが判明して。

実際にトレッドミルデスクを使ったグループは、普通のデスクで座りながら学習したグループよりも約35%ほども正答率が高いことが明らかになっています。

また、実験に参加した学生たちも「集中力が上がっていた」ということを回答していて、自他ともにトレッドミルデスクの方が学習効率が高いことが明らかとなりました。

さらに。

研究グループは脳派も確認していたのですが、脳の中では

  • 注意力
  • 集中力
  • 記憶力

こうした機能を使う脳の部位がトレッドミルデスクを活用したグループの方が、より活性化していることも明らかになっています。

つまり、普通のデスクを使って座って学習したり、仕事をしたりするよりも、スタンディングデスクなどを活用した方が、集中力や記憶力などが向上するため、生産性が高いということが言えるわけですね。

なぜ座るよりも立った学生の方が正答率が高かったのか

では次に。

なぜ普通のデスクで座ってメールの文章を読んだグループよりも、トレッドミルデスクを使い歩きながらメールの文章を読んだグループの方が正答率が高かったのか。

これは「運動することにより脳機能の向上」が原因だとされています。

というのも、僕らホモサピエンスが発達して文明をもったのはここ数千年ほどです。

もっと言えば、座って仕事をしたり勉強をするようになったのなんて言うのは、数百年ほどしか歴史はありません。

それ以前の数十万年間は、ずっと「体を動かして活動する」生き物がホモサピエンスでした。

原始時代では、体を使い狩猟をし、身近な危険から身を守っていた。

そうした遺伝子が残っているために、「体を動かすことが脳を働かせること」に直結するようにできているわけです。

その証拠に。

学者として有名なジョンレイティ教授も「脳を鍛えるには運動しかない」というド直球の本を書かれていますし、数々の研究で証明されています。

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上記記事でも触れていますが、運動をすることが一番脳を活性化させることができるわけです。

運動することが脳を活性化させることにつながったため、座ってメールの文章を読んだグループよりも、トレッドミルデスクをを使った学生の方が正答率が高かった、といえるわけです。

当然トレッドミルデスクというのは、スタンディングデスク+ランニングマシーンなので、スタンディングデスクよりも体を動かしています。

なので、おススメとしてはトレッドミルデスクですが、なかなか難しいという人は「スタンディングデスク」でも十分効果が期待できると思います。

スタンディングデスクを使ってみた結果

んで。

この研究を知る前から、僕自身スタンディングデスクを使って仕事をしていたり、本を読んでいたりしていたんですね。

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上記記事でも触れていますが、ディーキン大学の研究なんかでは、座ることによって寿命が縮まるという研究なんかもあったりします。

また、体を動かして学ぶといったアクティブラーニングというのは学習効率がかなり高いことが、今回紹介したモントリオール大学の研究以外でも知られている。

だからこそ、僕自身結構前からスタンディングデスクを日常的に取り入れていました。

スタンディングデスクのデメリット

その個人的な経験談を解説すると。

まず作業効率が上がるかっていうと、最初の2週間ぐらいは「下がります」。

というのも、慣れていないため、立ちながら仕事をするっていうのはシンプルに疲れます。

試しに立ちながら仕事をしてみてほしいんですが、僕の場合はパソコンを使う仕事がほぼすべて。

となると、足の方に力がいって疲労するって言ったことがありました。

あと気が散る。

これは体力との兼ね合いもありますが、立つっていうことって普段の生活になかなかない行為なんですね。

歩いていたり、座っていたり。

そういった体の動きは慣れていますが、実際にスタンディングデスクを使って「立ち続ける」っていうのは、以外に「違和感のある行動」なんですね。

なので、最初はかなりなれなかったのを覚えています。

スタンディングデスクのメリット

ただ2週間以上経ってからは、かなりスタンディングデスクの威力を感じることが多くなっていきます。

具体的に言えば、集中力まして作業がはかどる。

これはモントリオール大学の研究でもありましたが、十分スタンディングデスクでも効果が確認できました。

そもそも座っていたりすると、楽な体制だからこそ、その分気が散ったり、眠くなったりすることがある。

だけど、スタンディングデスクを使って立っていることになれると、気が散ることもなくなれば、楽な姿勢ではないからこそ眠くもならない。

体感として集中力が1.5倍ぐらいに上がったなって感覚さえありましたね。

なので、僕個人的にはスタンディングデスクはすごくおすすめでした。

歩きながら暗記するのはめちゃくちゃ効果的

あとスタンディングデスクのほかにも、今回のモントリオール大学の研究ではトレッドミルデスクを使った学習ということで「運動+学習OR勉強」という意味合いがありました。

スタンディングデスクでは、立つという行為だけなので「歩く」という行為が抜けていたりする。

そんな中で、学習するためにはアクティブラーニングが重要ということも知っていたので、歩きながらの学習を別で取り入れていたりしました。

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具体的に言えば、上記の方法などを駆使して、kindleで買った本を自動でiPhoneで読み上げてもらい、散歩しながら聞くというようにして学習していました。

そういった歩きながらの学習をしてみて思ったのは歩きながらの学習は、マジでヤバイということ。

座りながら本を読んだりするのが今まででしたが、歩きながら、しかも聞きながらということで学ぶのはめちゃくちゃ頭に入ってきます。

スタンディングデスクの仕事効率が1.5倍という過程をするなら、僕個人的に3倍ぐらいあってもおかしくないんじゃないかなっていう風に思いましたね。

それぐらい頭に入ってくるし、そもそも運動しているということで、脳は活性化している状態で情報が入ってくるので、定着率や理解度も相当高かったと思います。

仮に座って本を読んだ場合、7割ぐらい忘れるのに対して、半分、もしくはそれ以上学んだ内容を覚えている感覚はありましたね。

それぐらい個人的にはおすすめの学習法でした。

スタンディングデスク+ステップバーは最強か?

とすると多くの人が考えるのは、スタンディングデスクとステップバーがいいんじゃないかという疑問。

一番いいのは、モントリオール大学の研究にある通り、トレッドミルデスクを導入するというのが一番いいわけですが、高い上にスペースをとるということで、少しハードルが高い。

そうなるとデスクの代わりにスタンディングデスクを導入して、ステップバーを置くのが一番いい気がします。

僕も同じように思ってスタンディングデスクとステップバーを導入してみました。

ただ結論から言えば、「あんまりよくない」というのが感想でしたね。

僕の買ったステップバーが安物だった、ということもあると思いますが、まずステップバーが歩くよりもハードだということ。

このハードさが余計に「気が散る」という気持ちを強くさせるんですね。

仮に読書をしながらステップバーを踏むという行為をしたとき、本を読むということよりも「足を踏む」ということの方がハードだからこそ気が向いてしまう。

そうなると本の内容なんて2の次3の次なんですよね。

歩くことのなにがいいかって、「体を無意識に動かせている」ということにほかなりません。

逆に「本気で走りながら学習する」ってできないじゃないですか。

それと同じで、ハードだからこそ、歩くことに気が向いてしまい、学習効率が落ちるっていう感覚があったんですよね。

だからスタンディングデスク+ステップバーというのは僕的にはあまりお勧めできなかったですね。

それであれば、スタンディングデスクを使ってその場で足踏みするということの方が十分よかったと思います。

裏を返すと「スタンディングデスクだけ」で十分で、スタンディングデスクに慣れてしまえば最強だという風に言えると思いますね。

まとめ

少し長くなったので最後にまとめておくと。

座って勉強をしたり、仕事をするよりも、体を動かしながら学習や仕事などをした方が生産性が高まる。

それは体を動かすことにより、脳が活性化し、その結果集中力や注意力、記憶力といった部分に影響を及ぼすためである。

そのため普通のデスクよりも、スタンディングデスクなどを活用した方が、仕事や勉強での生産性が高まるといえる。

まとめるとこんな感じですね

ぜひ参考にどうぞ。

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ブラック企業の会社員として、12時間以上働きながら始めた副業が、開始2ヶ月で23万円稼ぎだしサラリーマンの給料を超える。さらに4ヶ月目には月収30万円、その後も月収63万円と減ることはなく、サラリーマン時の約4倍の収入を得る。

これまでの経緯やノウハウを電子書籍化した結果、大手電子書籍掲載サイトにて、新着ランキングトップ10位入りの常連と化し、最高位2位を受賞。更に2017年4月にはAmazonに電子書籍を出版し、アマゾンランキング1位を2部門で受賞。見事2冠を達成し大きな反響を得る。

現在は独立しオウンドメディア運営、情報ビジネス、webマーケティング関連など様々な事業を展開。節税の為に法人化するか現在検討中。

会社に雇われなくとも,自由に生きて行ける」をモットーに、誰にも雇われない人生を送る。更に今後活躍が期待される注目株。

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