今回はタイトルにある通り。
「仕事が捗る部屋作り」に関して、面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。
まず結論から言うと、
- 専用スペースを作る
- 部屋をカスタマイズする
- デジタル管理
- 音の管理
この4つが、仕事が捗る部屋作りをする上で、大切なことになってきます。
仕事が捗る部屋の効果
まずは根拠とその効果に関して、伝えていこうかなと。
僕自身自宅で仕事をすることが大半で、独学ながらも、適切な仕事部屋というのを作っていました。
ただ、「これで正しいのかなぁ〜」っていう風に思っていたこともあって、仕事が捗る部屋の作り方に関して、学んでいたんですよね。
その中で、以前から紹介している「やばい集中力」という本の中に、ちょうど仕事部屋に関する記述があったので、それを参考にし始めたのが、そもそものきっかけでした。
その上で。
この本の中で取り上げられている論文によると、学生を対象にした研究で、勉強専用スペースで学習に励んだ被験者は、そうじゃないグループの学生の比べ、成績が20〜40%も向上したことが明らかになっています。
当然上記の研究は「学生」を対象にしているので、社会人や仕事の捗りに直接影響していることは断言できませんが、少なからず「集中力」という点では、影響しているとみて間違いないわけですね。
「スマホを仕事中は絶対に見るな!約4秒見るだけで作業効率が劇落ちする!」
またこの記事でも紹介している通り、僕らの集中力というのは、本当に脆いもので、適切に管理してあげないと、集中が散っていってしまうものなんですよね。
さらにさらに、追加で伝えておくと。
この記事にも書いている通り、集中っていうのは分散させればさせるほど、脳が疲れていくことが明らかになっています。
このことを見ても、「集中力が維持できる仕事部屋」を作ることが、どれだけ重要かってことが見えてくるわけです。
専用スペースを作る
ここまでで仕事部屋として、特定の作業スペースを確保することがどれだけ大事かを解説してきたわけですが、やることとしてはさほど難しいことはなく。
やばい集中力で解説されている仕事部屋作りを紐解いていくと、「邪魔」なものや、「気が散ってしまうもの」をなるべく排除することが、部屋作りの基本となります。
- 専用スペースを作る
その上で1つ1つを見ていくと。
まずは専用スペースを作る。ということ。
これはある意味当たり前ではありますが、理屈を説明しておくと。
そもそも僕らの脳というのは、「情報」と一緒に「場所」で認識しています。
実家近くの公園に里帰りした時、「小学校の時よく遊んだなぁー」という思い出が蘇ってくることがあります。
これは「公園」という場所と「遊んだ」という情報とが、一緒になって記憶されているからですね。
専用スペースを作る理由も全く同じで。
「このスペースは仕事をするためのスペースだ」という風に、潜在意識に認識させることで、余計なことを考えず作業をするために、必要になってくるもの。
反対に、「寝転んでいる場所」で仕事をしようとすると、「いつも寝転んで休んでいる場所」という風に情報と場所とが覚えてしまっているので、集中しようと思ってもできないわけです。
ですから、「仕事をするためだけの場所」として、専用スペースを作り、そこでは仕事以外しないというポジションを作ることが、まず大切なわけです。
部屋をカスタマイズする
専用スペースを作ったら、次にすべきなのがこれ。
- 部屋をカスタマイズする
部屋をカスタマイズとは具体的に、「気が散るものを排除」していくことを意味します。
特に潜在意識というのは、食欲や制欲といった欲望が強いので、これらに関するものなんかが散らばっていると気が散って集中なんてできるはずがありません。
また散らかっている部屋も、散らかっていることで気が散る可能性を排除しきれないので、「専用スペースには不必要なものを置かない」という風にカスタマイズするのが基本。
(青いものは集中力を高めたり、自制心を保つために鏡が効果的だとありますが、そういったものはあってもいいでしょう。)
※参考記事:「自制心を保つための方法!100均にある鏡が超効果的に使えることが判明!w」
ですから、パーテーションで区切ったり、カーテンを使って区切ったり。
それができない場合は、やばい集中力の本書にある通り「マスキングテープ」なんかで区切っても効果が期待できるとしています。
避けない情報を入れない
次が、
- デジタル管理
このデジタル情報は、要するに「スマホ」が該当しています。
冒頭で伝えた「スマホを仕事中は絶対に見るな!約4秒見るだけで作業効率が劇落ちする!」
この記事にもある通り、余計ない情報が頭によぎった途端、瞬時に集中力はなくなります。
ましてや友人からのラインが来た時なんかは、それだけで集中力は崩壊します。
ですから、pcやスマホなどのデジタル端末は、情報をシャットアウトするように配慮しないと仕事を捗らせることはできないということ。
僕も基本的に仕事をしている時や集中したいときは、通知をオフにしています。
最低限スマホを使う仕事もあるので、そういう時は「連絡がくるアプリ」を特定しておいて、そのアプリの通知を消しています。
それぐらい繊細に集中力を守っていかないといけないということなんですよね。
音の管理
そして最後は、
- 音の管理
です。
音というのは、僕的に意外でしたが、よく考えてみれば納得で。
自宅の部屋ではさほどうるさい音はしませんが、カフェなんかで仕事するときは「うるさい人の会話」なんかがあると、気が散ってしまい捗ることも捗らなくなってしまいます。
あと普通に救急車のサイレンだったり、選挙カーだったりは、普通に通ってきてしまうので、音の管理というのはかなり大切だという風に言われています。
これを知ってから僕は、air potsなんかでもノイズキャンセリング機能がついたものが、販売されているので、導入しようか検討中です。
音の管理は盲点でしたが、これ以上音が気になるようになれば、取り入れようかなと。
まとめ
最後にまとめておくと。
- 専用スペースを作る
- 部屋をカスタマイズする
- デジタル管理
- 音の管理
仕事部屋を作る方法は、上記4つの項目をチェックしながら行うと、捗る仕事部屋を作ることができる。
ポイントは「気が散る物」をいかに排除するか。「邪魔をいかにさせないか」。
ここがポイントになってきます。
ぜひ参考にどうぞ。