「忙しくて時間がない」と感じている方に、ゼッタイにみて欲しい記事。

今回はタイトルにある通り。

「時間」に対して、面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

おそらく日本人であれば、大半の人が感じている「時間がない」という感覚。

この感覚が少しでもあるのであれば、自分の体感時間を伸ばすために効果的な方法というものがアメリカの研究により判明していますので、それを紹介しておきます。

まず結論から言ってしまえば、「意思決定者になる」ということ。

これが結論です。

面接者と面接官で時間の感じ方が違う

「意思決定者になる」と言われてもちょっと漠然としすぎているので、もう少し詳しく解説していくと。

これは被験者557人を集めたカリフォルニア大学で行われた研究が元になっていて。

この研究では大まかに5つの研究が行われていて、どれも時間に対して僕ら人間がどのように捉えているのか?ということに関して調査が行われるわけですが。

1つだけピックアップしてその研究を紹介しておくと。

被験者の中から102の学生を集め、2つのグループに分けます。

1つ目のグループが、会社に面接をしにいくところを想像してもらったグループ。

2つ目のグループが、会社の面接官になってもらったところを想像してもらったグループ。

この2つに分けた後に、両者に「面接」するところをイメージしてもらいました。

その後に、時間に対する捉え方のアンケートを取ったところ面白いことが判明しました。

1つ目の「面接にしにいく」と想像したグループは、時間に対してタイトな捉え方で、決して「余裕がある」という回答は少なく、常に時間に追われている傾向が強かったのに対して。

2つ目の「面接官である」と想像したグループは、時間に対して余裕を持ち、時間に追われているという感覚ではなく、時間を操っているという感覚を持った傾向が強いことが判明しました。

ここで大切なのは、両者ともに「学生」であり、面接官という立場を「想像」しただけにすぎないということ。

この違いだけで、「時間に対しての感覚」が全く異なったことが、この研究により判明した、ということなんですね。

時間飢饉が原因となっている

このことをもっと掘り下げていくと、最近研究者の中で話題に上がっているのは「時間飢饉」という考え方です。

この時間飢饉に対しては

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こちらの記事で詳しく解説していますが、わかりやすくいうと「物理的に時間がないのではなく、時間がないという感覚に襲われ、時間がないように錯覚してしまう現象」のことを意味します。

この物理的に時間がないというのではなく、「体感時間が少ない」という問題である時間飢饉が最近話題で、結構問題視されているわけですが、今回のカリフォルニア大学の研究も正しく「時間飢饉」によって、生まれた違いだということが推測できます。

どういうことかというと。

今回の研究を紐解くと、両者ともに「学生」であり、「面接官と面接者を想像」するだけで、時間に対しての捉え方が変わりました。

面接者となると、「審査」される側であり、そこに決定権はありません。

一方で面接官となると、「審査」する側であり、決定権を持っていることになります。

大切なので、何度も言いますが、この違いを「想像するだけ」時間飢饉に対しての余裕が生まれ、「時間がない」という感覚が薄れたことにより、体感時間が長くなった、ということなんですね。

つまり何が大切なのかというと、

  1. 意思決定を持っている
  2. 予定を決められる
  3. 部下→上司

このような立場にあるor権限がある、という「自分でコントロールできる」という感覚を持つことが、「時間がない」という感覚から抜け出すために重要になってくるポイントだということです。

それは多くの人が「物理的に時間が足りない」というのではなく、「時間に追われるため、体感時間が短く感じている状況にある」という時間飢饉が原因だから。

だからこそ、「意思決定者になる」ということが、体感時間を長くするために重要になってくるポイントなんですね。

さらに言えば。

この「自分で意思決定している」ということは、仕事への満足度や離職率の低下、さらに生産性の向上など、様々な好影響があるとされています。

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それらはこの記事でも紹介していますので、気になる方は参考にしてみてください。

時間がない状態から余裕を持つようになった体験談

んでね。

正しくこのことは、僕自身が経験していて。

それこそ今では好き勝手に仕事をして、好き勝手に休みをとっていて、スケジュール管理やタスクの進め方など、自由度はかなり高い仕事をしていますが、それ以前まではサラリーマンでした。

しかも結構スケジュールは会社に決められた時間に沿ってやるタイプの会社員時代で。

別にサラリーマンをどうこういうつもりはないけど、「決定権」という意味では全く自由はなかった。

やる仕事も上から降りてくるのを処理するだけだし、会社の都合で自分のスケジュールは決まるし。

それと今とを比較できる立場にいるわけだけど、やっぱり自分自身に「決定権がない」ということは、かなりの時間感覚を奪っている印象を感じますね。

例えるなら、なんだろーな。

学生の時のアルバイトで、「残り4時間かぁ〜」ってめちゃくちゃ長い感じがしたけど、自分が好き勝手に決めて、タスクを進める「4時間」はめちゃくちゃ短く感じる。

短い長いっていうのを通り越して、時間の密度と充実度がまるっきり違う。

体系は違うけど、サラリーマン時も同様で、時間に追われている感覚が常にあり、「時間がない」という感覚で溢れていた気がします。

要するに、これらの大きなポイントは「主体的」であるか「受動的」であるかが、大きなポイントになってくることが見えてきて。

上記で紹介したカリフォルニア大学の研究も、「面接者」は受動的だし、「面接官」は主体的です。

つまりこの主体的か受動的かが、時間感覚に大きな影響を与える、ということなんですね。

これが意思決定者であることの重要性を意味しているというわけ。

マルチタスクの危険性

さらに言えば、社会学者のジョンロビンソン教授なんかも、同じことを言っていて。

彼が言っているのは、現代においては過去に比べ、絶対的に余裕を持てる時間は増えている。

現代では機械が発達し、人間に代替えできる製品は増えているはずで、相対的に見れば時間的余裕は増えているはずである。」

しかし現代人は時間がないと感じ、過去よりも余裕があると感じている人は少ない。

その理由は、仕事が複雑化したため、1つの事柄に取り組む時間が極端に減り、1つのタスクに取り掛かっているのにも関わらず、傍らには次のタスクが頭の中に混同しているマルチタスクが原因だ。

このマルチタスクにより、生産性は40%激減し、1.5倍も仕事時間は増え、反対にミスは1.5倍増えることがわかっている。

つまり、現代人はなるべくして時間を捨てているのである。

そんな風に言っています。

これも「時間飢饉」という概念が根本にあり、物理的に時間がないのではなく、「時間に追われている」という感覚から、体感時間が減っていっていることを伝えています。

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さらにマルチタスクの危険性に関しては、この記事なんかでも紹介しているので、ぜひ覗いてみてください。

まとめ

ちょっとごちゃごちゃしてしまったので、最後にまとめておくと。

忙しくて時間がないというのは、物理的な意味ではなく、精神的な部分が大きな要因で。

「時間飢饉」という概念が、現代人の時間を奪っている。

過去に比べ機械の発達により、確実に時間が増えているのに、現代人が時間がないと感じるのはそのため。

その原因となるのは、主体的か受動的かの違いが大きく、「意思決定者=主体的である」という感覚を想像するだけでも、体感時間が増えることが研究によりわかっている。

だからこそ、まずはスケジュールや仕事の進め方など「自分で決める」という裁量権を持ち、主体的に物事を進めることが大切。

また、マルチタスクも時間を奪う原因となり、マルチタスクをすることにより「仕事が山積み」と脳が錯乱するため、余計時間飢饉を引き起こす。

なので、マルチタスクを辞め、主体的に物事を決定していくことが、時間がない、という人にとって効果的な対策法になる。

まとめるとこんな感じですね。

ぜひ参考にどうぞ。